エディオンのフィスコ二期業績予想 | マネーボイス – まぐまぐ! – まぐまぐニュース!


※この業績予想は2017年10月11日に執筆されたものです。最新の情報が反映されていない場合がありますのでご了承ください。

エディオン

3ヶ月後
予想株価
1,200円

中部・西日本が地盤の家電量販店大手。筆頭株主のLIXILグループとは住宅リフォームで提携。リフォームとオール電化のセット提案を推進。電子商取引を強化。積極出店による経費増加で18.3期1Qは大幅減益。

洗濯機やクリーナーの高付加価値品が伸び、4Kテレビや有機ELテレビも好調。円安気味の為替で訪日外国人のインバウンド消費復調が支援材料に。18.3期は増収で営業増益を見込む。株価は上値を試す動きへ。

会計期/実予/売上高/営業利益/経常利益/純利益/EPS/配当
18.3期連/F予/700,000/16,000/16,500/9,000/92.91/26.00
19.3期連/F予/720,000/17,000/17,500/9,600/99.10/28.00
※単位:百万円、円、F予:フィスコ予想

執筆日:2017/10/11
執筆者:HH

「世界よ、これが日本のブランドだ!」——麻倉怜士のIFAリポート2017(後編) – BIGLOBEニュース

誇張なしの“手のひらカメラ”「RX0」。この小さな筐体に1インチセンサーを詰め込んだ、ソニーの力作

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 AV評論家、麻倉怜士氏による「IFA 2017」振り返り。後編は日本を代表する2大メーカーのソニーとパナソニックを中心にお届けする。ソニーでは超小型カメラ「RX0」に往年のソニーらしさを感じ、パナソニックはベルリン・フィルとの協業を通じて音楽の真価に迫る。“今を乗り越えるのに精一杯”という状況を脱した2社は“これからのエレキ”を考え始め、人類をワクワクさせるさまざまな提案をぶつけてきた。世界よ、これが日本ブランドだ!
——IFA前編ではシャープが元気になってきたという話でしたが、その他のメーカーはどうだったでしょうか?
麻倉氏:ソニーとパナソニックは日本を代表するブランドとして、ここ数年のIFAで踏ん張ってきました。今年はシャープとともにこの2社も元気でしたね。
 ソニーに関しては、内外から求められていた“ソニーらしさ”がついに復活しそうな印象でした。一時期のどん底状態を脱し、これまでもだんだん良くはなってきていたのですが、残念ながらソニー好きが「これはスゴイ」というモノはなかなか出てこなかったんです。それが今回ついに、超小型高級カメラ「RX0」として出てきました。実物を見ると往年のソニーらしさがよみがえった感じがしましたね。
麻倉氏:“ソニーらしさ”とはよく言われる言葉ですが、私はこれを“凝縮してデザインと価値を詰め込むこと”と考えます。モノのありがたさというか、モノの中に詰まっている魂というか、そういうものがRX0では発露しているんです。例えばウォークマンも、家庭に鎮座していたステレオをポケットサイズに詰め込んで、ヘッドフォンでどこでも音楽を聴けるというスタイルを作りました。近年欠けていた“ソニーらしいものづくり”がRX0にはあり、「この小ささの中に価値が詰まっている」という感じがします。まさに“It’s a SONY”な製品ですね。
 これまでの製品を見てみても、RXシリーズ自体が大きな1インチイメージセンサーをベースにした高付加価値カメラ、というポジションになっています。これが掛け値なしに“手のひらサイズ”になったわけです。しかも1インチセンサーはそのままキープ。実際に取材してその中を見せてもらうと、結構大きなレンズとバッテリーでほとんど筐体(きょうたい)がいっぱい。わずかなスペースに回路を詰め込んだ超高密度設計になっていました。画質も当然こだわっていて、使い方や醸し出されるモノの魅力、魔力のようなものを感じました。
