ラファエロの作品を手掛けた画家 Santa Maria dell’Anima in Roma – BIGLOBEニュース

《ラファエロの作品とされる「キリストの変容」はジュリオ・ロマーノの手によるものと伝えられる》

イタリア・ローマに建つサンタ・マリア・デッラニマ教会の内陣に飾られているこの作品は、1522年のジュリオ・ロマーノの「聖家族と諸聖人」です。

ジュリオ・ロマーノ(Giulio Romano)は、ルネサンス後期の建築家・画家としてその名を知られていますが、ルネサンス期の真っ只中であった1499年にローマに生まれ、成人した1520年には画家として既にその腕を認められていたほど、絵の才能に恵まれた人でした。でも、勤勉家の彼は自分への高い評価の上に胡坐をかくことなく、その後もラファエロの門下で修行を積みます。

その修業が後の高名な画家として成功するジュリオ・ロマーノの出発点となりますが、修業期間はそう長くはなく、約4年。その間にバチカン宮殿のフレスコ画やかの有名な「キリストの変容」「樫の木の下の聖家族」などの作品を手掛け、表向きはラファエロの作品として内外に知られるものではありましたが、それらすべてがジュリオ・ロマーノの手で完成されたものと伝えられています。

とはいっても当時は、有名画家の門下生というレッテルが貼られれば、門下生が手掛けても師匠の作品とするのが当たり前の時代ですから門下の彼の名前は前面に出ることはなかったのです。でも、神様はジュリオ・ロマーノに大きなチャンスを与えてくれました。それはバチカン宮殿の壁画が完成する前にラファエロが急逝したことで、彼がその後を引き継ぎ、壁画を完成させることとなったからです。

当然、ジュリオは“ラファエロ工房の門下生”ではなく、“ラファエロ工房の画家”として師匠がやり残した仕事をやり遂げ、その名を内外に知らしめたのです。

ジュリオは繊細な美しい描写で聖母を描く師匠のラファエロとは異なり、幻想的、官能的なマニエリスム芸術を特徴とした画家でしたから、完成したバチカン宮殿の作品は、幻想的な作品となって完成。もちろん、今までにない斬新さもあって注目され、しかも拍手喝さい。それを機に彼の名声は一気に国内外に知られました。

そして、その勢いの中、1524年、北イタリアのマントヴァで公国を造ったゴンザーガ家に招かれ、夏の離宮であるパラッツォ・デル・テ(Palazzo del Te)の主たる建築家に任命されるのです。

彼は真面目でした。そして、仕事に忠実でした。そして、仕事が大好きでしたからゴンザーガ家の離宮を建設するにあたり、故郷であるローマを去り、マントヴァに自邸を建ててまで仕事に打ち込みます。そして、1526年から建設を始め、約10年の歳月を経た1535年に離宮は完成するのですが、マントヴァの街は彼を魅了して離さなかったのでしょう、1546年の47歳の生涯を終えるその日までマントヴァに居したまま、師匠のラファエロ家を模って造った自邸で天国へと旅立って逝きます。

故郷ローマを捨ててジュリオが選んだ地、北イタリアのマントヴァという街は、人工湖スペリオーレ湖、メッツォ湖、インフェリオーレ湖により三方を囲まれた12世紀に造られた水の都で知られ、朝夕にはロマンあふれる情景が楽しめる秀麗な街。今はリゾートとしても人気を集める古都でもあります。

ジュリオの時代にもその秀麗さは変わらず、1433年に長年マントヴァの僭主であったゴンザーガ家が侯爵の地位を獲得して領主となり、中世イタリアにおいて存在した君主国マントヴァ公国の首都だった美しき都でした。当時から訪れし者のすべての人がその情景に魅せられ、去り難くなる麗しき都でもあったのです。

ジュリオは訪れたその日からローマとは異なった避暑地としてのマントヴァの秀麗さに魅了されました。ですからこの地に腰を据え、そして、彼は兼ねてから気になっていたミケランジェロが発したメッセージに応えるために、ここを拠点にしてマニエリスムを今一度見つめ直し、彼の言葉で定義付けをしたのかもしれない。そして、マニエリスムをこの街で帰結したのかもしれません。

