オズマガジン編集長のトリメキカメラさんぽ 4歩目 – ozmall.co.jp





オズマガジン編集長の古川が、写真に撮ることで日常のトキメキを記録する「トリメキ」さんぽを始めました。「トリメキ」というのは、カメラマンの川島小鳥さんが日常のキラキラしたものやことを撮影するオズマガジンの連載でした。その「トリメキ」を小鳥さんから引き継いで復活させたのがこの連載。編集長は、愛機の「OLYMPUS PEN E-PL8」(ブラック)を片手に、今日はどこで「よりみち」をしているのでしょうか?

更新日:2017/10/17


東京の駅の数は650以上。よりみちノート片手に予定のないさんぽへ出発

「予定を決めないさんぽ」と写真はとても相性がよくて、数ヶ月前からカメラを持つようになって増えたことは、まさにその「予定を決めないさんぽ」でした。

 今年オズマガジン編集部みんなで作ったのが「よりみちノート」というよりみちをログするためのノート。ここには編集部が選んだ東京の30の駅の白地図と、その駅周辺でさんぽのきっかけとなるカフェなど、4カ所の編集部オススメポイントだけが載っています。それ以外、自分でなんでも自由に書き込めるフリースペースで構成された、いわゆるノートです。

 なぜ雑誌編集者の僕たちがそんなノートを作ったのか? それはわたしたちは月刊で雑誌を作っていますが、どうしても「銀座」とか「横浜」とか、ある程度大きな駅の特集だけをせざるをえないことに少し違和感を覚えていたからです。東京には650を超える駅があるのにもかかわらず(知っていましたか?)、わたしたちがそこで日常的に降りる駅は、多くても10駅くらいでしかありません。じゃあそれ以外の640の駅はおもしろくないかと言ったら、そんなことは全然なくて、むしろそういう小さな駅にこそおもしろい「よりみち」はたくさんあるんじゃないか? ずっとそう思っていました。だからそれらの駅の地図をノートにして、そのエリアのよりみちは「あなた自身で」作っていってくださいと。そしてよかったらそれを共有して、東京の「よりみち」地図を一緒に作っていきましょうと、そういう思いでこのノートを始めました。

では、どうして「よりみち」なのか?

 わたしたちは慌ただしい毎日を過ごしているうちに、「予定を決める」ことでその慌ただしさをマネジメントしています。そしてその予定をルーティンにすることで、日々の生活のリズムを作っています。毎日を快適に過ごすために、わたしたちはそれぞれのやり方で、無意識に自分の時間を区切っているのです。自分の周りを見ても、大人はみんなほんとうによく働いて、毎日頑張っています。


 だからわたしたちは、せめてたまにはその「効率や無駄を省く」という価値観をひとやすみして、「よりみちする」ということを、雑誌のコンセプトにしています。

「予定を決めないさんぽ」。今日はPEN仲間でオリンパスの若尾さんを誘い出して、一緒に清澄白河を歩きました。清澄白河は最近はコーヒーの町として知られていますが、美術館があり、公園があり、古くからの工場がある、静かな下町です。


誰かと一緒にカメラを持って歩くと、その誰かのことが少し理解できる

 かといって女性と町を歩くと言いながら予定がまるで決まっていないのも不安です。彼女はどんなことが好きなのか? どこに行きたいのか? そんな「とっかかり」をつかむために、僕はよりみちノートにポイントされている4つのスポットから人気のコーヒーロースターを選び、まずは今日のさんぽのリサーチをすることにしました。しかし・・・。

「わたし、コーヒーってあまり飲んだことないんです」

 カウンターでオーダーをする瞬間の彼女のひとことで、さんぽのとっかかりを掴むつもりが一気にものすごい冷や汗が噴出です。そもそもコーヒーの町が売り物の清澄白河。誘い出す場所が間違っていたのか? オープンエアのお店の外の空は気持ちのいい秋空が広がって、これ以上ない絶好のさんぽ日和でしたが、急に心に暗雲が立ち込めはじめました。しかしそこに神のひと声。

「うちのラテはコーヒーが苦手な人も気に入っていただけますよ」

 ポパイから出てきたような清澄白河シティボーイ風の男性が、カウンターで穏やかに笑って素敵な助け舟を出してくれました。

「あ、美味しい! とっても美味しいです」

 ひとくち飲んだ若尾さんの顔が、外の秋空の太陽のように明るくなりました。カウンターを振り返ると、さっきの彼がにっこり笑ってこっちを見ています。

 いつもは飲まないコーヒーを、いつもは来ない町のカフェでオススメされて飲む。目の前ですっかりリラックスした彼女が、トーストとコーヒーの写真を撮り始めました。カメラさんぽ、どうやらうまく流れに乗ったようです。僕はほっと胸をなでおろしました。

 若尾さんはPENに単焦点レンズを装着していました。僕がつけているのは標準のズームレンズ。聞けば、いろいろ使ってみたけど、対象との距離を自分で調整できるのがおもしろく、自分に合っていると感じているそう。それから背景がぼやけやすいのも気に入っているポイントだとか。確かに写真を撮っていると、自分の流儀とか傾向が少しずつ固まってきます。そしてそれはもしかしたら、無意識的にカメラを使う人と世界の距離の取り方にも通じているかもしれないなぁと、真剣な彼女を見ながらそんなことをぼんやりと考えました。


 ふたりでよりみちノートとオズマガジンのバックナンバーの下町特集を見ながら、ひとつだけポイントをノートにマーキング。若尾さんのリクエストは、チョコレートの専門店でした。ここから歩いて15分というところでしょうか。

「薬局の前って、どうしてあの遊園地にあるみたいなオモチャの乗り物があるんでしょうね? これ、20円ですって」

「あ、見てくださいあの人。頭にサムライのカツラ被ってます」

「わ! このメロンパンすごい。すごい食感です」

 歩くスピードで町を見渡すと、町にはほんとうにたくさんの「おもしろいこと」が転がっていました。そしてその「おもしろいこと」に出会ったら立ち止まり、町の人に話しかけ、写真を撮ったりすることで、その解像度がどんどんあがっていきます。中にはますますピントが合わなくなっていくものもありますが、それはそれで楽しいのもまた事実。

 僕たちは2人とも清澄白河のことをほとんど知らなかったけれど、それでも目にするものがどれも新鮮で、お互い楽しくて、目的のチョコレート屋さんに到着するまでに1時間以上かかりました。撮った写真は数知れず、手には予想外の買い物で荷物があふれています。予定や約束がないから、いくらでもよりみちできる。それはやっぱりものすごい豊かな気持ちでした。大げさに言うなら、目の前に広がっているなんてことのないいつもの午後の世界が、いつもよりキレイに見えるような。

 それからそこで感じたのは、若尾さんがカメラを構えるタイミングと、僕がカメラを構える場所は、だいぶ違っているなぁということ。これは新しい発見でした。そしてそれは、いつもひとりでカメラさんぽしていたときには気づかないことでした。

「あぁ、この人はここで立ち止まるんだ」、「ここがキレイだと思ったんだ」って。それは相手を知ることに他なりませんでした。言葉で語るよりもっと饒舌に、写真はその人のまなざしを写します。だからきっと写真は、その人そのものなんだ。そう思いました。

 そうやって若尾さんのことを今までより知れたことは、ほんとうに嬉しいことでした。


カメラの中にある写真のすべてが、今日の心の中の景色

 ここが下町だから、みんなが親しく話しかけてくれた、ということも確かにあると思います。でもそれとは別に、僕たち2人がカメラを提げて歩いていたというのも、町の人との距離を縮めてくれました。