麻倉氏:面白いのは、これが単に小さくなるだけでなく、複数を同期した撮影もできるということです。オンリーワンの使い方として、床や部屋に埋め込んだ、これまででは見たこともなかった画像が撮れることをアピールしていました。単に従来のものを小さくしただけでなく、“小さくしなければできない撮影技法、新しい切り口”。小型化による新しい機能、新しい提案です。それも含めてソニーらしい。“Like no other”の精神で切り拓いていくところが出てきていました。
——大きさ、あるいは小ささを突き詰めていくと、あるボーダーを越えた時に従来とは全く違う価値が出てくる。ソニーはこれまでも“世界最小・最軽量”という言葉を好んで使ってきましたが、このRX0はまさに“過激な小型化”が生む価値を体現していますね
麻倉氏:こういうメーカーは前向きで、少々冒険をしてもすごい提案を出してきます。ですがそれは、企業にある程度の体力がないとできません。新たに投資も必要となり市場性も不透明となると、縮小傾向の時はなかなか足を踏み出せないわけです。
——チャレンジができる、あるいは面白いものを開発できているということは、企業としてソニーが上手くいっていることの裏付けだと感じます
麻倉氏:シャープの8KもソニーのRX0も、これまでにない切り口によるこれまでにない提案です。会社にそれだけ力が付いてきて、先のことを考えるリソースと余裕が出てきた。とても感動的なトピックですね。
——ソニーのその他のジャンルはどうでしたか?
麻倉氏:製品レベルではウォークマン「NW-ZX300」に感心しました。私とも浅からぬ縁のあるハイレゾウォークマンですが、2016年に出てきたハイエンドモデル「NW-WM1」がもう圧倒的に良いですね。特に無酸素銅シャーシの「NW-WM1Z」は物量投入で、テクノロジーも使いこなしもリファレンスです。余談ですが、毎年7月に開かれるカーサウンドコンテスト、昔はパイオニアの音源機器が幅を利かせていたのですが、最近はポータブル機がほとんどです。その中でもプレーヤーはNW-WM1Zが圧倒的に多いです。
麻倉氏:そんなウォークマンのプレミアムラインですが、新機種はハイレゾウォークマンとしてかなり人気のあった「ZX100」の後継機です。が、会場で比較試聴をするとこれがもうぜんぜん違う音を鳴らしていました。ZX100はハイレゾの良さがあり、メリハリと押し出しの効いたハッキリクッキリの音像が出ていました。一方NW-ZX300は音像より音場という感じで像の間に響きのつながりがあり、とても本格的なサウンドです。
 個々の音が強調されるというよりも、音楽としての全体像があり、その中に各パートの響きがあります。クラシック音楽でも充分に“音を描ける”高い品位で、これもソニーのクオリティーアップの象徴ですね。
——確かにあの音はとても“雰囲気が良い”ものでした。細かい音が聞こえるとか低音が大きいとかいう次元とは明らかに違う、良い音で良い音楽を聞いた時に呼び起こされるワクワク感と言いましょうか、そんな“感性に触れるもの”をキチンと再現していたように思います。「僕が聞きたいものはコレだ!」という感じでした。
麻倉氏:近年のハイレゾで聞かれるようなハッキリクッキリとピントが合った音、というのは誰でも違いが分かるわけです。音楽としてはそこでとどまっていてはダメで、その先にある階調や細かな粒子感、立体性などがより深い世界を表現するのに重要なのです。輪郭だけで音を強調するのではなく、音の全体像を緻密に描き出すことで、より立体的になるのです。
 NW-ZX300はこういうことをとても上手くやっていて、音作りの傾向というか、音への考え方というか、そういうものがワンステップ上がりました。もちろんそのために技術的なことを様々やったわけですが、そのかいもあって、ハイレゾウォークマンとしての、音楽的な再生に向けての着実なステップアップを果たしました。これも最近のソニーの元気良さの証明です。

