Windows 10プレビュー版、消費電力効率化「Power Throttling」を正式採用



米Microsoftは4月19日 (現地時間)、Windows InsidersプログラムのFastリングに「Windows 10 Insider Preview Build 16179」をリリースした。マルチタスク作業時のバッテリー動作を効率化する省電力機能「Power Throttling (仮称)」、仮想マシンのリバートをサポートする「Revert VM」といった新機能を備える。

今年1月にInsider Preview Build 15002をリリースした時に、バッテリー動作の効率性を向上させる機能を最新のデバイスで実験的に試していることをWindows and DevicesグループのDona Sarkar氏が明らかにした。それがPower Throttlingである。Windows 10 Creators Updateへの採用は見送られたが、テストは継続しており、1つ前のInsider Preview Build 16176に組み込まれ、今回のBuild 16179で正式に新機能の1つに加えられた。

バックグラウンドで減速中(throttled)のプロセスはタスクマネージャーで確認できる
Power Throttlingを含む消費電力モードは、Power Sliderでシンプルに制御

Power Throttlingはマルチタスク作業時に、使用中のアプリケーションのタスクにCPUのリソースを優先させ、バックグラウンドのアプリケーションを減速させることで省電力性能を向上させる。Microsoftによると、アプリケーションの切り換えにもたつくことはなく、様々なアプリを同時に使用するケースにおいてCPUの電力消費を最大11%下げられる。現時点でPower Throttlingを使用できるのはSpeed Shiftテクノロジをサポートする第6世代以降のIntel Coreプロセッサを搭載するデバイスに限られるが、他のプロセッサにも対応を広げていく計画だ。

Windows 10ではHyper-Vの使用体験の改善が進められており、Creators Updateではクイック作成を用いたワンステップの仮想マシン作成、Nested Hyper-Vによるチェックポイントの作成と保存状態への移行などが実現した。Build 16179では、最後に仮想マシンを開始した状態に常にリバートできるようになった。




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