 若尾さんと別れ、カフェに入って2杯目のコーヒーを飲みながら、僕はPENで今日撮った写真を見直しました。そこで僕は自分が思っていた以上に多くの写真を撮っていたことを知りました。同じシーンで何枚もシャッターを押していることも多く、デジタルカメラとフィルムカメラの差はここにあるかもな? と、ふと思いました。デジタルカメラはSDカードの容量がいっぱいにならない限り撮り続けられて、撮った写真もその場で確認できる。でもフィルムカメラで写真を撮るときは枚数が決まっているうえ、現像しないと確認ができない。僕は同じシーンの写真を消そうとして、思いとどまりました。たくさん撮ったってことは、たくさん興味を惹かれたということ。今日のカメラロールは、きっと今日の自分の感情の動きなんだ。

 僕はその場でPENのWi-Fiとスマホを接続して、写真を転送しながら(メカに弱い僕でも簡単にできる)これをよりみちノートに貼ろうと思いました。そうだ。地図のある最初の見開きは自分の手書きでよりみちをログするページ。次のまっさらな見開きは、写真を貼ることにしよう。僕は最初のページを書き始めました。

 冬が近づいた町はいつのまにか夕方の光でオレンジ色に染まっていて、ノートを書いたら僕はどこかでビールでも飲もうと思いました。


IN STYLE with OLYMPUS PEN E-PL8

時計や財布を選ぶように、PENを選ぶことはスタイルを選ぶこと

 いつもチェックしているPENのサイト「SWEET PHOTO」の中にあるこのページは、PENを持っている人はもちろん、まだ持っていない人にこそ見てほしいサイトです。スマートフォンでこれだけきれいな写真が簡単に撮れる時代に、あえてカメラを持ち歩くということ。写真を撮るツールとしてだけでカメラを捉えず、自分のスタイルとして捉えること。このサイトはそれを教えてくれます。よく雑誌の特集で「あの人のカバンの中身」という特集がありますよね? それを見るたびにスタイルのある人のカバンの中には、スタイルのあるモノが入っているなあと思うことがありますが、このページはそれに近い感覚をおぼえます。機能としてのPENのポテンシャルの高さはもう実感としてよくわかっていますが、自分がPENを持ち歩いている理由のもうひとつはこの「自分のスタイル」を表現してくれるものでもあるからだと思います。ぜひいちどチェックしてみてください。


みなさんの #トリメキ 投稿。今月の4枚

左上:@saya_flora、右上:@lumi_luffy、左下:@hot_cocoa2016、右下:@kycha__n

「みなさんの日常の中のトキメキを写真にして、#トリメキ をつけて投稿してください」と呼びかけたところ、本当にたくさんのすばらしい写真が集まりました。どうもありがとうございます。みなさん本当に写真が上手で僕なんて当然足元にも及びませんし、編集部でもセレクトが難しいほどの力作が揃いました。今回選ばせていただいた4名の方にはプレゼントをお送りさせていただきます。僕もがんばります。

 みなさんも日常の中で撮影した #トリメキ写真を、インスタグラムでぜひアップしてみてください。#トリメキ をつけて投稿していただければと思います。引き続き投稿いただいた中から毎月4名の方の写真を編集部で選ばせていただき、こちらのページで紹介させていただきますね。紹介された方には、写真が楽しくなるグッズをプレゼント。11月の最終回はカメラもご用意しています。オリンパスの公式インスタグラムsweetphoto_olympusもフォローしてみてください。オリンパスのカメラで撮影された写真が投稿されています! 


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オリンパス,内視鏡のトレーニングセンターを韓国に設立 – インナビネット

Olympus Korea Medical Training & Education Center(K-TEC)

Olympus Korea Medical Training & Education Center
(K-TEC)

オリンパス(株)のグループ会社であるOlympus Korea Co., Ltd. (オリンパス・コリア)は,松島新都市(仁川)に「Olympus Korea Medical Training & Education Center (K-TEC)」を10月12日に正式オープンする。

K-TECは,専門的な製品の教育やデモンストレーションを受ける機会を韓国の医療従事者に提供し,医療業界の発展に寄与することを目的とした施設。施設の建設にあたり,Olympus Koreaは2015年5月に仁川経済自由区域(IFEZ)と投資合意を締結し,2016年2月に着工した。
K-TECは,松島新都市ハイテク産業クラスター内の広さ5,056.5m2(1,530坪)の敷地に建設され,地上4階,地下1階建てのモダンな建物である。工期は21カ月,延べ床面積は6,630m2(2,006坪)。なお,投資金額は370億韓国ウォン(約36億日本円)。

【最新医療機器を備えたトレーニング環境】

K-TECには,最新医療機器を備えたトレーニングルームをはじめ,オーディトリアム,製品ショールームなど,さまざまな設備が整っている。実際の手術室や内視鏡室を模した新製品のショールームでは,病院の購買部や医療従事者が製品理解を深めることができる。また,韓国で2017年3月に発売された内視鏡手術統合システム「EndoALPHA(エンドアルファ)」のデモンストレーションも可能。

K-TECで実施される教育やデモンストレーションは高解像度でのビデオ撮影が可能で,オーディトリアムや外部へライブ中継ができる。K-TECはオリンパスグループのさらなる組織的な活用も計画しており,オリンパスの各国の医療トレーニングセンターと教育情報を共有する予定。これにより,レジデントのみならず専門医や看護師など様々な医療従事者をも対象にして,最先端のレクチャー,手術手技セミナーのライブ中継,シンポジウムを開催できる。また,高水準の教育機会を,来訪される医療従事者にとどまらず,韓国内外に広く提供したいと考えている。

K-TECは韓国の複数の学会と緊密に連携し,医療従事者の教育に必要な技術と設備を提供することを計画している。開業に先立って,Korean Society of Gastrointestinal Endoscopy(韓国内視鏡学会),Korean Urological Association(韓国泌尿器科学会),Korean Surgical Society(韓国外科学会)と覚書を締結した。各学会が医療機器の教育コースや教育プログラムを開発するためのトレーニングセンターとして協力していく予定で,これにより,K-TECは韓国内外の学会と医療従事者のコミュニケーション,ひいては医療技術の発展の基盤を築く教育の場になることが期待されている。

トレーニングルーム

トレーニングルーム

オーディトリアム

オーディトリアム

ソニー・オリンパスメディカルソリューションズなど3社協業で開発した4K 3D手術用顕微鏡システムを発表 – インナビネット

3社協業で開発した「ORBEYE」。左からオリンパス・田口氏,SOMED・津末氏,ソニー・勝本氏

3社協業で開発した「ORBEYE」。
左からオリンパス・田口氏,SOMED・津末氏,
ソニー・勝本氏

ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ(株)(SOMED),ソニー イメージングプロダクツ&ソリューションズ(株),オリンパス(株)は,3社協業によって開発した4K 3D手術用顕微鏡システム「ORBEYE(オーブアイ)」を2017年10月上旬に発売する。それに先立ち,2017年9月19日(火)に都内で新製品発表会が開かれた。会見では,ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ副社長の勝本 徹氏,ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ代表取締役社長の津末陽一氏,オリンパス取締役専務執行役員の田口晶弘氏が登壇し,ORBEYEについて製品概要と販売戦略を説明すると同時に,実機の展示が行われた。

勝本 徹 氏(ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ)

勝本 徹 氏
(ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ)

津末陽一 氏(ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ)

津末陽一 氏
(ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ)

田口晶弘 氏(オリンパス)

田口晶弘 氏
(オリンパス)