●有機ELで評価を上げたパナソニック

麻倉氏:次はパナソニックに話題を移しましょう。IFAやCESでは、毎回その時のテレビ事業部長に話を聞き、最新状況はもちろん、定点観測による推移も見ています。パナソニックのヨーロッパビジネスで印象深かったのは“プラズマをやめた後遺症”です。液晶に変わった時に画質の継続が難しく、雑誌の評価がガタッと下がりました。
 その要因はプラズマと比較してコントラストが落ちたことです。しかも当時IPSしか無かったパナソニックに対し、サムスンがVAキャンペーンを展開してコントラストの優位性をアピールしていました。これによりパナソニックのテレビに対するブランドイメージが落ちていったのです。
 状況が一変したのは2015年のこと。LGディスプレイの第1世代パネルを使ったカーブド有機ELテレビを日本ブランドとして初めて市場に投入し、これで「パナソニック=プラズマ」と思っていたユーザーや評論家などへリカバリーをかけました。「パナソニックは自発光でいく」という強力なメッセージを市場に向けて発信したのです。
——当時は「早く日本でも出してくれ」という声があちこちから聞かれましたね。ですがパナソニックはここで慌てることなく、日本市場に投入する製品は暗部階調ノイズが改善された第2世代パネルの登場まで、じっくりと画作りを熟成させていました。そのおかげもあって、パナソニックの有機ELテレビは高い評価を得ています
麻倉氏:これにより有機ELに関して、パナソニックの経験は他社より先んじることになりました。なおかつプラズマで自発光に取り組み続けてきた歴史もあり、画としての完成度が非常に高いです。
 以前取り上げましたが、日本で出ている各社の有機ELテレビを比較すると、パナソニックはバランス感覚が非常に優れています。ソニーはハッキリクッキリで押し出す「ソニーらしい強靭(きょうじん)な画」なのに対して、パナソニックは「大人な画」です。バランスが良く、リビングルームに適した明るさとコントラストに仕上げており、画作りの塩梅が優れています。77型が出ることで、自発光としてのパナソニックの画作りがさらに磨かれていると感じました。特に4K/HDRコンテンツを、有機ELで再生するときに出やすい、LGディスプレイパネルのクセ(ノイズ感、階調感)を減少させているのに感心しました。
麻倉氏:テレビの話題も面白いですが、ドイツにおけるパナソニックの大きな話はやはりベルリン・フィルでしょう。ソニー撤退後にベルリン・フィルとの協業が発表されたのは、昨年のIFA特集でお伝えしたとおりです。この時は具体的な協業内容はこれからという状況でしたが、今年9月の新シーズンからは、いよいよ本拠地フィルハーモニーでパナソニックの機材を運用開始します。収録は4Kですが当面は2K配信で、4K配信は来年からになるそうです。
——昨年一報を聞いたときはかなり驚きましたが、いよいよカタチになってきましたね
麻倉氏:パナソニックは機材と撮影ノウハウを提供し、一方ベルリン・フィルは音のノウハウを提供します。これが非常に大事なのです。というのも、テクニクスブランドでは本格オーディオを目指して「Re discover」で音楽性を特に主張しています。そこで「ベルリン・フィルの音って何だ」が分かれば、デジタル・コンサートホールをハイレゾで配信した時の音に価値が出るでしょう。ベルリン・フィルが意図した方向の音がテクニクスの機材で出るならば“テクニクスの機材で聞くほうがより生に近い”となるわけです。
 オーディオには送り手があり、伝送があり、そして再生があります。この“送りと再生の方程式”が一般化できれば、ベルリン・フィルに限らず、ジャンルもプレーヤーも選ばない“オーディオの理想郷”へ到達するでしょう。送り手の意図や魂・価値といったものを信号化して送る、それを元に戻す時に音のスピリット・音楽性を再現する、これがオーディオという行為です。これがもしキチンとできるのであれば“再生力”が強くなるというわけです。
 ベルリン・フィルとの協業成果としてユニークな製品が、テクニクスがサウンドチューンをしたテレビ「EX850」です。音作りのアドバイスでベルリン・フィルのトーンマイスター、クリストフ・フランケさんが監修しており、音にこだわった“ベルリン・フィルテレビ”なんです。これがなかなか感動モノです。テレビの音というのは一般的にそれほど大きな音では聞きませんが、EX850ではカナリ大きな音を出してもしっかり再生します。低域の力強さと中高域の躍動感は特に顕著で、これがベルリン・フィルらしいですね。
——なんでも、フランケさんのアドバイスは「何Hzの音を何db上げ下げして」といった、かなり細かいオーダーだったそうです。しかもそれで劇的に音が改善するのだとか。さすがデジタル・コンサートホールの“音の番人”ですね
麻倉氏:テレビの小さなスピーカーでもそれなりに雰囲気がベルリン・フィル的で、音のビビット感や速い進行感、低域のしっかりした安定感が感じられます。デバイスが小さくそれほど高性能でもないので、明らかに低域と高域のスピード感が違って、低域が高域を追いかける音になるのは残念な点ですが。ここはやはり限界があります。
 でもテレビの音としては、なかなかここまでリアリティーや活気のあるものはなかったでしょう。次のベルリン・フィルテレビでは出来合いのものを使うのではなく、是非専用ユニットの開発からこだわってほしいところです。
麻倉氏:ベルリン・フィルの協業としては、テクニクス技術者の2カ月にわたるベルリン・フィルハーモニーでの研修が大きなトピックです。“トレーニー”として実際に研修を受けたエンジニアの池田純一さんはその後に社内のベルリン・フィル代表となり、ほかのエンジニアに教えるというプロセスがスタートしました。「ベルリン・フィルの音とは何か?」「どのようにベルリン・フィルの音を伝えるか?」このような哲学的な部分を実地で学ぶものです。即効性はありませんが、時が経つに従ってどんどん色が濃くなり、やがてはブランドにとって唯一無二の財産となるでしょう。
