TRONはIoTに加えてAIも取り込む、IEEEによる標準化でさらなる普及へ … – @IT MONOist

トロンフォーラムが主催する「2017 TRON Symposium−TRONSHOW−」のテーマは「AI+オープンデータ+IoT=未来」だ。TRONプロジェクトリーダーの坂村健氏は「オープン化によって、ここ1〜2年で急速に進化を遂げたAIを取り込んでいく」と強調した。


 トロンフォーラムは2016年12月8日、東京都内で「2017 TRON Symposium−TRONSHOW−」(同年12月13〜15日、東京ミッドタウン)記者発表会を開催。2017年のTRON Symposiumの見どころや、TRONプロジェクトの最新トピックスなどを発表した。

TRONプロジェクトリーダーの坂村健氏TRONプロジェクトリーダーの坂村健氏

 今回のTRON Symposiumのテーマは「AI+オープンデータ+IoT=未来」。これまでも、IoT(モノのインターネット)やオープンデータについては積極的に取り組んできたが、それらにAI(人工知能)が加わった。2017年4月から東洋大学情報連携学部(INIAD)の学部長を務める坂村氏は「オープン化によって、ここ1〜2年で急速にAIが進化を遂げている。かつては最先端のAIと言えばクローズなものだったが、グーグル(Google)をはじめオープン化が進んでおり、学会発表よりも早いスピードで情報が公開されている。このAIをTRONプロジェクトでも積極的に取り込んでいく」と強調する。

 実際にTRONプロジェクトは、リコーとの間で「AEye Ball Sensor」と名付けた共同研究を進めている。坂村氏が所属するINIADにおいて、リコーの360度カメラをカメラではなくセンサーとして用い、これにTRONプロジェクトの組み込みAIを組み合わせて、複数のカメラ映像からリアルタイムに人の動きを細かく収集する技術の実証実験を行っている。「INIADの学生の出欠確認を自動で行える他、不審者の監視にも利用できる。TRONプロジェクトとして、組み込みの世界でAIをどう使うかを重視している。現在のAIが必要とする大量のデータを全てクラウドに送ると大変な通信量になってしまうので、いかにして効率的にデータを送るかが重要。現場側に一部AIを入れる必要もあるし、データを送る通信プロトコルなども検討すべきだろう」(坂村氏)という。

リコーとTRONプロジェクトによる「AEye Ball Sensor」の概要
リコーとTRONプロジェクトによる「AEye Ball Sensor」の概要(クリックで拡大) 出典:トロンフォーラム


「AEye Ball Sensor」の360度カメラによる人の認識と動きに関する情報収集の様子
「AEye Ball Sensor」の360度カメラによる人の認識と動きに関する情報収集の様子。INIADで実証実験を行っている(クリックで拡大) 出典:トロンフォーラム

 なお2017 TRON Symposiumでは、2017年12月14日10時30分から、「Vision-based IoT イメージング技術とAIを活用した 新たなオープンプラットフォーム」と題し、坂村氏とリコー Smart Vision事業本部 DS事業センター所長の浅井貴浩氏が講演を行う予定だ。

IoTエッジノードに最適なリアルタイムOSを求めたIEEE

 TRONプロジェクトの最新トピックスでは、リアルタイムOS「μT-Kernel 2.0」がIEEE(米国電気電子学会)の標準に採用されたことが挙げられるだろう。2017年8月にIEEEによる標準化に向けた契約に調印し、同年12月から「IEEE P2050」としての標準化作業が始まるという。

 坂村氏は「TRON系OSは組み込みリアルタイムOSの2017年調査で60%のシェアを獲得し、22年連続の利用実績トップだった。IEEEは、IoTのエッジノードに最適なリアルタイムOSの標準規格が必要になると考えており、利用実績の高いTRON系OSの1つであるμT-Kernel 2.0に白羽の矢が立った。今後、μT-Kernel 2.0はIEEE P2050として開発が進められる。もちろんTRONプロジェクトとしても、IEEEというオープンな場で最大の貢献者になっていきたいと考えている」と説明する。