マントヴァを訪れたとき、その情景の中でミケランジェロの逝去により未結していたその手法を、師匠であるラファエロを通してジュリオ・ロマーノがこの地で帰結したのではないのかと思いました。

それは彼の代表作となった『離宮の巨人たちの間』を観たとき確信したのです。心に響き渡る彼の筆の動きの音が哀愁に満ちていたこともあったのかもしれませんが、ようやくこの地でミケランジェロの世界を帰結したように感じたのです。

それはジュリオ・ロマーノの生きる道をマントヴァの清新な風の中に見たからかもしれません。“マニエリスムの帰結”のチャンスを離宮の建設という場で得、離宮に「巨人の間」というマニエリスム建築の代表作とされる作品を完成させた画家ジュリオ・ロマーノは、マントヴァに今も生きています。

《註:文中の歴史や年代などは各街の観光局サイト、取材時に入手したその他の資料、ウィキペディアなど参考にさせて頂いています》

(トラベルライター、作家 市川 昭子)

ブラックマジックデザイン、「DaVinci Resolve Touch&Try@Dell Real Site」を開催。量販店でDaVinci Resolve14を体験するチャンス! – エキサイトニュース

ブラックマジックデザイン株式会社は、デル・リアルサイトにて、デル株式会社協力のもとデルのワークステーションでBlackmagic Designのオールインワンビデオ編集ソフトウェアDaVinci Resolveの体験が可能な「DaVinci Resolve Touch&Try@Dell Real Site」を開催する。会場は全国のデル・リアルサイト(約30店舗)。

同イベントでは、ヨドバシカメラやビックカメラなどの量販店にて手軽にDaVinci Resolve14の体験が可能。会場では、DaVinci Resolve14の入ったSDカードが配布される。会期中は誰でもDaVinci Resolve14を試すことができる。詳細の確認はデル・リアルサイトまで。

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快適すぎて起業意欲が高まらない日本(三)―中国メディア – エキサイトニュース

情報時代が到来するにつれ、「ガレージで始めたスタートアップ起業」が「シリコンバレードリーム」のおなじみのストーリとなっている。マイクロソフトやデル(Dell)などの大企業もそのようにして誕生した。学校をやめて起業するという、以前なら指をさされるような方法で起業する起業家も今は増え、大学生が起業して社長になるというサクセスストーリーも、Facebookの創設者であるマーク・ザッカーバーグらを描いた「ソーシャル・ネットワーク」のように映画化されている。(文:張燕。瞭望東方周刊掲載)

世界の多くの若者が「社長」になることを夢見ているものの、日本ではそのように鼻息を荒くする若者をほとんど見かけない。人材サービス会社・ランスタッドが33の国や地域で行った労働者意識調査では、多くの日本人は「社長」になることを望んでいないことが分かった。

▼日本は起業の盛んな国になれるか

最近、米国人1000人を対象に実施された調査によると、回答者の3分の2が起業家になるか、独立したいと考えていた。「社長」になりたい米国人は日本人よりはるかに多い。

「社長になりたい」という思いに差があるのは、文化の違いも関係があるだろう。日本人は、今ある枠組みの中で規則正しく物事を行い、段取りを踏んで事を進めることを好むのに対して、米国人は、流れに逆らうのを好む傾向がある。米国では早い時代に、若者が音楽や性、薬物などを通して、親に対する反抗の精神を表し、自分らしさを周囲の人に認めらてもらい、過去とは違うことをしようとしていた。しかし、ミレニアム世代(1980年代から2000年代初頭までに生まれた人)は、起業することで「反抗」の精神を表すようになり、テクノロジーがそれに拍車をかけた。

米国人のそのような起業に対する思いを日本で表した場合、成功することができるのだろうか?

近年、確かにそのような試みがされてきた。排他的な社会である「村社会」の日本で今、外国人起業家が増えている。日本の法務省の統計によると、15年、経営管理ビザを取得した外国人は1352人だった。それら全てが起業者ではないものの、企業の経営に携わっている外国人が今、安定した増加を見せている。

工場で使われる産業用ロボットに知能を与えるベンチャー「MUJIN」の創業者で、最高技術責任者(CTO)のRosen Diankov(出杏光魯仙)氏 は、「日本だからこそ、当社は力強い成長が期待できる」と話した。