最初に登壇した勝本氏は,2013年にソニーとオリンパスの合弁会社(JV)として誕生したSOMEDについて,「今回,2015年の4K外科手術用内視鏡システムに続いて新製品を発売することができた。医療機器としては短いスパンでの開発が実現できており,JVとしての体制の進化と成熟を実感している」と述べた。その上で,ソニーとオリンパスが持つ映像・ビデオ技術を結集し医療分野に新しい価値を提供するのが今回のORBEYEであるとした。ORBEYEには,両社協業の成果であることを示すシンボルとして“Innovation by Sony & Olympus”のロゴが入ることも紹介した。

続いてORBEYEを構成する新技術について,ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ代表取締役社長の津末氏が解説した。津末氏は,ORBEYEは4K 3D(より鮮明な視界の提供),小型化(簡単なセットアップ),ディスプレイ(術野の共有)によってまったく新しいユーザビリティを提供し,現在の光学式手術用顕微鏡の課題を解消する製品だとして新技術のポイントを紹介した。
ORBEYEがクリアする課題の一つが,“接眼レンズからの解放”である。従来のマイクロサージェリーでは,術中には光学顕微鏡の接眼レンズをのぞき続けることが必要で,長時間同じ姿勢を続けることによる術者のリスクや,助手や手術室スタッフが手術画像を共有しにくいというデメリットがあった。ORBEYEでは,術野の画像を4K 3Dの映像として大型モニタに表示し,術者は3Dグラスを装着してモニタを観察しながら手技を行える。大型モニタでの観察に耐えられる高画質と没入感を実現するため,4K 3Dの高精細デジタル画像を採用して高精細で広色域(16軸色調整)の表示を可能にし,高速な画像データ処理によって画像の遅延を抑えた。顕微鏡部は,接眼レンズがなくなること,一眼レフに使われるEDレンズなどの採用によって,従来の光学顕微鏡に比べて体積で95%まで小型化。顕微鏡ヘッドを支えるアームについてもインナーケーブル化や光伝送技術の採用などによって細径化し,75%のサイズ減を実現した。アームの6軸稼働とあわせて広い術野の確保とフレキシブルなアプローチが可能になるほか,装置がシンプルになったことでドレープなどが簡略にでき,手術のセットアップ時間の短縮などの効果も期待できる。また,術野の映像は4K 3Dに対応した55型の大型モニタに表示するが,フットスイッチで移動や拡大,映像モードの切り替えなどが行える。手術室スタッフは3Dグラスを装着することで術者と同じ映像を見ながら作業できることもメリットとなる。
津末氏は,ORBEYEはソニーの持つイメージセンサーや画像処理の技術,オリンパスの光学式手術用顕微鏡の事業ノウハウや販売・サービス体制など,両社の事業・技術資産を活用して新しい価値を創出した製品であるとし,「SOMEDの使命は,ソニーやオリンパスではできない,とがった製品を創出することにある。今回のORBEYEはその大きな成果であり,今後も医療業界に貢献していきたい」と述べた。

4K 3D手術用顕微鏡システムのORBEYE本体。デジタル化で接眼レンズなどがなくなり,アームの細径化なども合わせて重量も約50%軽量化された。

4K 3D手術用顕微鏡システムのORBEYE本体。デジタル化で接眼レンズなどがなくなり,アームの細径化なども合わせて重量も約50%軽量化された。

術野を挟んで正面(1.5m程度)にモニタを設置することで高精細かつ没入感の高い手技が可能になる。

術野を挟んで正面(1.5m程度)にモニタを設置することで高精細かつ没入感の高い手技が可能になる。

顕微鏡のヘッド部分。4KのExmor R CMOSイメージセンサーを2個搭載しながら,一眼レフに使われる高解像度でコンパクト化が可能なレンズを採用することで小型化されている。

顕微鏡のヘッド部分。4KのExmor R CMOSイメージセンサーを2個搭載しながら,一眼レフに使われる高解像度でコンパクト化が可能なレンズを採用することで小型化されている。

軽量な3Dゴーグル。眼鏡の上から装着できる。

軽量な3Dゴーグル。眼鏡の上から装着できる。

最後に田口氏が,手術用顕微鏡の市場環境とORBEYEの販売戦略について説明した。オリンパスの手術用顕微鏡(光学式)は日本国内のみで事業を展開しておりシェアも数%にとどまっている。今後,高齢化と同時に治療手段の多様化と低侵襲化が進むことが予想されることから,手術イメージングの領域でも従来よりも繊細で付加価値の高い機能や技術が必要とされてくるとした。その中で,4K 3Dデジタル技術を生かして新しいスタイルでの手術を可能にするORBEYEの投入によって,従来の手術室が抱える課題を解決することでマイクロサージェリーの領域でマーケットシェアの拡大をめざしたいと意気込みを語った。

従来の光学顕微鏡(右)とORBEYE(左)

従来の光学顕微鏡(右)とORBEYE(左)

“Innovation by Sony & Olympus”のロゴ

“Innovation by Sony & Olympus”のロゴ

●問い合わせ先
ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社
広報窓口(ソニー株式会社広報・CSR部内)
TEL 03-6748-2200
オリンパス株式会社
広報・IR部
TEL 03-3340-2135

堅牢設計を手中に: オリンパスの新LシリーズVantaハンドヘルドXRF分析計 – 時事通信

Sept. 19, 2017 12:42 UTC

米国マサチューセッツ州ウォルサム 米国マサチューセッツ州ウォルサム–(BUSINESS WIRE)– オリンパスの新LシリーズVantaハンドヘルド蛍光X線(XRF)分析計は、堅牢性、検出力、スピード、使いやすさを求めるお客様向けに設計されており、費用対効果に優れたSi-PIN X線検出器モデルです。 MシリーズとCシリーズのファミリーに加わったLシリーズは、PMI検査、品質保証(QA)、金属加工、スクラップ金属と自動車触媒のリサイクル、貴金属分析、環境検査などの用途において、投資の早期回収を実現します。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。: http://www.businesswire.com/news/home/20170919005929/ja/

Vants L series for car catalyst applications (Photo: Business Wire)

Vants L series for car catalyst applications (Photo: Business Wire)

Lシリーズは、Vanta分析計の評判を高めた機能や利点をすべて備えています。 また、合金、貴金属、および地質調査の用途に対応し、最大限の稼働時間と信頼性を得るように設計されています。 堅牢設計の特長は以下のとおりです。

  • IP65の防塵・防水性能
  • 落下耐性試験(MIL-STD 810 G)
  • -10°C~50°Cの温度範囲に対応*

堅牢性に加えて、Lシリーズは先進のテクノロジーと接続機能を提供します。 Vanta分析計は、オリンパスの画期的なXRF信号処理技術であるAxontechnologyを搭載して、あらゆる環境で安定した結果を得ることができ、以下のようなユーザーフレンドリーな機能を備えています。

  • 意思決定を迅速に行い、結果へのアクセスを容易にするためのWi-Fiおよびクラウド接続機能オプション
  • オペレーターのトレーニングが最小限になる、フリート管理ツールおよびカスタマイズ可能なユーザーインタフェース
  • 直感的な操作性とレスポンスの良いタッチスクリーンで、操作に費やす時間が短くてもより多くの測定結果を得ることができます

オリンパスのLシリーズVanta分析計は、Vanta分析計で好評を得ている耐久性、検出力、操作性を実現し、費用対効果に優れたモデルです。

オリンパスの科学事業について

オリンパスの科学事業における主な製品は、光学顕微鏡、工業用内視鏡、および非破壊検査機器です。 科学事業では、これらの製品を通して、医療・生命科学・産業分野における研究開発、生産現場における品質向上、航空機や自動車、大型プラントなどの検査による社会インフラの安心・安全確保に貢献しています。

ハンドヘルド蛍光X線(XRF)分析計VANTA、およびオリンパスの非破壊検査機器についての詳細は、お近くのオリンパスまたは当社のウェブサイトまでお問い合わせください。www.olympus-ims.com.