IEEEが「μT-Kernel 2.0」を標準に採用した理由
IEEEが「μT-Kernel 2.0」を標準に採用した理由(クリックで拡大) 出典:トロンフォーラム

 2017 TRON Symposiumの2017年12月13日15時からの特別講演では、坂村氏や、IEEEのNew Standards Committeeチェアマンのステファン・デュークス(Stephan D. Dukes)氏などが参加し、「TRON×IEEE」や「IoT世界動向」について話す予定だ。


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リコーに聞く、デジタル時代の“ブレない”クラウドの使い方 – ZDNet Japan

 いま多くの企業に突き付けられている課題が、業績を支える既存のビジネスに加え、デジタル技術を生かした新規のビジネスへのチャレンジだ。そのゴールは、既存ビジネスから新規ビジネスへのシフト、あるいは両者の融合によるビジネスモデルの変革かもしれない。

 複写機ビジネスを中核に「オフィス」を得意領域としてきたリコーは近年、その領域を「業務の現場」、さらには「社会」に広げようとしている。同社はこのビジョンを「エンパワーリング・デジタル・ワークプレース」と呼び、2016年6月に位置情報を活用したビジネスに参入し、第一弾として北海道の札幌道都病院に医療従事者や患者の動きを把握するサービスを始めた。同年10月には異業種パートナー6社と共同で「スマートコムラボラトリーズ」を設立し、地域活性化につながる「スマートコムシティ」ソリューションのプラットフォーム提供にも乗り出した。


リコーは「エンパワーリング・デジタル・ワークプレース」というデジタル技術を利用したビジネスモデルの変革を目指す


リコー オフィスサービス事業本部 ワークプレイス ソリューション センター サービスプラットフォーム開発室の谷口竜氏

 オフィスサービス事業本部 ワークプレイス ソリューション センター サービスプラットフォーム開発室の谷口竜氏は、「新しい領域を広げる上で従来はできなかったことをできるようにするためにデジタル技術を活用する」と話す。その肝となるのがクラウドだ。

 クラウドの活用を考える前提として谷口氏は、既存ビジネスと新規ビジネスの特性の違いを挙げる。同社のような製造業の場合、既存ビジネスでは商品を大量生産し、利用者が商品を認知し、商品自体もコモディティ化している。市場は成熟しており、そこでの価値には、例えば「良いモノを安く」といったものがあるだろう。

 一方の新規ビジネスの市場は、商品の姿はもちろん、それが利用者に提供する価値、作り方や提供の仕方も定まっていない未成熟な領域となる。この中で商品を提供する側は、利用者の“期待”を手掛かりに、どのような“コト”で応えるのかを示さなければならない。定まったビジネスの“解”がなく失敗するリスクも伴うだけに、新規ビジネスの進め方においては、“スピード”と“柔軟性”の2つが必須だと、谷口氏は話す。

 この特性の違いを前提にITについてみてみると、既存ビジネスでのITは、市場の定まった商品に対するニーズを事業部門がくみ取ってシステムの要件を決め、IT部門はその要件をもとにベンダーとシステムを開発し、運用する。

 しかし新規ビジネスでのITは、市場が期待する中身が必ずしも明確ではなく、システムの要件を定めづらい。しかも、その期待が一瞬にして変化することもあり、システムには、市場の期待や動きの変化に耐え得るスピードと柔軟性の2つが必須になる。ビジネスを進めるには、事業部門やIT部門、時にはベンダーなども巻き込むパートナー型の体制が重要で、そのために適した仕組みがクラウドということになる。


既存ビジネスと新規ビジネスにおけるITの違い

サントリー4強確定! トヨタとヤマハは2位死守、リコー、神鋼、コムも追走 – RUGBY REPUBLIC(ラグビーリパブリック)