Diankov氏は、「労働人口が減少の一途をたどっている日本は今、当社が開発したロボットコントロール技術を必要としている」との見方を示している。11年に会社を立ち上げてから、Diankov氏は積極的にクライアント開拓を進めている。MUJINは現在、物流企業など約20社に技術提供を行っている。

日本で業務を展開するには乗り越えるべきハードルもある。「日本企業は新技術や新商品の評価に長い時間をかける。商談を始めてから注文を受けるまでにも、長い時間が必要だ。業績がないから、『イノベーション』と呼ばれる」と Diankov氏。

日本では資金調達も至難の業だ。インターネット上で、医師を対象に薬品情報を提供している「エンタッチ」を2015年に立ち上げたマーティ・ロバーツ最高経営責任者(CEO)は、「社会から信用されることができないため、資金調達には何度も失敗した」と振り返った。

外国人が日本で起業を成功させることができているということは、日本の起業環境は決して悪いというわけではないことを示している。肝心なのは、日本人がいかに「社長になりたい」という意欲を高め、「快適」という「足かせ」を取り除くかだ。

経済学者の竹中平藏氏は、「この国は快適すぎて変わることができないと、私はよく言っている。今の状況を見ると、快適な国ではあるものの、近年経済は完全に停滞している。あと10年もすれば、みんなから活気がなくなり、経済は韓国より厳しい状況になるかもしれない」と警鐘を鳴らしている。(提供/人民網日本語版・編集KN)

デルとEMCジャパン、マイクロソフト環境のサポートを拡張・強化するHCI … – クラウド Watch

 デル株式会社とEMCジャパン株式会社は17日、マイクロソフト環境のサポートを拡張・強化する「Dell EMC XCシリーズ」「Dell EMC Cloud for Microsoft Azure Stack」「Dell EMC Ready Bundle for Microsoft SQL Server」のアップデートを発表した。

 HCIアプライアンス製品のDell EMC XCシリーズでは、「Dell EMC Data Protection」およびWindows Server 2016との統合性を強化。データ保護管理コンソールの「XCシリーズData Protection Management Console」により、XCシリーズ環境全体を通じたデータ保護と自動化を統合して簡素化する。

 管理コンソールにより、XCシリーズクラスタで稼働している「Dell EMC Avamar Virtual Edition」による完全なデータ保護、「Dell EMC Data Domain」へのバックアップ、VirtustreamおよびMicrosoft Azureへのクラウドへのデータ階層化が可能になる。これにより、管理者は1つのターンキーソリューションで、複数のXCシリーズクラスタのバックアップを迅速かつ簡単に監視・管理できる。

 また、Dell EMCでは、MicrosoftよりAzureクラウドソリューションプロバイダー(CSP)ダイレクト/インダイレクトパートナーモデルを通して、Microsoft Azureを全世界で提供する認定を取得したことを発表した。このパートナー認定により、Dell EMCはAzureサービスとソリューションを含む総合的なエンドツーエンドのAzure Stackハイブリッドクラウドソリューションを、全世界の顧客とチャネルパートナーの両方に提供するというメリットを活用できるようになったとしている。

 さらに、Dell EMCでは、第14世代の「Dell EMC PowerEdge」を、「Dell EMC Ready Bundle for Microsoft SQL Server」および「Dell EMC Microsoft Storage Spaces Direct Ready Nodes」のサポートに追加。Ready Bundle for Microsoft SQL Serverには「Dell EMC Unity」ストレージが追加され、多くの仮想マシン(VM)をサポートするフラッシュ最適化アーキテクチャを提供しながら、要求の厳しいMicrosoft SQL Serverワークロードを実行するために、低いレイテンシーで十分なIOPSを提供するとしている。

 価格は、Dell EMC Microsoft Storage Spaces Direct Ready Nodesが1200万円(税別)から。Dell EMC XCシリーズとDell EMC Ready Bundle for Microsoft SQL Serverは個別見積もり。各製品は、2017年第4四半期(11月~1月)に全世界で提供開始予定。

デルのMRヘッドセット「Dell Visor」予約開始、12月発売 – Mogura VR

デル株式会社は「Windows Mixed Reality(MR)」対応ヘッドセットである「Dell Visor」の先行予約を開始しました。価格はオープン価格となっており、各種通販サイトや家電量販店ではコントローラー付属で税込53,460円。発売日は2017年12月9日です。