——世界最高峰の楽団から音楽哲学を学べることに対しては、テクニクスブランドを統括する小川理子さんも「得難い経験で、やがてテクニクスの糧となるでしょう」と、非常に大きな価値を感じていましたね
麻倉氏:その内容ですが、まずブリーフィングによって楽団やホール、指揮者の歴史、各年代の指揮者による音の違いといった基礎知識を固めます。フルトヴェングラー、カラヤン、アバドといった、各常任指揮者の音源をフランケさんが直々に解説しながら聞くというものです。是非私が受けたい、何と羨ましい!
 次のワークショップでは、ベルリン・フィルの音について理解を深めます。オーディオ技術者は一般的に周波数軸で音を考えますが、それだけではなく時間軸の再現性に注目しなければならないというのが重要な点です。音楽家は音程だけではなく音の流れにも非常に敏感です。音の立ち上がり/立ち下がりをはじめとした時間軸の要素がきちっと再現されて、初めてベルリン・フィルの音が出るというわけです。
 そのほかベルリン・フィルの音としては、腹の底から出る重厚な低音、躍動感と透明感、各楽器の音のタテ(出音のタイミング)、広いダイナミックレンジ、ホール残響といったものがあります。これらの音楽的な要素を、オーディオ技術によって如何に再現するか。技術と芸術という“点と点をつなげる”のが研修の目的の1つです。
 研修では実際にどんなことを教えたのかをフランケさんに聴いてみました。1つは音色をちゃんと捉えることです。オケの演奏が暗い、明るい、透明感があるなどを突き詰め、これをキチンと言葉にすること。これが重要だと。フィーリングだけではなく、音の特徴・音色を言葉にして出力することで、初めて自分のものになるのです。
——コレはすごくよく分かります。というのも僕は文学を専攻していたのですが、その発端はある日「人間は基本的に言葉を使って世界を捉える」と思い至ったからなんです。だから言葉を豊かにすると自分の世界が豊かになる、と。世界を変える天才アーティストは言葉を飛び越して表現で思考して語りますが、それを読み取る多くの人はやはり言葉を依代にします。だから言葉は重要なのだと僕は考えています。
麻倉氏:もしこれがミュージックラバーのリスナーならば、ここまで深く入り込む必要はありません。単に音楽に感動するか否か、それだけでいいわけです。しかし音を仕事にするならば、暗い音は暗い音、明るい音は明るい音で出すことが必要となります。音楽を再生機器のクセに引き寄せて、その範囲で表現していてはいけない。あくまで音楽が主体であり、音楽が目指すものを再現することが再生装置として重要です。
 ところがオーディオ技術者というものは一般的に音楽では育っていません。配線図やソフトウェアといった、テクノロジーとエンジニアリングの世界を主体に考えます。しかしそれで創り上げたものが目指すものは、論理ではなく感性の世界。これがオーディオで非常に難しいところなのです。
 また、これまでのオーディオは“再生の理想”を誰かが練り上げて音作りをしていました。しかしこれが果たして元の音を目指していくのか否か、それはまた別の問題でした。
 今回ベルリン・フィルの教えを受け、ベルリン・フィルの最終的な音を知った人が音作りをすることで、これまでの無手勝流とは違った、音の方向性の統一がテクニクスはできるようになり、音楽の再生に対してより可能性が開かれました。もちろんこれだけで良い音になるかというのは別問題ですが。
麻倉氏:さて、フィルハーモニーは素晴らしく解像感が高いホールですが、同時に響きの明瞭(めいりょう)度も高いことが特徴的です。響きが覆うのではなく、まず直接音、そこに響きが乗るようなサウンドを聞かせてくれます。
 毎年IFAの時期はフィルハーモニーを中心に「ベルリン音楽祭」が開かれており、今年はモンテヴェルディのバロック・オペラがメインでした。ですが私が最初に聞いたプログラムはバレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンによるブルックナー8番、最後のプログラムはブルックナー9番で、演奏はダニエル・ガッティとロイヤルコンセルトヘボウによるものでした。これが非常に面白い体験で、同じ作曲家の曲を同じホールで聞いて、これほどオケの音が違うかと感じました。
 シュターツカペレ・ベルリンは細かい部分にトゲが立たず、全体像の中で収まる様な演奏です。ヴィルトゥオーゾ的な感じはせず、お互いのバランスで成り立っています。それにバレンボイムの重厚感があって堂々とした音楽作りが加わり、互いのバランス感覚をまるで傘のようにして、とても気持ちよく保っていました。
 一方のロイヤルコンセルトヘボウですが、こちらは全員がソリストのように音が立っています。パートはもちろん、ヴァイオリンの中でも明るい楽器や暗い楽器といた各奏者が浮き立ち、それが一体となって“楽団の音”を構成するという様子です。奏者間の解像度が凄く高く、音色もきらびやかで芳醇、キメが細かいですね。特にブルックナーの全奏は、弦の低域/中域/高域/木管/金管と、これらが一緒になった時の合奏感が、“違う音が立ちながら一緒になっている”という具合に出てきます。
——群れを“1つの楽器”とするシュターツカペレ・ベルリンに対して、群像劇が1つの作品になるロイヤルコンセルトヘボウですね。音楽に対するアプローチは違いますが、どちらもブルックナーとして成立するのが面白かったです
麻倉氏:君は表現が上手くなったね。そう、こういったオケの違いが分かるホール、それがフィルハーモニーなのです。その中で演奏される音が、テクニクスによって家庭や車室でどのように再現されるか。そんな音楽的な面白さには大変に興味を惹かれます。そういう雰囲気はベルリン・フィルテレビでもそこそこあったのですが、研修によってこういったものが分かるようになってくると、テクニクスの音がますます楽しみになりますね。これからに大いに期待しましょう。