キヤノンに競り勝ったNTTコミュニケーションズ(撮影:?塩隆)

 ジャパンラグビートップリーグは12月9日、第11節の6試合がおこなわれ、レッドカンファレンス首位のサントリーがNECを28−13で下して10勝1敗(勝点47)とし、残り2節で3位以下に勝点11ポイント差をつけたため同カンファレンス2位以上が確定し、4強が進む日本選手権大会(兼 トップリーグ1位〜4位決定トーナメント)出場が決まった。

 東京・秩父宮ラグビー場でNECと対戦したサントリーは、序盤にFL西川征克が危険なタックルでイエローカードを提示され14人になったものの、前半9分、敵陣深くへ攻め込み、展開して得点チャンスだったところへNECのFB吉廣広征が故意のノックオンをし、ペナルティトライが与えられた。PGで得点を重ねたサントリーはさらに36分、ラインアウトからモールを組み、PR畠山健介がゴールに迫ったあとボールを動かし、WTB長友泰憲がトライ。20−3で折り返した。

 NECは46分(後半6分)、SO森田洋介が抜け出し、SH木村友憲、CTBマリティノ・ネマニとつないでトライを奪い、54分にはPGを決めて7点差とする。

 しかしサントリーは68分にPGで点差を広げ、70分にはWTB長友のランでゴールに迫ると、人数が余っていた右へSO小野晃征がキックパスを放ち、CTB村田大志が貴重な追加点を挙げ、勝点4を獲得した。

 ホワイトカンファレンスのNECは5勝6敗(勝点21)となった。

 レッドカンファレンス2位のトヨタ自動車は、愛知・豊田スタジアムでNTTドコモと対戦し、46−18でボーナスポイント付きの勝点5を獲得している。

 前半はミスが多く17−15と競り、後半早々にPGで逆転されたトヨタだったが、48分にキック好調だったSOライオネル・クロニエのショットで再び先行すると、相手にイエローカードが出て数的有利となった直後の51分、NO8タウファ・オリヴェがトライ。59分にはラインアウトからモールで押し、HO彦坂圭克がインゴールに押さえリードを広げた。ペースをつかんだトヨタはさらに65分、CTBイェーツ スティーブンが抜けてFBジオ・アプロンにつなぎ、3連続トライ。67分にはWTB増田大暉がタックラーをかわして約50メートル走り切り、勝利を確実にした。

 トヨタ自動車は8勝3敗(勝点38)、NTTドコモは4勝7敗(勝点17)となった。

 そのトヨタ自動車を2ポイント差で追う神戸製鋼は、兵庫・神戸ユニバー記念競技場でおこなわれた近鉄との阪神ダービーを39−22で制し、5試合ぶりの勝利となった。

 序盤にSOイーリ ニコラスが中央を抜けて先制した神戸製鋼は、16分、敵陣深くでアドバンテージをもらうと、CTB山中亮平が右へロングパスを放り、大外にいたWTB林真太郎がコーナーにフィニッシュ。PGでも加点し、17−0とした。

 追う近鉄は29分、自陣でのスクラムで押し込みターンオーバーしたあと、NO8イオプ・イオプアソがビッグゲインし、たたみかけ、FBセミシ・マシレワがゴールラインを割った。

 しかし後半も神戸製鋼のペースは変わらず、46分、ディフェンスでボールを奪い返し、カウンターでWTB大橋由和がトライ。56分にはCTB山中がインターセプトから60メートル走り切り、リードを広げた。

 近鉄は60分にFLトンプソン ルークが切り込みWTB島直良のトライを演出したが、神戸製鋼は74分、ゴール前の密集からピックアップしたPR山崎基生がインゴールに突っ込み、77分には近鉄のパスが乱れたところを見逃さなかったCTB正面健司がゴールに持ち込み、勝負あり。