*オプションのファン使用時。 オプションのファン取り付け時はIP54に準拠。 ファンなしで33°Cで連続運転できます。

オリンパスは登録商標です。VantaおよびAxonはオリンパス株式会社の商標です。

オリンパス,4K 3Dビデオ技術搭載の手術用顕微鏡システム「ORBEYE … – インナビネット

手術用顕微鏡ORBEYE

手術用顕微鏡ORBEYE

オリンパス(株)は,4K 3Dビデオ技術を搭載した手術用顕微鏡システム ORBEYE(オーブアイ)を2017年10月上旬から日本と米国で発売※1する。本製品は,同社とソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ(株)との医療事業に関する合弁会社であるソニー・オリンパスメディカルソリューションズ(株)が技術開発を担当した。

手術用顕微鏡は,細かな神経や血管などを処置する際に,手術しやすいよう患部を拡大して立体的に見るための製品。近年,高齢化社会の進展に伴い,悪性腫瘍など難易度の高い症例が増えているため,光学観察方式を中心に手術用顕微鏡の活躍の場は広がってきた。

今回発売するORBEYEは4K 3Dの高精細デジタル画像を実現したことで,組織や血管の微細な構造を高精細かつ立体的に観察でき,緻密な手術をサポートする。本機種では55型の大型モニターを見ながら手術が行えるため,接眼レンズを長時間覗く必要がなく,術者の疲労軽減に貢献することが期待できる。また,デジタル化により顕微鏡部が従来機種※2に比べ体積約95%減※3を実現したことで,広い手術空間の確保やセットアップ時間の短縮をサポートする。さらに本体も従来機種※2に比べ重量約50%減※4の軽量化を図り,手術室間での移動の容易化に貢献できる。本製品は,ソニー・オリンパスメディカルソリューションズが技術開発を担当し,オリンパスメディカルシステムズ(株)が製品設計を行った。今後,オリンパスで販売していく。

※1 他地域は順次発売予定
※2 OME-9000
※3 OME-9000:約19,000cm3,ORBEYE:約820cm3
※4 OME-9000:450kg,ORBEYE:216kg

●開発の背景

オリンパスは,世界シェアトップの消化器内視鏡をはじめ,内視鏡外科手術に対応した製品や手術用顕微鏡など,医療現場のさまざまなニーズに応える製品を販売してきた。2013年にはソニーと医療事業に関する合弁会社であるソニー・オリンパスメディカルソリューションズを設立し,ソニーの最先端のエレクトロニクス技術とオリンパスの医療機器製造・開発のノウハウを生かして,医療の発展に貢献する製品の研究および開発に取り組んできた。2015年には,設立後初の製品として4K技術が搭載された外科手術用内視鏡システムを発表し,「高精細・広色域※5・拡大視の画像による内視鏡外科手術」という新たな価値を顧客に提供している。
今回,合弁会社の第2弾の製品として,ソニーがもつ4Kおよび3Dの映像技術・小型化技術とオリンパスがもつ外科領域のノウハウを融合し,外科手術に最適な手術用顕微鏡システム ORBEYEを開発。これまでの手術用顕微鏡は接眼レンズを長時間覗く必要があり,かつ時に術者に負担がかかることもあり,術者の負担軽減が長年の課題であった。また,術者が接眼レンズ内で観察する高精細な立体映像(3D)を,モニター上で共有することは困難な状況であった。ORBEYEはこれらの課題を解決するだけでなく,執刀する医師や手術スタッフの効率的な手術,より快適な手術環境の実現に貢献し,マイクロサージャリー(顕微鏡手術)の新たなスタンダードを提供する。

※5 本製品は4K 映像の次世代放送規格である「ITU-R BT.2020」を採用

●主な特長

1. 4K 3Dの高精細デジタル画像により,緻密な手術をサポート
ソニーが開発した4KのExmor R® CMOSイメージセンサーを2個搭載し,高感度でノイズが少ない映像を実現する。フルハイビジョンに比べて4倍の画素数を実現したことに加え,広色域※5に対応した画像処理回路を搭載し,高精細なデジタル画像による手術が可能。また,膨大な画像データ処理が必要な4K 3Dシステムにおいて,画像の遅延を可能な限り小さく抑えているため,スムーズに見たい箇所を観察・処置することが可能である。さらに,赤外光観察※6,青色光観察※6,NBI観察※6にも対応するなど,より緻密な手術をサポートすることが可能。

※6 米国においては,FDA510(k)を順次申請予定

2. 4K 3Dの大型55型モニターによる観察を実現し,術者の疲労軽減とチームサージャリーに貢献
本機種では接眼レンズ部分を除去し,モニターによる観察を採用した。レンズを長時間覗き込む必要がなく,楽な姿勢で手術を行うことが可能なため,術者の疲労軽減に寄与する。また,55型の大型モニターを採用したことで,チーム全員で同じ映像を共有できるため,複数の術者により執刀する手術スタイルの実現や,他手術スタッフとの情報共有による手術の効率化をサポートできる。

3. 顕微鏡部の大幅な小型化(従来機体積比95%減)を実現し,広い手術空間の確保やセットアップ時間の短縮が可能
デジタル化により顕微鏡部の大幅な小型化(従来機体積比95%減※3)を実現し,術者は広い手術空間を確保することが可能になった。加えて顕微鏡部の小型化は,煩わしかったアーム部のバランス調整を不要にし,顕微鏡部を清潔にするために使用される滅菌ドレープの小型化,装着性の向上にも貢献し,セットアップ時間の短縮も期待できる。

●ORBEYEの由来

ORBEYEは「ORB(軌跡,地球,頭部)」と「EYE(観察する眼)」を合わせた造語。既存の顕微鏡では不可能な角度,方向からのアプローチできることをイメージし,命名した。また,本製品で世界(地球)を席巻したいという想いも込めている。

ORBEYEを用いた手術風景

ORBEYEを用いた手術風景

●問い合わせ先
オリンパス(株)内視鏡お客様相談センター
TEL 0120-41-7149
http://www.olympus.co.jp

「可愛い写真を撮りたい」 ママパパ注目!|想い出をきれいに残す、6つのポイント – cozre(コズレ)

できたらうれしい01 カメラを上手に使いこなしたい!

せっかく、いいカメラを買ったのに…

「高いカメラを買ったけど、上手く扱うことができない」

「きちんとしたカメラは、テクニックがそこそこ求められる。慣れるまで大変」

「本格的なカメラは気になるけど、操作が難しそう」

こうした理由からスマートフォンばかり使っている、というママパパがいます。その声に応える「できたらうれしい」はこちら!

初心者でも簡単。カメラが考えて撮ってくれる

たとえば、「最高の笑顔を撮りたい」。「まつ毛や、ぷくぷくの手にぐっと迫りたい」。「公園にでかけて、風景といっしょに撮りたい」など、撮りたい状況はさまざま。

オリンパスの『OM-D E-M10 MarkⅢ』なら、ママパパが「何を撮ろうとしているのか」をカメラが自動で認識して、最適なモードに設定してくれます。

暗めの寝室で撮るのも問題なし。早く動くものにも対応できるので、元気に駆けまわる子どももぶれずに、プロっぽく撮影できますよ。

遊ぶ女の子,カメラ,子ども,

過酷なアウトドア環境下でも高画質を実現。オリンパス最新タフカメラ … – DIGIMONO!

