アマゾン、宅配トラブル対策で車のトランク活用やスマートドアベルを検討か



 Amazon.comが、商品をいつも確実に時間通りに届けられるようにするため、受取人が不在の時でも配送ドライバーが車のトランクや家の中に荷物を届けられるシステムを検討していると、複数の報道機関が伝えた。

 配送に関しては、荷物が行方不明になる、受け取りサインを偽造される、商品が間違った場所に届けられる、さらには、おそらくこれが最悪のケースだろうが、玄関先に置きっぱなしにされた商品をたまたま通りかかった人に盗まれるといった問題が起きている。ほかのオンライン小売業者と同様、Amazonはこうした問題により、補償や商品の交換請求に日々直面している。

 9月には米国在住の夫婦が、Amazonから届いた商品が壊れていたとうそをついて商品を無償で交換させる手口で、計120万ドル相当の電子機器をだまし取り、有罪となった。

 商品の配送に関するトラブルは、消費者にとって不便なだけでなく、結局は小売業者の販売価格が高くなる原因にもなる。そのため、Amazonはテクノロジを活用してこのような問題を減らそうとしている。

 CNBCが匿名の情報筋の話として最初に報じたところによると、Amazonはスマートナンバープレートを手がけるPhrameと交渉しているようだ。Phrameはナンバープレートの裏に車のキーを安全に保管できる技術に加え、車のトランクを宅配荷物の受け取りロッカーとして使う技術も開発しており、「受取人が不在でも確実に配達ができる」とうたっている。

 このナンバープレートを取り付けた車の持ち主が、自分の車を対応アプリと接続すると、衝撃が検知されたり、車の窓が割られた恐れがある場合などに、警告を受け取れる。また、車をリモートでロックしたり解除したりすることも可能だ。

 なかでもAmazonが関心を持っていると思われる機能は、係員などからの「リクエスト」に応じてアプリ経由でトランクのロックを解除できるオプションだ。

 さらにCNBCの同記事によれば、Amazonは配送ドライバーが家の鍵を開け閉めできる「スマートドアベルデバイス」も開発中だという。




新技術が導入されれば宅配のトラブルも減るかもしれない。
提供:Amazon
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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