 神戸製鋼は7勝1分3敗(勝点36)、近鉄は3勝8敗(勝点13)となった。

 トヨタ自動車と神戸製鋼を追うNTTコミュニケーションズは、秩父宮でキヤノンに8−3で競り勝ち、4強入り(レッドカンファレンス2位)への望みをつないだ。

 0−3で後半を迎えたNTTコムは55分にPGで同点。そして67分、敵陣中央22メートルライン手前のスクラムからの攻撃で、SO小倉順平がディフェンス裏にボールを蹴り出し、CTBシェーン・ゲイツが足にかけてインゴールに転がったボールを自ら押さえ、勝ち越した。

 キヤノンは70分にWTBホセア・サウマキがゴール左に迫ったが、NTTコムは3人がかりで外に押し出し、トライとはならず、その後もリードを守り切った。

 NTTコムは6勝1分4敗(勝点29)、ホワイトカンファレンスのキヤノンは4勝7敗(勝点19)となった。

 ホワイトカンファレンスでは、2位のヤマハ発動機が地元・静岡で今季未勝利のコカ・コーラ相手に8トライを奪い、54−7で快勝している。

 ヤマハは前半10分にスクラムで優勢となって先制すると、20分にはSOマット・マッガーンがディフェンス裏にキックしたボールをCTBマレ・サウが確保してゴールに迫り、FL大戸裕矢につないで追加点。23分にはFL大戸とLOヨハン・バードールの好走で連続トライとなり、32分にはCTB小林広人もゴールへ、39分にも強力スクラムからFL三村勇飛丸がインゴールに押さえ、前半で35点差をつけ勝負を決めた。

 ヤマハは8勝3敗(勝点41)、コカ・コーラは11連敗(勝点2)となった。

 ヤマハを2ポイント差で追うリコーは豊田スタジアムで豊田自動織機と対戦し、35−20で下して8勝3敗(勝点39)としている

 リコーは前半を5点リードで折り返すも、後半の立ち上がり、織機が17フェイズを重ねてPR浪岡祐貴がゴールに突っ込み、コンバージョン成功で逆転した。

 しかし、リコーは46分にPGで再逆転。50分にはSOロビー・ロビンソの好走で攻め上がり、CTB牧田旦が空いていたスペースへキックすると、処理しようとした織機のWTB坂井克行にリコーのCTB松本悠介がプレッシャーをかけてボールはインゴールに転がり、牧田が押さえリードを広げた。

 その後、織機はPGで3点差に詰めたが、リコーは59分、ラインアウトからのモールでゴールに迫り、身長192センチのLOロトアヘア ポヒヴァ大和が密集の上から体を伸ばしてインゴールに押さえ、貴重な追加点を獲得。68分に織機にイエローカードが出ると、数的有利となったリコーは70分、WTB高平拓弥がトライを決め、ボーナスポイントをチームにもたらした。

 12月10日には第11節の残り2試合、パナソニック×宗像サニックス(埼玉・熊谷陸上競技場)、クボタ×東芝(大阪・キンチョウスタジアム)がおこなわれる。

[ラグビー]幻のFBが帰ってきた! リコー中沢、4年ぶりトライ – 中日スポーツ

NTTドコモ戦の後半、トップリーグ初トライを決めた中沢=2日、秩父宮ラグビー場で(大友信彦撮影)