MRヘッドセットとは、マイクロソフトがWindows 10向けに提供する「Windows Mixed Reality」に対応したデバイス。視界をディスプレイで覆い、没入型のVRを体験することが可能です。

今回予約が開始された「Dell Visor」は、白をベースとしたデザインが特徴のMRヘッドセット。フリップアップ機能を搭載しており、視界を覆う部分を上にはね上げることが可能で、ヘッドセットを毎回外す手間がかからないようになっています。

「Dell Visor」は、日本国外では10月17日に発売されています。またAcerのMRヘッドセットは10月17日に日本国内でも販売が開始されており、他社のMRヘッドセットも年末にかけて発売されます。

2017/10/17 14:48追記:国外ではヘッドセットとコントローラーのセットだけではなく、それぞれ単品での販売もされていますが、日本国内では当面セットでの販売となります。

詳細なスペックは以下の通りです。

対応OS Windows 10
(「Windows 10 Fall Creators Update」アップデートが必要)
対応プラットフォーム Windows Mixed Reality
ディスプレイ解像度 2.89インチLCD(液晶)、1440×1440×2枚、706ppi
リフレッシュレート 90Hz
レンズ フレネルレンズ
レンズ調整 ソフトウェアIPD
インターフェース USB3.0、HDMI
視野角 110度
センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、トラッキングカメラ
オーディオ 3.5mmステレオ・ミニジャック
サイズ 幅170.5mm×奥行き270mm×高さ130.5mm
重量 約590g(ケーブル除く)

デルのMRヘッドセットの予約・購入

予約が可能なサイトは以下の通りです。
・ビックカメラ.COM
・コジマネット(2017/10/17,12:00時点では商品ページ無し)
・ソフマップドットコム
・ヤマダウェブコム(2017/10/17,12:00時点では商品ページ無し)
・ヨドバシ.com
・Amazon.co.jp

また、店舗ではビックカメラやコジマ、ソフマップ、ヤマダ電機、ベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、ヨドバシカメラでの予約が可能です。

(関連記事)
・Acer、MRヘッドセット10月17日発売 価格は税込6万円弱
・DellのMRヘッドセット『Dell Visor』日本発売が発表

【更新履歴】
2017/10/17 14:48……国内でのヘッドセットおよびコントローラー単品販売について追記

関連するキーワード: DELLDell VisorMRヘッドセットWindows MR

デルが新たなIoT戦略を発表–新部門を設立、3年間で10億ドル投資へ – ZDNet Japan

 Dell Technologiesは新たなモノのインターネット(IoT)戦略を発表し、同社のさまざまな製品やサービスを統合するIoT部門を新たに設立した。また今後3年間で、IoTに関する研究開発に10億ドルを投資するという。

 新部門の責任者には、VMwareの最高技術責任者(CTO)Ray O’Farrell氏が就任する。同氏の最初の仕事は、同社の傘下にある各部門や子会社のIoT関連製品やサービスを統合することになる。

 Dell Technologies傘下のDell EMC、Pivotal、VMware、RSAなどの子会社は、IoTのさまざまな側面に関わる製品や事業を展開している。またIoTのエンドポイントとゲートウェイは、遅延を減らし、エッジ側でインテリジェントな処理を行えるよう、今後ますます強力なものになっていくと予想されている。

 同社の最高経営責任者(CEO)Michael Dell氏は、人工知能(AI)とIoTは今後「クラウドのエッジからコアまでを含む相互依存的なエコシステム」を形成すると述べている。Gartnerは、IoTの利用によって、一般消費者や企業のメンテナンス、サービス、消耗品などのコストが2022年までに年間1兆ドル削減されると予想している。


提供:Gartner

 Dell Technologiesは、IoTエコシステムの中で重要な役割を果す企業になるための一連の施策を発表した

  • IoTゲートウェイからのデータストリームをリアルタイムに処理し、クエリを実行できるソフトウェア「Project Nautilus」。Dell EMCのECS担当バイスプレジデントManuvir Das氏は、Project Nautilusのコードはオープンソースコミュニティーに提供されると述べている。
  • IoTアプリケーションの管理、ローカルコンピューティング、ストレージ、IoTアプリケーションを簡単に扱えるようにするハイパーコンバージドプラットフォーム「Project Fire」。
  • IoTエンドポイントのセキュリティを担う、RSAの「Project Iris」。
  • エッジでのアナリティクスを強化するテクノロジに対する投資。
  • 地理的に分散しているデータを分析するための「Project Worldwide Herd」。
  •  Dell Technologiesは、これらのテクノロジやIoTの活用法を顧客が取り入れるよう、世界各地に展開しているIoT Labで、ワークショップやコンサルティングサービスを提供する。また、顧客が容易に導入できる総合的なIoTソリューション(ブループリント)も提供する。

