Windowsスマートチューニング 第444回 Win 10編: バッテリー駆動時は検索インデックスの作成を無効に



こんにちは、阿久津です。Windows 10が稼働するモバイルデバイスの利用時、気になるのがバッテリー消費です。下図は「アプリによるバッテリーの使用」ですが、筆者の利用形態からして「秀丸エディタ」が上位に来るのは理解できますが、担当編集者とのチャットに用いる「Slack」が意外とバッテリーを消費していることに気付きました。

「設定」の<システム/バッテリー>にある<アプリによるバッテリーの使用>では、バッテリーを消費したアプリケーションの順位を確認できます

このようにバッテリー駆動時は、不用なアプリケーションの動作をできる限り抑止したいものですが、まだまだWindows 10にはもの足りない部分があります。例えば、OneDrive/OneDrive for Businessの同期機能です。スマートフォンのテザリング先を従量制課金接続に変更しても同期は止まらず、上図でも分かるようにバッテリー消費を加速させています。

もう1つがインデックス作成機能。バッテリー駆動だろうが何だろうが、テキストエディターで更新したファイルを対象にインデックスの更新を行います。今月はバッテリー駆動時に検索インデックスの作成を無効にするチューニングをご紹介しましょう。

1. 管理者権限でレジストリエディターを起動します。
2. レジストリエディターが起動したら、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Searchキーを開きます(ない場合は作成します)。
3. DWORD値「PreventIndexOnBattery」を作成し、データを「1」に変更します。
4. <×>ボタンをクリックして、レジストリエディターを終了します。

これで操作が完了しました。

レジストリエディター(regedit.exe)で、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Searchキーに、DWORD値「PreventIndexOnBattery」を作成し、データを「1」に変更します

今回の操作は、Windows XP時代から用意されたオプションとして、目立たないチューニングの1つとして知られてきました。検索インデックスのベースとなるWindows Searchは、検索機能の一部を無効にするなど、使い勝手は悪くなりましたが、Windows 10でも本チューニングは利用可能です。

ただし、今後もDWORD値「PreventIndexOnBattery」が使えるとは限りません。まず、エクスプローラー自体がUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)化する可能性があり、一方でインデックス機能はサービスとして稼働しつつも、Win32ベースのコードで実現しています。時期は断言できませんが、Win32→UWPの移行はWindows 10のロードマップにあるため、早かれ遅かれ本チューニングは無効になるでしょう。その際はMicrosoftに同様の設定項目を「設定」へ加えてほしいと思います。

それでは、また次号でお目にかかりましょう。

阿久津良和(Cactus)




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