「紅葉カメラ」はコレだ! 風景撮影が得意なデジタル一眼をプロが選んだ! – GetNavi web (登録) (ブログ)



行楽シーズンである秋がいよいよ到来。連休などを利用して、紅葉など、季節ならではの風景・絶景を見に行く方も多いのではないでしょうか。美しい風景を綺麗な写真で記録したい! とは思うけれど、スマホやコンデジでは目の前の景色の鮮やかさが再現できず、思ったように撮れなかった……という苦い思い出がある人もいるはず。そこで今回は、色再現や解像力に優れ、風景撮影に最適なデジタル一眼カメラをプロカメラマンの吉森信哉さんが推薦! オススメの3モデルを厳選し、その性能を実際に使用・また、撮影した写真をすみずみまでチェックして検証しました。

【今回のガイド】

カメラマン

吉森信哉さん

風景や寺社仏閣撮影をライフワークとするプロカメラマン。カメラの新製品レビューや評価の経験も豊富。

【3項目CHECK】

風景撮影用のカメラで重要な3項目をチェックしました!

①色再現

花や葉を色鮮やかに写せるかは、風景撮影でもっとも大事なポイント。鮮やかなだけでなく、色が飽和せずに被写体の質感が残っているかもチェックしました。

②解像感

カメラの解像感が高ければ、立体的な風景描写が可能になります。細かい葉や枝がつぶれていないかをじっくり確認しました!

③階調再現

階調再現性が悪いと、淡い色の花や雲などが白飛びしやすくなってしまいます。解像感同様、風景を立体的に写す要素の一つとして重要なのです。

ダントツの解像感と鮮やかな色描写が光る

82-A

リコー

PENTAX K-3Ⅱ

実売価格15万7290円(16-85 mmレンズキット)

屋外使用でも安心な防塵・防滴性能、堅牢性を持つデジタル一眼。解像感の高さ・色鮮やかさにも定評があり、センサーを1画素ずつ動かして4枚の画像を連続撮影し、解像感を高める「リアルレゾリューション」優秀です。

○SPEC

●有効画素数:2435万画素 ●撮像素子:APS-C型 ●ISO:100-51200 ●連写:約8.3コマ/秒

82-5

↑センサーを微少駆動させ、モアレ(※)などを防ぐ「ローパスセレクター」という機能を搭載します。効果の強弱を選ぶこともできます。

(※)モアレ:細かな格子柄などを撮影した際に生じやすい、干渉縞のこと。

【3項目CHECK】

①色再現 ★★★★

風景リコー1

花と葉、共に鮮やかで色飽和も微少。コントラストがやや低めですが、シャドー部まで十分再現しています。

②解像感 ★★★★★

風景リコー2

適度にシャープネスが高く、葉や茎の凹凸まで解像されています。色鮮やかなこともあり、見栄えのする写りです。

③階調再現 ★★★★★

風景リコー3

日が強く当たる部分も白とびが少なく、適度に階調が残っています。立体感もあり、風景向きの仕上がりと評価できます。

【作例】

風景リコー35mm ISO100 F8 1/200秒

K-3-2_sakurei52mm相当 ISO200 F2.8 1/320秒

3種類のファインダーを有するユニークなミラーレス

82-B

富士フイルム

X-Pro2

実売価格18万6440円(ボディのみ)

ミラーレス一眼でありながら、EVF(電子ファインダー)とOVF(光学ファインダー)を切り替えられ、さらには複合した使用ができるというユニークな機能が特徴。解像感の高さに定評のある、X-Trans CMOSⅢセンサーも搭載しています。

○SPEC

●有効画素数:2430万画素 ●撮像素子:APS-C型 ●ISO:100-51200 ●連写:約8コマ/秒

 LX11_OVF(P1)_k2

↑「エレクトロニックレンジファインダー」を搭載。OVF(光学ファインダー)上のピント位置を、EVF(電子ファインダー)で拡大表示できるという同社独自の機能です。

【3項目CHECK】

①色再現 ★★★★

風景フジ1

色濃く、メリハリのある仕上がり。色飽和は少なく、わずかな色の違いまで再現されています。

②解像感 ★★★★

風景フジ2

解像感が高く、メリハリもあるためシャキッとした写り。細かい凹凸もはっきりと見てとれます。

③階調再現 ★★★★★

風景フジ3

強い光が当たる部分も十分な階調が残り、適度な質感も感じられます。風景に適した硬質な写りです。

【作例】

風景フジ35mm相当 ISO200 F8 1/500秒

X-P2_sakurei53mm相当 ISO800 F11.0 1/27秒

 基本機能が充実した堅実なミドルクラス機

82-C

キヤノン

EOS 80D

実売価格16万1280円(18-135mmレンズキット)

タッチパネル式のバリアングル液晶や、倍率の高い光学ファインダーを備えた中級機の代表的存在。被写体を選ばない使い勝手の良さが魅力です。

○SPEC

●有効画素数:2420万画素 ●撮像素子:APS-C型 ●ISO:100-16000 ●連写:約7コマ/秒

82-14

↑背面に同社中級機の証といえる、サブ電子ダイヤルを装備。露出などの設定や再生時の画像選択が素速く行えます。

【3項目CHECK】

①色再現 ★★★

風景キャノン1

見た目の印象は鮮やか。ただし、ほかの2機種に比べてわずかに色飽和が見られるのが惜しいところです。

②操作感 ★★★★

風景キャノン2

解像感は十分なレベルです。しかしながら、レンズがカメラに追いついていない印象で部分的に収差の影響が見られました。

③階調再現 ★★★★

風景キャノン3

日が強く当たる部分含め、白飛びはほとんどなく質感が感じられる仕上がりです。シャドー部の階調も豊富。

【作例】

風景キャノン35mm相当 ISO100 F8 1/400秒

80D_sakurei250mm相当 ISO320 F5.6 1/400秒

風景撮影を得意とする3モデルを紹介しました。今回のテストでのオススメはPENTAX K-3Ⅱ。とはいっても画質的な差はほとんどありません。カメラを選ぶ際は写りの特性も意識しつつ、自分の理想に近い色再現のモデルを選ぶとよいでしょう。




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