     同社のベンチャーキャピタル部門であるDell Technologies Capitalも、先端的なスタートアップに対する投資を進めるという。現時点での投資先には、Edico Genome、FogHorn Systems、Graphcore、Zingboxなどの名前が挙がっている。

     今後は、いかに社内での協力関係を築き、顧客に現実的な導入方法を提示できるかが新IoT部門の課題になるだろう。

    この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。


Win10の大型アップデートが間近 目玉は複合現実 – 日本経済新聞

日経トレンディネット

 年に2回行われるWindows 10の大型アップデートが2017年10月17日より提供される。今回の「Fall Creators Update」にはさまざまな改善、不具合の修正、機能追加が含まれているが、見た目はこれまでとあまり変わっていない。その中で、一番の目玉は「Windows Mixed Reality」(Windows複合現実、以下Windows MR)への対応だ。

■Windowsも「複合現実」へ

 ここで言うMixed Reality(MR)とは、VR(仮想現実、Virtual Reality)とAR(拡張現実、Augmented Reality)を合わせたもの。具体的には、ゴーグル型の対応ヘッドセットを装着して、VRコンテンツのような没入感のある対応コンテンツを楽しめる機能だ。

エイサー、デル、HP、レノボ、ASUSなどが発表している、Windows MR対応ヘッドセット

 現在、HTC VIVEなどのVRを楽しむためのヘッドセットが発売されているが高価で、対応パソコンも高いスペックのものが求められるため、なかなか手を出しにくい状況だ。Windows MRでは、それに近いことがWindowsパソコンと対応ヘッドセットで比較的安価かつ手軽に楽しめるというのが売りだ。

 マイクロソフトはHoloLens(ホロレンズ)というMRヘッドセットを法人向けに展開しており、Windows MRはその技術を応用している。しかしホロレンズとは、さまざまな違いがある。

 ホロレンズは単体で動作するデバイスで、素通しで現実の風景が見えるレンズの上にホログラムを投影して重ねて表示する。一方、Windows MR対応ヘッドセットはパソコンに接続して使うデバイスで、単体では動作しない。また外の風景は見えず、ヘッドセット内のディスプレーにグラフィックスを表示する。そのため使用感は、VR用ヘッドセットとほぼ同じだ。

 Windows MR対応ヘッドセットとコントローラーは、エイサー、デル、HP、レノボ、ASUSなどから、Fall Creators Updateが提供開始となる10月17日以降に発売される予定だ。マイクロソフトではヘッドセットの価格を299ドルからとしている。日本での実売価格は、コントローラーとセットのもので5万~6万円程度になりそうだ。

デルのWindows MR対応ヘッドセット「Dell Visor」。米マイクロソフトのブログによると、米国で本体のみで349.99ドル、コントローラー付きのセットが449.99ドルとなっている

エイサーのWindows MR対応ヘッドセット(開発者向け)。4万円(税込み)で8月に発売されたが、すぐに売り切れた

■性能が一定以上のパソコンが必要

 Windows MRを使うには、ある程度スペックの高い対応パソコンが必要になる。自分のパソコンが対応しているかどうかは、スタートメニューから起動できる「Mixed Realityポータル」で確認できる。8GB以上のメモリー、10GB以上のHDDの空き容量が必要なほか、CPUやグラフィックス性能も一定以上のものが要求される。

スタートメニューから起動できるMixed Realityポータルで、そのパソコンがWindows MRに対応するかどうかチェックできる

このパソコンは、グラフィックス機能の性能がWindows MRの要件を満たしていないため実行できない

 現在公開されているパソコンの要件を見ると、HTC VIVEなどのVR用ヘッドマウントディスプレーの動作要件ほど高くないが、この機能が目当てなら最新パソコンへの買い替えや、デスクトップ型パソコンならグラフィックスカードの追加などが必要になるだろう。年末商戦では、Windows MR対応パソコンと対応ヘッドセットが店頭に並ぶことになりそうだ。