写真

 幻のフルバックがピッチに帰ってきた! ラグビートップリーグで、異色の選手が活躍している。リコーのFB中沢健宏(26)は、立大4年のとき、関東大学オールスター戦に対抗戦Bグループから唯一出場。パワフルなプレーで上位校の選手たちを驚かせたが、卒業後は銀行に就職し、ラグビーの第一線からは退いていた。しかし、2年後の2016年に自らトライアウトを受けてリコーに中途入社。2年目の今季、26歳でトップリーグデビューを飾った。回り道を経てきた遅咲きFBの素顔とは?(文・写真=大友信彦)
 12月2日、秩父宮ラグビー場で行われたトップリーグ、リコー−NTTドコモの後半21分、相手ゴール前で味方のパスを、地面ギリギリでつかんだのがリコーのFB中沢だった。183センチ、98キロのたくましい体を折り畳むようにしてインゴールに飛び込むと、チームメートが次々に駆け寄り、起き上がった背番号15を祝福した。このトライは中沢にとってトップリーグでの初トライだった。
 「パスをもらって置いただけですから」
 中沢は照れくさそうに笑ったが、このトライが生まれるまでには長い物語があった。
   ◇   ◇
 2013年7月7日、秩父宮ラグビー場で行われていた「関東大学オールスター戦」で、大暴れしていたのが対抗戦選抜のFB中沢だった。相手タックルを弾きとばすパワフルなラン、抜けたあとの猛加速で次々とトライチャンスを作り、後半13分には自らトライを、同17分には1ゴールも決めた。のちに日本代表となる帝京大3年のSH流大(現サントリー)、同2年の坂手淳史(現パナソニック)、早大4年のFW金正奎(現NTTコム)ら当時の大学ラグビーの主役たちがかすむほどのインパクト。MVPを受賞した金は「こんなヤツがいるとは知らなかった。きょう一番の発見でした」とうなった。
 「大学4年か…では進路は」と試合後、突然現れた新星に尋ねると、意外な答えが返ってきた。
 「銀行に就職します。みずほ銀行です」
 埼玉・所沢北高では3年の秋までラグビー部で活動しながら立大に一般入試で現役合格した文武両道男は、卒業後へのビジョンも明確だった。
 「ラグビーはクラブチームで続けます」
 だがそれから4年半。中沢はトップリーガーとして再び秩父宮のピッチに立っていた。
 転機は15年ワールドカップだった。日本代表が南アフリカを破った歴史的勝利をテレビで見た。4年後のW杯では自分と同年代の選手たちが活躍するだろう…そう思うと、じっとしていられなくなった。
 「就職する前は、10年ラグビーをやって引退したら、仕事をしてきた同期とすごく差がついていると思っていた。でも実際に就職して働いて、両立できるんじゃないかと思ったんです。だったら今しかやれないことをやろうと思った」
 所沢北高の先輩・馬渕が主将を務めるリコーの練習に参加させてもらい練習生としてサニックスとの練習試合に出場。そこで中沢は、あの南ア戦で劇的な逆転トライを決めた英雄ヘスケスを1対1でタッチに押し出すタックルを決めた。神鳥裕之監督が振り返る。
 「それで一発合格でした。ラグビー部に中途採用枠はないけど、社会人としての期待もあって、特例で採用しました。今は、元の職場にも営業に行ってますよ(笑)」
 銀行での2年間は、みずほ銀行ラグビー部で関東社会人リーグをプレーしたが、練習は週末だけ。体重も85キロまで落ちた。だが16年4月に転職後は猛トレーニングに打ち込み、3カ月で体重を戻した。1年目は出場ゼロだったが、2年目の今春はニュージーランド(NZ)に3カ月留学。
 「去年はリコーのラグビーを覚えることで必死だった。でもNZで、まず自分の強みを出すことだと学びました」
 自分の強み、つまりフィジカルの強さを出す−その姿勢がトップリーグ初出場、初トライ、初ゴールを呼び込んだ。26歳、同期に4年遅れての遅咲きデビュー。だが本人は後悔していない。
 「銀行で働いたのはいい経験です。仕事は一人では何もできない。外回りと窓口業務の連携の大切さも学べた。それに」
 と言って、中沢はとびきりの笑顔を浮かべた。
 「田無支店にいたときの上司や仲間が今日も応援に来てくれたんです。うれしいですね」
 帰ってきた幻のFBが寒い冬を熱くする。
 <中沢健宏(なかざわ・たけひろ)> 1991(平成3)年9月10日、埼玉県入間市生まれの26歳。ポジションはFB。所沢北高1年でラグビーを始め、立大に進学。4年時、関東大学オールスター戦に対抗戦Bから唯一人出場。14年、みずほ銀行に就職。16年、同行を退職してリコーに中途入社。2年目の今年10月22日、神戸製鋼戦でトップリーグデビューを飾った。183センチ、98キロ。
    ◇

