どれがベスト? タブレットで楽しむ動画配信サービス



当たり前になった動画配信サービス

ひと昔前は、テレビ以外で動画を観るのは特殊なことでした。しかし近年は動画配信サービスが充実するとともに気軽に楽しめるようになり、タブレットなどテレビ以外の機器で動画を観るのは当たり前のことになりました。動画配信サービスは、タブレットだけではなくApple TVやFire TVなどの専用機(セットトップボックス)でも楽しめるので、どちらがよいのかと悩む人も少なくないでしょう。

Apple TVと大型テレビの組み合わせ

Apple TVと大型テレビの組み合わせ

今回はタブレットと専用機で、動画配信サービスの楽しみ方がどう変わるか? また、動画配信を観るには、どちらがベストかをご紹介します。

コンテンツの楽しさは変わらないが『質』と『スタイル』が違う

タブレットと専用機で、コンテンツの面白さは変わりません。しかし、『質』と『スタイル』は異なります。専用機のApple TVやFire TVは、テレビに映像を出力するので大画面テレビを使えば迫力ある映像が楽しめます。また、スピーカーシステムが組まれていれば、臨場感のある音で楽しめます。この2点は、タブレットとは比較にならないほど高い質です。しかし、必ずテレビの前に居る必要があり視聴スタイルが固定されてしまいます。

リビングでNetflixを楽しむようす

リビングでNetflixを楽しむようす

タブレットの中にも大型ディスプレイを搭載する端末はありますが、50インチや60インチの選択肢があるテレビには及びません。また、テレビのように残像を低減する仕組みがないので、動きの速いコンテンツは見づらいことがあります。音に関しては、ようやくステレオスピーカーが標準になったところで、音質は「まずまず」止まり。しかし、通信環境があれば場所を選ばす自由な視聴スタイルで動画が楽しめるのは、タブレットならではです。

外出先でNetflixを楽しむようす

外出先でNetflixを楽しむようす

「質」は、専用機の方が格段に上です。しかし、「スタイル」は、タブレットの方が自由度があり楽しみ方を限定しません。音楽でいえば、専用機がコンポで、タブレットが携帯型音楽プレイヤーです。■Chromecastという選択肢もある

ここまでで、楽しみ方に自由度があるタブレットが良いけど、映画を大画面テレビで観たいこともあるという方には「Chromecast」という選択肢があります。

Chromecast。セットアップも簡単。

Chromecast。セットアップも簡単。

これは、テレビのHDMI端子に差し込むスティック型の機器です。Wi-Fi環境とタブレットで使っているアプリが対応している必要はありますが、環境が揃えばタブレットで観ている映像をテレビに映し出せます。本体価格が4,980円[税込]と安価なのも特徴で、4K UHDに対応したChromcast Ultraも登場したので、大画面かつ高画質で楽しみたい方も満足するはずです。



■VRがプライベートシアターに変身?


これまでとは趣向が違いますが、Googleが提唱するスマートフォン用VR「Daydream」では、ゲームだけではなくプライベートシアターとしても使うことを提案しています。これに、NetflixやHuluなどが対応を表明しています。

VRヘッドセットは高い没入感が得られるので、動画に集中して楽しめる環境が得られます。目論見通り普及すれば、視聴スタイルを変える可能性を持っています。

Google Daydream

専用機とタブレットの比較

それでは、専用機を「Apple TV」、タブレットを「iPad Air 2」に定めて、動画配信サービスを楽しむという切り口で比較していきます。

両者を選んだ理由は、第一に筆者が普段から使っているためですが、Apple TVのtvOSは、iPad Air2に搭載されているiOSがベースになっており共通点が多いのも理由です。

また、タブレットであれば、AndroidやWindowsの選択肢もありますが、Androidタブレットは、対応アプリも揃っており格安で購入できることは魅力なものの、OSのバージョンアップに不安があったり、iPad Air2と比較すると対応周辺機器が限られるのが懸念点となります。Windowsタブレットは、対応アプリが少ないので、余程の理由がない限り動画を楽しむ用途で使うにはあまりオススメできません。

■使えるアプリが違うので注意

ともにアプリをインストールして使います。Apple TVは、32GBと64GBモデルが販売されており、iPad Air2は32GBと128GBのモデルが販売されています。容量の違いはインストールできるアプリの数が違うだけで、楽しめるコンテンツには差はありません。

Apple TVは、現世代からアプリをインストールして使う仕組みに変わりました。しかし、iPadと比較するとアプリが出そろっておらず、使えるアプリ、つまり、楽しめるサービスが限られます。

たとえば、Amazonプライムビデオは、Apple TV用のアプリがないので使えません。一方のiPadは、多く普及していることもあり、さまざまなアプリがリリースされています。iPadでは、楽しめないサービスはないと言っても過言ではありません。

主要なアプリの対応状況を以下にまとめました。(2016年10月26日現在)

主要アプリの対応状況

主要アプリの対応状況

特色を持った動画配信サービスをピックアップ

動画配信サービスは、どれも同じではなく、他に無い特徴を持つサービスがあるのでピックアップしてご紹介します。■動画がダウンロードできる「Amazonプライムビデオ」

年会費3,900円[税込]のプライム会員として登録すれば使えるAmazonプライムビデオは、端末にコンテンツをダウンロードできます。このおかげで通信環境がないところだけでなく、移動中でも再生が途切れることなく安定して楽しめるのでタブレット向けとも言えます。また、音楽も聴き放題です。

■独自コンテンツと高画質が魅力「Netflix」

他と比較すると配信本数が少ないが、独自製作の魅力的なコンテンツが数配信されており、唯一無二の存在です。また、4K/UHD画質でのコンテンツ配信の取り組みが早く一部のコンテンツは配信を行っています。ただし、UHDでのストリーミング配信になると25Mbps以上の接続速度が必要となるので、これに耐えるネットワーク回線が必要です。

■テレビ好きには「Abema TV」

AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスは、観たい動画を自分で選んで楽しむ視聴スタイルですが、Abema TVはテレビ放送に似た作りです。テレビの前でのんびりと番組を観ている時間が好きという方にはピッタリです。

動画配信サービスを楽しむなら『iPad Air 2』がベスト!

動画配信サービスは、配信コンテンツ数と観たいコンテンツがあるかの2点を重視して選べば失敗はありません。これを楽しむ機器としてはiPad Air2をオススメします。その理由は。以下の3点です。

  • 対応アプリがあるか心配する必要がない。
  • いつでも・どこでも楽しめて、視聴スタイルを選ばない。
  • 大画面で楽しみたい時はChromecastが使える。
iPad Air 2 & Chromecast

iPad Air 2 & Chromecast

iPad Air 2は、使えるアプリ数と対応する周辺機器の多さで群を抜いており、オールラウンダーなのが魅力です。





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