 肝心のコンテンツは、Windowsストアで提供される2万以上のアプリが対応し、ゲーム、映画などの動画のほか、仕事を効率化できるアプリや、Skypeなどのコミュニケーションアプリ、教育用アプリなどが利用できるという。また、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」がWindows MRに対応し、対応ゲームを配信する。

 しかしコンテンツで重要なのは数ではなく、日本人好みのコンテンツがどれだけ登場するか、日本語でどんなコンテンツが楽しめるかだ。今後の情報に注目したい。

■コルタナも「設定」で設定可能に

 その他の目につく変更点を見ていこう。Windowsの設定項目はアップデートのたびに「設定」に集約されてきている。今回のアップデートで、「設定」の項目に「コルタナ」と「電話」が加わった。「コルタナ」はタスクバーの検索ボックスから起動できる音声入力対応のアシスタント機能のことだが、その設定がここでできるようになった。

「設定」の項目に「コルタナ」と「電話」が加わった

コルタナの設定ができる

 Webブラウザー「エッジ」の機能もじわじわと増えている。手書き機能「Windows Ink」を使い、PDFファイルに手書き入力できるようになった。例えば、Webメールで届いたPDFファイルを開いて、手書きで入力して返送するといったことができる。

「エッジ」ブラウザーでPDFファイルに手書き入力できるようになった

以前からアナウンスされていた「People」アプリがタスクバーから呼び出せるようになった。よく連絡をとる人を表示させて、素早くアクセスできる

 Windows 10 Fall Creators Updateは、2017年9月初頭の段階ではまだデスクトップ右下のバージョン表記(ウォーターマーク)が取れておらず、製品段階には至っていない。しかしアップデートはすでにバグフィックスがほとんどになっていて、10月17日からの配信でもほぼこの形のままになると思われる。Creators Updateのときと同じく、段階的に数カ月かけて全ユーザーに行き渡るように配信されるようだ。

(IT・家電ライター 湯浅英夫)

[日経トレンディネット 2017年9月13日付の記事を再構成]

サポートサービスの統合進捗 拡大しながら緩やかに統一――Dell EMC – 週刊BCN+

週刊BCN 2017年10月02日vol.1696掲載

オフィス統合も順調

 2016年9月に統合した米デルとEMC。この二社の統合の進捗について関心が高い。なかでもユーザー企業にとって一番気にかかるのがサポート体制だ。統合から1周年を迎える9月上旬に、Dell EMCは統合に伴うサポートサービスの統合の進捗状況、および今後の新たなサービスポートフォリオについて説明会を開催した。

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高橋 歩

サービスビジネス営業統括本部

統括本部長

 両社のサポートサービス統合の取り組みについて、デルの高橋歩・サービスビジネス営業統括本部 統括本部長は、「昨年9月から、協業体制の構築、インフラの統合、サービスの統一化の三つのステップで統合を進めている。ただ、完全統合する時期はあえて設定していない」と話す。時期を決めると、それが目標になってしまい、無理が生じる恐れがあるからだ。デルとEMCがそれぞれのサポート体制を強化、拡充しながら徐々に統合を進めていく方針だ。

 協業体制の構築では、Dell EMCのサポートポートフォリオを拡大する。従来提供しているハードウェアサポートのみの「Basic Support」、ハードウェアとソフトウェアの包括的サポートの「ProSupport」、プロアクティブサポートの「ProSupport Plus」に加え、11月から新たに「ProSupport One for Data Center」の提供を開始する。

 新サポートサービスについて、高橋統括本部長は、「デルとEMCの両方のエンタープライズ製品を利用している顧客を対象にしたもの。デルのテクノロジサービスマネージャー(TSM)とEMCのサービスアカウントマネージャー(SAM)の両方がサービスを提供する」と説明した。これにより、ハードウェア単体ではなく、Dell EMCシステム全体の最適化が実現できるという。

 インフラの統合では、8月からデルとEMCの保守サービスのブランドを「ProSupport」に統合した。また11月以降には、構築サービスを「ProDeploy」にリブランドする計画で、最終的なサービス統一に向けて着実に進めているとした。