 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。

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リコー、3D出力サービスが人気 – リフォーム産業新聞

リコー、3D出力サービスが人気

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廃盤や細かな部品も造形

 リコー(東京都中央区)の3D出力サービスが人気になっている。2014年から始まったもので、コンサルティングと出力を行う。

リコー 3D出力を支える「RICOH Rapid Fab 厚木」3D出力を支える「RICOH Rapid Fab 厚木」

 特徴は、顧客からの「こんなことはできないか」という相談に応じる点。さまざまな素材や出力方法から、技術者が最適なものを提案する。専用サイトでは価格や方法を明示し、3DCADデータがない場合は設計も請け負える。3Dプリンターを多く備えた「RICOH Rapid Fab 厚木」を拠点に、短納期を実現している。

 3Dを使ったリフォーム事例として、NTT都市開発(東京都千代田区)は書庫の壊れた取っ手部分だけを発注。傷んだ取っ手を3Dで大量出力し、すべてを交換することで、社内に多数あるキャビネットをそのまま利用できた。

 その他、ドアやサッシの一部だけを作成した例もある。メンテナンス時に廃盤とわかった製品も自由に設計できるのが強みだ。事業開発本部AM事業センターの工藤真弓氏は「3Dプリンターは既存物をなぞるだけでなく、新たな造形も可能。短期間で異なるサイズを複数作れるので、試作も簡単にできる。より活用してもらいたい」と話す。

リコージャパン、茨城県坂東市、坂東まちづくり株式会社と地方創生に係る … – PR TIMES (プレスリリース)

左から 坂東市マスコットキャラクター将門くん、リコージャパン 茨城支社 猪熊支社長、 リコージャパン 松坂執行役員、坂東市 木村市長、坂東まちづくり 圓﨑代表取締役社長左から 坂東市マスコットキャラクター将門くん、リコージャパン 茨城支社 猪熊支社長、 リコージャパン 松坂執行役員、坂東市 木村市長、坂東まちづくり 圓﨑代表取締役社長

坂東市は、「坂東市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標として、「本市における安定した雇用の創出」、「本市への新しいひとの流れをつくる」、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、「時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する」を掲げ、行政はもとより、市民や地元産業界、教育界、金融機関、各種団体など、さまざまな人々が坂東市のまちづくりに参画し、協働して魅力あるまちづくりに取り組んでいます。

また、坂東まちづくり株式会社は、観光産業の活性化に向けて、市内中心市街地に整備した観光交流センター「秀緑」の管理運営をはじめ、商業、農業、工業などあらゆる市内産業と連携を図り、地域活性化に取り組んでいます。

一方、リコージャパンは、リコーグループの国内販売会社として全国各県に支社を設置し、地域密着で事業を展開しています。お客様の経営課題、業務課題を解決するためのさまざまなソリューションをワンストップでご提供することに加え、オフィス領域で培った課題解決力をもとに、産官学金労言の皆様との連携・協力を強化して、地方創生・地域活性化に取り組んでいます。

今後三者は、本協定に基づき、相互の人的・知的資源の活用を図り、協働して事業を展開することにより、「まち・ひと・しごと」の創生に向けた取り組みを戦略的に推し進めてまいります。