「コレってどうなの?」がわかる。気になるデジタルグッズの深堀りレビュー。今回は、オリンパスのコンパクトカメラ『OLYMPUS Tough TG-5』を使い倒します!

オリンパス
OLYMPUS Tough TG-5
実勢価格:5万5080円


Front

 
Side


Rear


Top


Bottom

【SPEC】
サイズ:W113×H66×D31.9mm 重量:250g(付属充電池およびメモリーカード含む) タフ性能:防水15m(IPX8相当)、防塵(IP6X相当)、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10度、耐結露 フィールドセンサーシステム:GPS(GLONASS、QZSS)、方位センサー、圧力センサー、温度センサー、加速度センサー 撮像素子:1/2.33型Hi-speed裏面照射型CMOS 有効画素数:1200万画素 レンズ:開放F値2.0~4.9、焦点距離25mm~100mm(35mm判換算)、光学4倍ズーム ISO感度:ISO100~12800(~6400まで自動) シャッター速度:1/2000~1/2秒(夜景、Aモードは最長4秒) 記録媒体:SD、SDHC、SDXC 動画記録サイズ:最大3840×3260ドット最大30p 背面液晶:3.0型(約46万ドット) 本体色バリエーション:レッド、ブラック

『OLYMPUS Tough TG-5』ってどんなカメラ?

暗所性能向上&高画質化! アウトドアで役立つ機能も充実

“Tough”の名を冠しているとおり、オリンパスの「T(Tough)」シリーズは、アウトドアフィールドで心置きなく使い倒せるタフ性能が魅力のカメラだ。特に2012年発売の『TG-1』から始まった1桁型番のモデルは、開放F値2.0の明るいレンズを採用し、アウトドアカメラながら画質に定評がある。

その5代目『TG-5』は、従来モデルが採用していた1/2.3型1600万画素の撮像素子から、新開発の1/2.33型1200万画素へと変更。あえて画素数を落とすことで、1画素あたりの受光面積が大きくなり、暗所での画質向上に期待できるわけだ。合わせて画像処理エンジンもTruePicの「Ⅶ」から「Ⅷ」へと進化。4K動画や秒間120コマのハイスピードムービーなど動画撮影機能も強化されている。

フィールドセンサー周りでは、従来から搭載していたGPSと電子コンパスに加えて温度センサーと気圧センサーを新搭載。取得した各種情報を画像と同時に記録できる機能にも対応し、移動の軌跡をアプリ上で表示させることが可能だ。

【明るいF2.0レンズと光学4倍ズーム】

▲F2.0と明るめなレンズをボディ中央に配置。ダブルガラス構造で結露を防止し、レンズ周囲のアクセサリを装着するバヨネットにはロックボタンも備える。

【シリーズ最大の特徴とあるタフ性能は継承】

▲防水(水深15m)、防塵(IP6X相当)、耐衝撃(2.1m)、耐荷重(100kgf)、耐低温(-10度)といった従来のタフ性能に加え、本機では耐結露も。

『OLYMPUS Tough TG-5』の操作性をチェック

【コントロールダイヤル追加とズームレバー見直し】

▲上面には新しくコントロールダイヤルを設けたことで、操作性が向上。ズームレバーの構造をシャッターボタンと同軸化し、グローブを付けた状態での操作性も向上している。

【ダブルロック構造の蓋を採用する安心設計】

▲ボディ側面にはmicroUSBとHDMI端子を装備。スルー出力に対応し、撮影画像をテレビなどに映せる。


▲バッテリー&SDカードスロットは底面に。すべてシーリング構造を採用し、蓋は2重ロックタイプとなる。

【フィールドセンサーの情報をスマホへ転送】

▲センサーで取得した緯度・経度、温度、標高などの情報は、スマホアプリ「OI.Track」へ転送し、アプリ上で表示可能だ。

『OLYMPUS Tough TG-5』の画質をチェック

【暗所では撮影性能の向上を実感できる】

▲周辺部はさすがに暗く落ちてしまっているが、中央部の垂れ幕は布の質感がわかる程度まで再現できている。

【水中撮影ができるのはタフカメラならでは】

▲「水中マクロ」モードで撮影。岩の表面の質感や、そこに生えた苔や水中の浮遊物などもしっかり捉えられた。

【接写用アクセサリーを使えばマクロがより強力に】

▲別売の『LEDライトガイド LG-1』を使い、「顕微鏡」モードで撮影。カメラの影になる部分も明るく撮れる。

使い倒しインプレッション

写真撮影だけでなく、アウトドアで使えるマルチ記録ツールに進化

タフ性能を有したアウトドア向けカメラの選択肢は増えているが、その中でもユーザーに評価が高いのがオリンパスの「T(Tough)」シリーズ。その新モデルが高画質化したと知ったら試さないわけにはいかない。本機では画素数を落とした新開発センサーを搭載することで、1画素あたりの受光面積を増やしているそうだ。特にアウトドアでは、光の少ない日陰や水中で使う機会が多いため、この改良には期待が持てる。

実際、暗所や水中での撮影を試したが、暗い場所での撮影能力はなかなか優秀。最近のカメラは感度の向上などで暗いシーンでも明るく撮れる製品が増えているが、感度を上げて複数の画像を合成するため、細部にノイズが目立つ場合が多い。その点、『TG-5』はコンパクトカメラとしてはノイズが少なく、暗所撮影においても優れていると言えそうだ。

また、水中や接写で使える多彩な撮影モードは従来モデルから継承。「水中ポートレート」や「水中マクロ」など、シーンに合わせたモードを選択できるのは、こうしたカメラを長く手がけてきたオリンパスらしいところ。レンズから1cmの距離まで寄れる「顕微鏡」モードでは、自動でピント位置をズラしながら撮影してくれる「フォーカスブラケット」や、複数の写真を合成してくれる「深度合成」モードなど、ピント調整が難しいマクロ撮影向きのモードが用意されているのがうれしい。

アウトドアならではの機能としては、GPSや気圧、温度などを計測できる「フィールドセンサー」に注目したい。カメラのモニタに各種測定データを表示できるのはもちろん、撮影画像への付与や、専用アプリ「OI.Track」で確認もできる。アプリでの表示は地図上に各種ログデータと撮影画像を同時に表示したり、画像の上にデータをオーバーレイ表示できたりと、なかなか面白い。画像や映像はそのままSNSなどでシェア可能だ。なお、トラッキングデータは電源オフの状態でも取得し続けられ、移動ルートを記録できる。ただ、ログ機能をオン時はバッテリー消費が早くなる点は少し気になった。とはいえ、コンパクトカメラとしての性能は十分満足できるレベル。付加機能から鑑みても、“アウトドア専用記録ツール”へと進化を遂げたカメラと言えそうだ。

結論

【ここが○】
・防水や防塵、耐結露などのタフ性能と、明るいレンズで撮影フィールドが一気に広がる。
・グローブを付けたままでも操作しやすいコントロールダイヤルなど、操作性が向上している。

【ここが×】
・GPS記録をONにしたままだと、バッテリーの減りが早い。

撮影の幅を広げる基本機能の進化
多彩な撮影方法で写真がもっと楽しくなる

フィールドセンサー機能により、様々なデータを記録できるようになった『TG-5』だが、やはり面白いのは多彩な撮影機能。アウトドアに一眼を持って行くのは難しいが、撮影は楽しみたいという人に最適なモデルだろう。


▲ピントを少しずつズラした複数の画像を合成し、手前から奥までピントが合った写真(左)が撮れる「深度合成モード」も面白い。


▲「テレコンバーター」や「フィッシュアイコンバーター」など従来からあるアクセサリーの多くが利用可能だ。

文・作例/増谷茂樹 撮影/江藤義典

※『デジモノステーション』2017年8月号より抜粋

関連サイト

『OLYMPUS Tough TG-5』製品紹介ページ
オリンパス公式サイト

高画質&ログ機能を手に入れた究極の”タフカメラ”! OLYMPUS Tough TG-5でアウトドアシーンを撮りまくれ![PR] – GetNavi web (登録) (ブログ)

「Tough」の名に恥じない頑強さを誇るオリンパスのアウトドアカメラ人気シリーズに、最新モデルのTG-5が登場しました。防水性能15m、耐衝撃2.1mといったタフ性能に加えて、画質性能も向上。さらに、撮影した写真にログ情報を記録できるようになり、高い臨場感を味わえます!