 日本市場で注目を集めているハイパーコンバージドインフラ(HCI)の「VxRail」「vSAN Ready Node」製品は、8月から各製品の技術力とサポート体制を拡充し、顧客満足度の向上を目指している。なかでもVxRail製品のサポート体制は、従来は日本でサポートを受け付けた後、すべて海外拠点で対応するオフショアだったが、レベル1/レベル2のサポートについては日本のエンジニアが対応するオンショアへ変更した。なお、高度なレベル3のサポートのみ海外で対応する。

 このほか、高橋統括本部長はオフィス統合の取り組みについても紹介した。西日本支社の新オフィスでは、デルとEMC両社二層の社内LANを備えた世界初の統合モバイルオフィスを構築し、両社の統合ワークスタイルを実践。川崎オフィスも、すでに8月からこの新しいワークスタイルに移行済みで、新宿オフィスは9月から新ワークスタイルに移行しているという。(山下彰子)

デル、インテルXeonやAMD Radeon Pro搭載など新ワークステーションを発売 – ASCII.jp

最高レベルのでパフォーマンスを発揮する4モデル

2017年10月04日 08時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

「Dell Precision 7920 Tower」

 デルは10月3日、プロフェッショナル向けワークステーション「Dell Precision」シリーズの4機種を刷新。発売を開始した。

 タワーモデルの「Dell Precision 5820 Tower」、「Dell Precision 7820 Tower」、 「Dell Precision 7920 Tower」は、最新のインテルXeonプロセッサーやAMD Radeon Pro、およびNVIDIA Quadroプロフェッショナルグラフィックカードなど、最高レベルのパフォーマンスを発揮できる構成とした。全モデルでHDDを前面からアクセス可能な筐体を採用、5820 Towerと7820 Towerは最大5基を搭載、7920 Towerは前面6基、背面から4基の計10基を搭載可能。

「Dell Precision 7820 Tower」

 ラックモデルの「Dell Precision 7920 Rack」は、最高性能のタワーワークステーションと同等の処理能力と拡張性を2Uのフォームファクタで提供、セキュアなリモートワーカーに適している。

「Dell Precision 5820 Tower」

 インテルXenonは7820 Towerと7920 Tower、7920 Rackに搭載、インテルXeon Wプロセッサーは5820 Towerに搭載。また、5820 TowerとTower 7820は最大256~768GB、7920 Towerと7920 Rackは最大1.5 TBまでメモリーを拡張可能など処理能力を向上させることができる。

「Dell Precision 7920 Rack」

 価格は、Dell Precision 5820 Towerが22万9980円より、Dell Precision 7820 Towerが25万9980円より、Dell Precision7920 Towerが34万9980円より、Dell Precision 7920 Rackが28万9980円より(いずれも税抜き、送料込み)。

■関連サイト


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デル、筐体デザインを一新したプロ向けワークステーション新モデル … – ITmedia


ニュース


» 2017年10月03日 14時04分 公開



デルは、同社製ワークステーション「Dell Precision」4シリーズのラインアップを改定、本日より販売を開始する。






 デルは10月3日、同社製ワークステーション「Dell Precision」4シリーズのラインアップを改定、本日より販売を開始する。

 今回のラインアップ刷新では筐体デザインを一新し、全モデルでHDDの前面アクセスを実現した。ラインアップは、最大5基のHDDを装着可能な「Dell Precision 5820 Tower」「Dell Precision 7820 Tower」、最大10基(前面6基+背面4基)のHDDを装着可能な「Dell Precision 7920 Tower」と、2Uラックマウント筐体採用モデルの「Dell Precision 7920 Rack」の計4構成を用意した。

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Dell Precision 5820 Tower(左上)、Dell Precision 7820 Tower(右上)、Dell Precision 7920 Rack(下)

 CPUは最新のXeonプロセッサを採用、グラフィックスカードはPascal世代のQuadro搭載カードまたはRadeon Pro搭載カードを装着可能。いずれもOSはWindows 10 Pro Workstationsを標準で導入している。価格はDell Precision 5820 Towerが22万9980円から、同 7820 タワーが25万9980円から、同 7920 タワーが34万9980円から、同 7920 ラックが28万9980円から(いずれも送料込み、税別)。


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