■連携項目

坂東市、坂東まちづくり、リコージャパンは、次の事項について連携し協力して取り組みます。

(1) 地域産業の活性化に関すること

(2) 経済・観光の活性化に関すること

(3) 移住・定住の促進に関すること

(4) その他地方創生の推進に資すること

環境オフィスと働き方改革、同時に エコプロ2017開幕 :日本経済新聞 – 日本経済新聞

 環境に配慮した製品やサービスを集めた国内最大級の展示会「エコプロ2017 環境とエネルギーの未来展」(産業環境管理協会、日本経済新聞社が主催)が7日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。リコーや富士ゼロックスなどがオフィスの環境対策と働きやすさを両立した新技術を展示し、来場者の注目を集めた。

リコーが開発中のセンサ付無線調光型直管LED(7日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト)

リコーが開発中のセンサ付無線調光型直管LED(7日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト)

 2050年までに温暖化ガス排出量「実質ゼロ」という環境目標を掲げるリコー。「脱炭素社会の実現」に向けて、顧客にも提供する環境技術を披露した。その目玉の1つが照明制御技術だ。

 自社製の発光ダイオード(LED)照明にセンサーを内蔵。人の出入りや室温、在席状況などをセンサーで見張り、明るさを自動でコントロールする。社内の実証試験では消費電力量を従来比58%削減できた。複数のセンサーによって人の動きがわかるため、例えば廊下では歩く方向を察知し、ある程度前方まで照明をつけるなど「不快な思いをしない省エネを可能にする」(宮松宏州・省エネルギー事業推進室室長)。

 価格は未定だが、壁に穴をあけるなどの工事が不要なため低コストで導入できるという。他メーカーと連携し、空調も制御できるようにする。工場では冷却装置など生産設備の監視も手掛ける予定だ。「センサーが取得したデータを分析すれば不要な会議室や非効率な生産設備がわかったりする。省エネだけでなく、仕事のやり方や生産性の改善といったコンサルティングも可能になる」(宮松室長)という。

富士ゼロックスは脳波測定で集中状態を測定するシステムを展示。仕事の質の向上させるためのツールになるとみている

富士ゼロックスは脳波測定で集中状態を測定するシステムを展示。仕事の質の向上させるためのツールになるとみている

 国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」は環境だけでなく「働きがいのある仕事」も重要な目標として掲げられており、働き方改革を後押ししている。SDGsエリアに出展した富士ゼロックスのテーマは「2030年の未来のオフィス」。集中状態を脳波で測定するシステムや、会議の場で参加者がアイデアなどを電子付箋として瞬時に投稿できるツールなどを披露した。

 同社はモバイルを使った業務の効率化などを提案してきた。「今後の経済成長のためには想像力を高めたり、コミュニケーションを活発にしたりといった仕事の質向上につながる取り組みが必要」(宮本育昌・環境経営推進チーム長)という。

 セイコーエプソンやデュプロ精工(和歌山県紀の川市)は使用済みの紙を職場で再生できる小型装置を披露した。環境意識に加え、最近は機密保護の観点から外部委託ではなくオフィス内で処理したいとの声も高まっている。

(安田亜紀代)

リコー電子デバイス、IoT機器向け電源ICを4製品投入 – 日経テクノロジーオンライン

 リコー電子デバイスは、IoT機器に向けた電源ICを4製品発売した。最大出力電流が300mAの昇降圧型DC-DCコンバーターIC「RP604シリーズ」と、最大出力電流が300mAの降圧型DC-DCコンバーターIC「RP512シリーズ」、最大出力電流が100mAの降圧型DC-DCコンバーターIC「RP511シリーズ」、LDOレギュレーターIC「RP122シリーズ」である。いずれも低消費電力、小型、低雑音であることが特徴だ。IoT機器のほか、スマートウォッチやスマートバンド、健康管理機器、電池駆動機器、RF通信モジュールなどに向ける。

リコーの危機、1万人削減でも赤字転落…コピー機もデジカメも売れない – Business Journal

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リコー本社(「Wikipedia」より)

 リコー株価が下落した。10月25日の1182円(年初来の高値)から990円(11月29日)へと16%安くなった。年初来安値(837円、5月1日)が意識されている。2018年3月期の連結最終損益予想を黒字から赤字に修正したため、失望売りが広がったものだ。