20170620_y-koba2_01

オリンパス

実売価格5万5080円前後

防水15m、防塵、耐衝撃に加え、耐荷重100kgf、耐低温マイナス10℃、耐結露性能も備え、水中や雪山でも使用可能。F2.0の明るいレンズ&高感度性能で暗所でもぶれを抑えてクリアに撮影できます。GPS・気圧・温度・方位の各種センサーを新搭載し、撮影した写真にトラッキングデータも記録できます。4K動画にも対応。

【SPEC】
●撮像素子:1/2.33型 有効1200万画素 ●レンズ:25〜100㎜相当F2.0-4.9 ●背面モニター:3.0型 約46万ドット ●ISO感度:100〜12800 ●サイズ:約W113×H66×D31.9㎜ ●質量:約250g(CIPAガイドライン準拠)

幅広いシーンで大活躍する高画質&高機能なタフカメラ

2006年にシリーズ初号機が登場以来、オリンパスのアウトドアカメラ「Tough」シリーズは高い人気を誇っています。防水や耐衝撃、耐低温といったタフ性能のほか、GPS機能の搭載やバリアブルマクロシステムの採用など、多方面で進化を遂げてきました。最新のTG-5は、防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温マイナス10℃に、耐結露性能が加わったハイスペックモデル。水中から雪山まで様々なシーンの撮影で使用できます。

20170620_y-koba2_03↑背面に撮影モードダイヤルを搭載し、水中でも高い視認性を実現。十字キーも大きめで操作しやすくなっています

もちろん頑強なだけではありません。ISO12800の高感度撮影が可能で、室内や夜間でも高解像&低ノイズの写真を実現。動画も4K撮影や120fps(フルHD)のハイスピード撮影に対応しています。F2.0の大口径レンズや手ぶれ補正を搭載し、過酷な環境下においても高画質で撮影できるところが、従来のアウトドアカメラと一線を画しているポイント。また、GPSや気圧センサー、方位センサーなどを活用する「フィールドセンサーシステム」を新たに採用しており、専用のスマホアプリを使えば、映像と一緒に撮影した場所や標高などのログ情報を画面に表示できます。アウトドアのみならず、日々のアクティビティで活躍できる新世代のタフカメラといえるでしょう。

20170620_y-koba2_02↑しっかりグリップできる形状に進化し、片手でも自在に操作可能。シャッターボタンも押しやすい!

画質も使い勝手も進化したTough TG-5が切り開く新境地

これまで以上の「高画質」と新たな「ログ機能」を手に入れたことで究極のタフカメラへと進化したTough TG-5。ここからは、本製品が切り開いたアウトドアカメラの新境地を3つの項目で紹介していきます。

【ココが新境地01】
明るいレンズと新イメージセンサーで高感度撮影でも解像感バツグン!

新開発の1200万画素センサーと、最新の画像処理エンジン「TruePic Ⅷ」を採用。高感度でも、ノイズが少なく解像感の高い写真が撮れます。最高感度はISO12800で、室内や夜景のほか、薄暗い水中でもキレイに撮影可能。

20170620_y-koba2_05↑夜間にISO6400で手持ち撮影。レンズが開放F2.0(25㎜相当)と明るく、シャッター速度は1/200秒で撮れました。低ノイズで解像感も高く、スマホでは撮れない高画質です

20170620_y-koba2_04↑同社のフラッグシップ機OM-D E-M1 MarkⅡと同じ画像処理エンジン「TruePic Ⅷ」を採用

20170620_y-koba2_06↑センサーには「Hi-speed 裏面照射型CMOSイメージセンサー」を採用。より多くの光を取り込んで高画質を実現します

【ココが新境地02】
新たに耐結露性能が加わってさらに強化されたタフ性能

タフ性能に従来モデルにはなかった耐結露性能を追加。レンズ部の保護ガラスをダブルガラス構造としたことで実現しました。水中や、寒冷期の温室での撮影など、温度差が大きくなりがちな環境でもすぐに撮影でき、画像もクリアです。

20170620_y-koba2_07↑レンズの下側を川の水に入れた状態で撮影。水の流れの速さや、細かい泡をリアルに描写できました。背景に写る木々の葉も、精細感が高い!

20170620_y-koba2_08↑レンズの保護ガラスの前にもう1枚保護ガラスを追加。空間を設けることで結露を抑えています

20170620_y-koba2_09↑水中撮影で色再現などを最適化する機能を搭載。「水中HDR」では逆光でも明るく撮れます

【ココが新境地03】
フィールドセンサーシステムにより映像とログ情報で臨場感アップ

GPSなどを使用した「フィールドセンサーシステム」を搭載。撮影した写真や動画にトラッキング情報を記録して、カメラやスマホにそれらを表示できます。カメラの電源オフ時でも、「INFO」ボタンを押すことで、現在の取得データを表示可能。

20170620_y-koba2_17_R↑専用アプリ「OLYMPUS Image Track」を使えば、ログ情報と映像を同時に表示可能。撮影時の状況をより臨場感豊かに表現できます

20170620_y-koba2_10_R↑背面のモニターに、現在のログ情報を表示。山中などではカメラをコンパスとして活用できます

コチラもチェック! 撮影の楽しみが広がるユニーク機能

TG-5は、基本性能が高いのはもちろん、マクロ撮影やハイスピード動画などといったユニークな機能をいくつも搭載。これらを活用すれば、アウトドア撮影の幅が一層広がります!

【ココがユニーク01】
バリアブルマクロシステムで肉眼で見えない画が撮れる

4つのマクロモードを備えるを搭載。レンズ先端から1㎝まで被写体に近づける「顕微鏡モード」などを用意します。

20170623_y-koba3_01_R↑深度合成にも対応。自動でピント位置をずらしながら8コマ連写し、合成して全体にピントの合った写真に仕上げます

【ココがユニーク02】
4KのほかフルHD/120fpsのハイスピード動画が撮影できる

4K/30pの動画撮影対応のほか、フルHDでの120fps撮影も可能。肉眼では捉えられないような一瞬を高画質で記録して、スローモーション再生ができます。

20170623_y-koba3_02_R↑秒間120コマで記録することで、2倍のスローモーション再生が可能。動きの速い被写体でも高画質でチェックできます

【ココがユニーク03】
プロキャプチャーモードで撮れなかった一瞬を捉える

シャッターが押される0.5秒前から、約10コマ/秒で遡って記録する「プロキャプチャーモード」を搭載。これを使えば、クジラが潮を吹く瞬間なども捉えることができます。

20170620_y-koba2_14↑従来はシャッタータイムラグなどの影響で撮れなかった一瞬を記録。約10コマ/秒連写なので、素速い動きも逃しません

多方面で進化したTough TG-5は、これまで以上に“タフ”な相棒として活躍が期待できそうです。どんなフィールドでも安心・高画質なこのカメラで、ぜひ夏の思い出を残してみませんか?

