「ソフトバンク系格安SIM」はお得か? iPhoneで試算した(日経トレンディネット)



 2016年9月の「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」発売から半年が経ち、SIMロックが解除できる時期を迎えた。これを機に、大手携帯電話会社よりも通信料金が安い「格安SIM」に乗り換えて、通信料金を節約しようと考えている人もいるだろう。

【関連画像】ソフトバンク系「開幕SIM」の料金プラン表

 格安SIMは、NTTドコモやauのネットワークに相乗りしているものがほとんどだ。そのため、特にソフトバンクのiPhoneから格安SIMに乗り換える場合、ネットワークが異なるために、SIMロックの解除が必須だった。

 ところが2017年3月22日、ソフトバンクのネットワークを使う格安SIM「b-mobile S 開幕SIM」(以下「開幕SIM」)がサービスを開始した。ソフトバンク版のiPhoneでも、SIMロックを解除せずに乗り換えられる格安SIMが登場したのだ。

 そこで、ソフトバンク版のiPhone 7でソフトバンク系格安SIMにそのまま乗り換える場合と、SIMロックを解除してドコモ系の格安SIMに乗り換える場合とでは、どちらがお得なのか試算してみよう。

「開幕SIM」の料金プランは?

 最初に、乗り換え候補となる格安SIMの特徴を確認しておこう。まずは、ソフトバンク系格安SIMの開幕SIMからだ。

 開幕SIMは、b-mobileのブランド名で格安SIMを展開する日本通信が提供している。2017年4月7日時点ではデータ通信SIMのみが用意されており、通信容量は月1GBまで(月額料金880円)から月30GBまで(同4980円)の4種類から選択できる。

 音声通話SIMは用意されていないので、電話番号を変えずに通信会社を乗り換えられる「携帯電話・PHS番号ポータビリティー(MNP)」制度は利用できない。余った通信容量が翌月に繰り越せず、SMSオプションも用意されていないなど、昨今の格安SIMとしてはかなりベーシックなサービス内容だ。

 なお、日本通信と提携関係にあるU-NEXTも、「U-mobile S」のブランド名で同じ内容の格安SIMを提供している。

 続いて、SIMロック解除後に乗り換える格安SIMを見てみよう。今回候補に選んだのは、格安SIMの代表格「楽天モバイル」(楽天)だ。

 楽天モバイルでは、音声通話SIMとデータ通信SIMの両方が提供されている。料金プランは通信容量が月3.1GBまで(音声通話SIMの月額料金1600円、データ通信SIMは900円)から月30GBまで(同6150円、5450円)の5種類と、通信速度が低速で使い放題(同1250円、525円)の1種類、合計6種類が用意されている。

 通信容量があるプランでは余った分が翌月に繰り越される他に、最大5回線までの間で繰り越した容量をシェアするオプション(月額100円/1回線)も利用できる。また、各通話最初の5分間が無料になる音声通話SIM向けの通話定額オプション(月額850円)や、データ通信SIMではSMS機能を追加できるオプション(月額120円)が追加できるなど、オプションも充実しているのが特徴だ。

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