 18年3月期の業績予想は、売上高を2兆円から2兆400億円(前期比0.5%増)へとわずかに上方修正したが、経営再建中のインド子会社に対する追加の財政支援を打ち切るのに伴い、今後発生する損失額が最大で365億円になるとしたことで、営業利益は180億円から100億円(同70.5%減)、最終損益は30億円の黒字から70億円の赤字(前期は34億円の黒字)へと大幅に下方修正した。

 支援を打ち切るのは、1993年に設立した現地販売子会社のリコーインド。リコーグループが73.6%を出資し、複合機の販売や保守サービスを手がけている。17年3月期の売上高は211億円で、税引き前の損益段階で赤字が続いていた。従業員数は900人強で、ムンバイ証券取引所に上場している。

 リコーインドをめぐっては、15年11月に監査法人の指摘を受け、利益水増しの不正会計の兆候が発覚。リコーは17年3月期に69億円の損失を計上した。

 これまでに増資の引き受けやリコーインド株式の無償消却に応じるなど、財政支援を継続。17年3月末時点で288億円の債務保証をしていた。

 だが今年10月、主要取引先の印ITサービス会社が現地裁判所にリコーインドの2度目の会社更生手続きの開始を申し立てた。リコーはグループ全体の損失を限定するため、今後の追加支援を行わないことを決定した。

 インド関連では、17年7~9月期に65億円を回収不能とした。インド子会社の主要取引先に支払った前渡し金だ。リコーがインド子会社に有している債権の総額は300億円に上る。債権が回収できない場合を想定して、18年3月期に365億円の損失を織り込んだとしている。山下良則社長は、リコーインドの法的整理を「ある程度想定している」と述べている。

 インド子会社への支援打ち切りによって、リコーは成長市場であるインドの拠点を失い、新興国の戦略の見直しを迫られることになる。

リコー、倉庫内を自律走行する無人搬送車 – 日経テクノロジーオンライン

この記事は日経エレクトロニクス購読者/日経ものづくり購読者/日経Automotive購読者/日経テクノロジーオンライン有料会員限定ですが、2017年12月08日まではどなたでもご覧になれます。

リコーによる紹介パネル

[画像のクリックで拡大表示]

 リコーは、「現場に寄り添う搬送ロボット」として、自律走行型の倉庫内搬送システムを2017 国際ロボット展(2017年11月29日~12月2日、東京ビッグサイト)に参考出展した。搬送先に到着すると、決められたエリアの中から空いている場所を探してカゴ車を置く。

 リコーは、黒い線に沿って自動搬送する光学式のAGV(無人搬送車)システムをすでに販売している。市販のビニールテープやマーカーペンなど、黒い線を引けば走行ルートを整備することができるため、導入やレイアウト変更のしやすさがウリだという。今回のシステムは、従来のAGVシステムにLiDARなどのセンサーを加えて自律走行を可能にしたもの。

目的地までは黒い線に沿って進み、空き場所を見つけると自律走行でカゴ車を置く

(紹介ビデオより)

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リコーの配布資料

[画像のクリックで拡大表示]

 目的地までは従来どおり黒い線に沿って進み、当該エリアに到着すると自律走行でカゴ車を置きにいく。搬送システムは目的地を「カンバン」と呼ぶ反射バーコード付きのプレートで認識しており、作業員は運ぶ物に応じてカンバンを差し替え、希望するエリアにカゴ車を置くことができる。鳥取大学と共同開発した「最適経路探索技術」も備えており、走行経路を現場の状況に合わせて再計算できる。カゴ車は既存のものを流用可能で、「メカ機構」と「けん引ふらつき防止制御」によって荷物の重さや偏りを考慮しながら適切に運べるとする。

 具体的な発売時期は未定だが、リコーグループなどで実証実験中であり、「近いうちに実用化できる見込み」(リコーの説明員)だという。