■製品の詳細はコチラ

構成/川内一史 文/河野弘道 製品撮影/高原マサキ(TK.c) 作例撮影/青柳敏史

カメラ:[まとめ]カメラメーカー5社の純正RAW現像ソフトの特徴は? 注目 … – 毎日新聞

情報提供:GetNavi web

RAW現像ソフトといえばアドビの「Photoshop Lightroom CC」などが有名だが、一眼カメラメーカーも専用のRAW現像ソフトを用意している。これらは無料で使えるうえ、メーカー独自の機能が盛り込まれている。ここでは、キヤノン、ニコン、オリンパス、ペンタックス、ソニーの5社の純正RAW現像ソフトの特徴や使い方、注目機能をまとめて紹介する。

キヤノン「Digital Photo Professional 4」

【注目機能:デジタルレンズオプティマイザ】

キヤノンRAW現像ソフトの「Digital Photo Professional 4(以下、DPP4)」には数多くの機能が備わっているが、なかでも目玉といえるユニークな機能が「デジタルレンズオプティマイザ」だ。この機能の基本原理は、レンズの設計データや撮影時の情報に基づいて、レンズ収差や回折現象といった画質に影響を与える要素を関数化し、その結果を逆関数として写真に適用することで、収差や回折による画質劣化を補正するというもの。前述したレンズの収差補正機能では処理できない、より複雑な収差(コマ収差や非点収差、球面収差など)も自動的に補正できる。

使い方は、レンズ補正ツールパレットの上段にある「デジタルレンズオプティマイザ」の項目にチェックを入れるだけだ。ほかのレンズ補正機能と同じく、デジタルレンズオプティマイザを適用できるのはレンズデータが用意されている対象レンズでの撮影画像に限られる。「レンズデータ:なし」と表示されている場合は、円を描く矢印をクリックしてレンズデータをダウンロードしよう。必要に応じて下段のスライダーを動かし、効果の度合いを調整することも可能だ。

↑「輝度ノイズ緩和:19」「色ノイズ緩和:19」に設定。ノイズのないきれいな画像になった。↑レンズ補正パレットの中段にあるデジタルレンズオプティマイザの調整項目

↑円を描く矢印ボタンをクリックすると、ウェブ経由でレンズデータの追加と削除が行える↑レンズ補正パレットにある円を描く矢印ボタンをクリックすると、ウェブ経由でレンズデータの追加と削除が行える

デジタルレンズオプティマイザは、レンズ性能を高めるような補正ができるので、この機能を適用することを前提にすれば、撮影時の自由度はいっそう高くなる。例えば、レンズ収差を防ぐには絞りを開けすぎない、回折現象を避けるには絞り込みすぎない、といったことが撮影のセオリーとして一般的にいわれているが、デジタルレンズオプティマイザを前提に撮影するなら、収差や回折の影響を気にすることなく、絞りの開放値も最小値も積極的に利用できる。

↑全体画面↑全体写真

20170602_dcapa_46

↑絞りF18に絞り込んで撮影したチューリップの画像を拡大表示。デジタルレンズオプティマイザを適用すると、回折現象によって若干あまかった描写が鮮明になり、茎の毛まで見えるようになった。また、色の鮮やかさも増している(上:元の写真、下:デジタルレンズオプティマイザを適用)↑絞りF18に絞り込んで撮影したチューリップの画像を拡大表示。デジタルレンズオプティマイザを適用すると、回折現象によって若干あまかった描写が鮮明になり、茎の毛まで見えるようになった。また、色の鮮やかさも増している(上:元の写真、下:デジタルレンズオプティマイザを適用)

ニコン「Capture NX-D」

【注目機能1:レタッチブラシ】

ニコンの純正RAW現像ソフト「Capture NX-D(以下、NX-D)」には、小さなゴミやホコリを除去する機能として「レタッチブラシ」というツールが備わっている。ゴミやホコリ周辺の近似する領域が自動的にコピーされ、それがクリックした地点になじむようにスタンプされる。ゴミやホコリだけでなく、人肌を美しく整える用途にも役立つ機能だ。

使い方は、まずゴミの状態を確認するために表示倍率を大きくしたうえで、ツールバーから「レタッチブラシ」のアイコンをクリックし、「自動レタッチブラシ」パレットを表示する。そして、消したいゴミの大きさに合わせてブラシサイズを調整してから、ゴミの上をクリック、またはドラッグする。すると、自動的にゴミが除去される。きれいにゴミが消えない場合は、位置やブラシサイズを変更してから、もう一度クリックしてみるといいだろう。

↑元の写真。顔のホクロが目立つのでレタッチブラシを使って消していく。まずは、ツールバーから「レタッチブラシ」をクリック↑元の写真。顔のホクロが目立つのでレタッチブラシを使って消していく。まずは、ツールバーから「レタッチブラシ」をクリック

↑消したい箇所の上にブラシのカーソールを置き、「自動レタッチブラシ」パレットでブラシサイズを調整する↑消したい箇所の上にブラシのカーソールを置き、「自動レタッチブラシ」パレットでブラシサイズを調整する

↑クリックするだけで、そこにあったホクロが消えた↑クリックするだけで、そこにあったホクロが消えた

【注目機能2:アオリ効果】

エディットバネルの「傾き補正とアオリ効果」では、画像の傾きや、垂直と水平方向の遠近感を補正できる。エディットバネル内の「傾き補正とアオリ効果」を選択すると前述の各種機能を利用できる調整パレットが表示される。

↑「傾き補正とアオリ効果」のアイコンをクリックすると、調整パレットが表示される↑「傾き補正とアオリ効果」のアイコンをクリックすると、調整パレットが表示される

その中のひとつである「傾き補正」のスライダーでは、右に動かすと時計回りに、左に動かすと反時計回りに画像が回転する。同様のことは、画面上段のツールバーにある「傾き補正ツール」でも可能。こちらを選択した場合は、写真上の傾きのある直線に沿ってドラッグすることで、自動的に傾きを補正できる。

さらに「アオリ効果」では、遠近感による被写体のゆがみを「垂直方向」と「水平方向」のそれぞれを±20の範囲で補正できる。調整の際は、グリッド(縦横線)を表示しておくと垂直や水平の目安がわかりやすい。

20170603_dcapa_45

↑下から見上げて撮影したため、建物が上に向かってすぼまって写ってしまった。そこで、アオリ効果を「垂直方向:+15.2」に設定。遠近感が補正され、正面から撮影したような正確な形になった(上:元の写真、下:垂直方向+15.2)↑下から見上げて撮影したため、建物が上に向かってすぼまって写ってしまった。そこで、アオリ効果を「垂直方向:+15.2」に設定。遠近感が補正され、正面から撮影したような正確な形になった(上:元の写真、下:垂直方向+15.2)

オリンパス「OLYMPUS Viewer 3」

【注目機能:アートフィルター】

オリンパスのRAW現像ソフト「OLYMPUS Viewer 3」は、写真にさまざまなエフェクトを加えられる「アートフィルター」を搭載する。同社製カメラに備わっているアートフィルターと同等のもので、画風を選択するだけで雰囲気のある写真に素早く仕上げられる。撮影時に適用する場合と異なり、パソコンの大きなディスプレイ上で、複数の効果をじっくりと比較しながら適用できることもメリットといえる。

使い方は、パレット表示エリアの「RAW1」タブから「アートフィルター」を開き、そのプルダウンメニューから好きなフィルターを選ぶ、という流れになる。「効果」のボタンを押した場合は、選択中のフィルターのバリエーションを選んだり、アートエフェクトを追加したりできる。アートエフェクトとは、フィルター効果にぼかしや周辺減光、フレームなどを追加するオプション的な機能だ。

↑パレット表示エリアの「RAW1」を選択後、「アートフィルター」を開く。プルダウンメニュー下の「フィルタイメージ」で描写の特徴を確認できる↑パレット表示エリアの「RAW1」を選択後、「アートフィルター」を開く。プルダウンメニュー下の「フィルタイメージ」で描写の特徴を確認できる

↑アートフィルターを使わずに撮影した元の写真。この写真にアートフィルターを適用していく

↑アートフィルター「ヴィンテージ」を適用。フィルム写真で起こる経年変化による変色や褐色をしたような仕上がりで、ノスタルジックな雰囲気になった↑上は、アートフィルターを使わずに撮影した写真。これに、アートフィルター「ヴィンテージ」を適用する。フィルム写真で起こる経年変化による変色や褐色をしたような仕上がりで、ノスタルジックな雰囲気になった(上:元の写真、下:アートフィルター適用)

20170604_dcapa_04

↑アートフィルター「ポップアート」に、さらに「効果」を選んでアートエフェクト「ピンホール効果」を適用。色が鮮やかになり、ピンホール効果で画面四隅が暗く落ちた↑上は、アートフィルター適用前の写真。これに、アートフィルター「ポップアート」と、さらに「効果」を選んでアートエフェクト「ピンホール効果」を適用。色が鮮やかになり、ピンホール効果で画面四隅が暗く落ちた(上:元の写真、下:アートフィルター&アートエフェクト適用)

ペンタックス「Digital Camera Utility 5」

【注目機能:カスタムイメージ】

ペンタックス(リコー)のRAW現像ソフト「Digital Camera Utility 5」では、仕上がり設定として「カスタムイメージ」が使用できる。カスタムイメージでは、他社ソフトの仕上がり設定と同じように、用意された項目から選択するだけで、写真の発色や階調の傾向を素早く切り替えられる。しかも、一般的な「鮮やか」や「ナチュラル」といった項目だけでなく、「銀残し」や「クロスプロセス」などの特殊な効果まで選べる点がユニークだ。

使用方は、コントロールパネルから「カスタムイメージ」を開き、その左上にある画像仕上ボタンを押して効果を選択する、という手順になる。選んだカスタムイメージによっては、さらに下にあるボタンから効果の強弱やバリエーションを変更することもできる。同社のカメラ内で設定するカスタムイメージとほぼ同じ機能といっていい。

←コントロールパネルから「カスタムイメージ」を開き、上段のプルダウンメニューから効果を選択する。「人物」や「夕景」など被写体やシーンに応じたプリセットもある↑コントロールパネルから「カスタムイメージ」を開き、上段のプルダウンメニューから効果を選択する(画面左)。「人物」や「夕景」など被写体やシーンに応じたプリセットもある(画面右)

20170604_dcapa_08

↑カスタムイメージの効果「銀残し」を適用。若干浅めの発色だった元写真が、高コントラストかつ低彩度に。さらに黒が引き締まり、重厚感のある作品になった↑上は、カスタムイメージ適用前の元の写真。これに、カスタムイメージの効果「銀残し」を適用する。若干浅めの発色だった元の写真が、高コントラストかつ低彩度に。さらに黒が引き締まり、重厚感のある作品になった(上:元の写真、下:カスタムイメージ適用)

ソニー「Capture One Express 10 (for Sony)」

【注目機能1:カラーエディター】

ソニーのRAW現像ソフト「Capture One Express 10 (for Sony)」は、色相や彩度の調整機能として搭載された「カラーエディター」が魅力。色相を円環として表現した「カラースライス」と呼ばれる独自の図を用いながら直感的に色調整ができるユニークな機能だ。

使い方は、まずツールタブから「カラー」タブを選び、その中にある「カラーエディター」を開く。そしてスポイトの形をしたカラーピッカーを選択し、画像上の補正したい色の部分をクリックするというもの。すると、その色がカラースライスの円環上でも選択されるので、下段のスライダーを動かして、色相や彩度、明度を調整していく、という手順になる。例えば、建物に影響を与えず空の色のみを変更したり、人物の肌の色合いを微調整したりするときに特に役立つ機能といえる。

↑元の写真。「カラーエディター」を使って花の色を個別に調整する↑元の写真。「カラーエディター」を使って花の色を個別に調整する

↑紫の花を調整する。まずはカラーピッカーを使って、紫の花をクリック↑紫の花を調整する。まずはカラーピッカーを使って、紫の花をクリック

↑そして、「色相」のスライダーを動かすと、紫の花の色が変化する↑そして、「色相」のスライダーを動かすと、紫の花の色が変化する

↑カラースライスの円の外側をドラッグすれば、効果の範囲を変更することができる↑カラースライスの円の外側をドラッグすれば、効果の範囲を変更することができる

↑カラーピッカーをほかの色の部分に切り替えて、それぞれに色を細かく調整。赤を少し抑え気味にして、緑を鮮やかめに仕上げた↑カラーピッカーをほかの色の部分に切り替えて、それぞれに色を細かく調整。赤を少し抑え気味にして、緑を鮮やかめに仕上げた

【注目機能2:ブラック&ホワイト】

同じくソニーの「Capture One Express 10 (for Sony)」では、カラー写真をモノクロ写真に仕上げる機能として搭載された「ブラック&ホワイト」も面白い。単にカラーをモノクロに変換するのではなく、元写真の色相ごとにモノクロの濃淡を部分的に調整できる点が特徴だ。

同機能を使うには、まず「カラー」タブを選び、その中にある「ブラック&ホワイト」を開く。そして「ブラック&ホワイトを有効にする」をチェックすることで白黒に変換される。その後、用意された「赤」から「マゼンタ」までの6つのスライダーを動かすことで色相ごとに明るさを上げたり下げたりできる。白黒フィルムで撮影する際、赤や黄色のフィルターを装着して特定の色のコントラストを高めるといった技法があるが、それをより細かくソフト上で行える機能といっていい。

↑元の写真。「ブラック&ホワイト」を使って、印象的なモノクロ写真に仕上げていく。まずは「カラー」タブを選び、その中にある「ブラック&ホワイト」を開く↑元の写真。「ブラック&ホワイト」を使って、印象的なモノクロ写真に仕上げていく。まずは「カラー」タブを選び、その中にある「ブラック&ホワイト」を開く

↑「ブラック&ホワイトを有効にする」をチェックすると白黒になる↑「ブラック&ホワイトを有効にする」をチェックすると白黒になる

↑「赤:-55」に設定。赤い花の部分が暗くなった↑「赤:-55」に設定。赤い花の部分が暗くなった

↑「赤:+61」に設定。赤い花の部分が明るくなった↑「赤:+61」に設定。赤い花の部分が明るくなった

↑「赤:+40」「緑:-46」「青:-51」に設定。階調が豊かな白黒表現に仕上がった↑「赤:+40」「緑:-46」「青:-51」に設定。階調が豊かな白黒表現に仕上がった

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情報提供:GetNavi web