●有機ELテレビの最新トレンド

——ところでここまで各メーカーの話が中心でしたが、例年であれば真っ先に話題に上がりそうなテレビ業界全体の話が今年はまだですね。有機ELテレビの今などは非常に興味をそそられるところですが、IFAにおけるテレビのトレンドはどうだったでしょうか?
麻倉氏:実際のところ有機ELテレビはパネル供給がLGディスプレイの独占状態ですから、“LGディスプレイが新世代を出せば情勢が動く”という実にシンプルな状況です。第2世代パネルを使った現行モデルは、各社とも55、65インチをメインに置いていて、77インチモデルは数百万円となかなかに高価です。なので「ラインアップは一応置くが……」という対応ですね。
 来年になればLGディスプレイが第3世代を出すという情報も聞いているので、商品作りが繰り広げられている開発現場では、おそらく新世代のサンプルが入っていているはずです。これがパネルの種類が増えるとセットメーカーの選択肢も増え、違う切り口が出てくるでしょう。というわけで私としては、LGだけに頼らず、パネルメーカーがどんどん有機ELパネルを出してくることを期待したいです。特に日本のJOLEDの印刷有機ELは大いに楽しみです。
 さて、有機ELでは液晶と違って曲げられる/透明といった特徴があり、昨年はこの点をアピールする提案がいくつか見られました。ですが今年はこの手の提案が少なかったように思います。モノとしてはパナソニックが昨年に引き続いて、キッチンでの有機ELの活用を提案をしていたくらいでしょうか。
 これに対して今年の提案は“デザインコンシャス”。テレビはここ数年、薄い、狭額を極めて、窓のようになるという流れがありました。モノとしての価値ではなく住宅部材のような機能性に特化した扱いです。デザインへの傾倒という今年の現象はこれに逆行した、テレビというモノそのものの価値を追求しようとした動きですね。
 有機ELテレビに熱心に取り組んでいるドイツメーカーのLoewe(ロェヴェ)を具体例に挙げましょう。パイプの額や大理石のスタンドを採用したデザインコンセプトを発表し、単に有機ELというだけでなく、ブランドなりのデザインの付加価値で他社との差別化を図ってきました。欧州の家庭に置く、インテリア・オブジェとしての切り口です。
 Loeweは元々デザインコンシャスなブランドで、デザイン的な価値、存在感が求められるヨーロッパ市場において、これまでもずっとデザインの重要性を訴えていました。私も長年注目をしてきたのですが、今年はブランドの方向性と市場のトレンドが合致し、良い存在感を発揮していたように思います。
——機能に留まらず、いかに生活を彩るか。かつての貴族文化が今も精神性に息づく、ヨーロッパという土地が生んだ企業文化ですね
麻倉氏:その他では4月のリスボン・グローバルプレスカンファレンス(GPC)で発表された、サムスンのフレームテレビを挙げましょう。液晶のフレームを付け替え、白木のような額縁や油絵に使われるような装飾のものなどで飾ったテレビです。そこに絵画や写真を映すことで、美術館にかけられているような雰囲気が出ます。さらに人感センサーを付けて、人を検知したら明るく、離れたら暗くといった機能性をプラス。まるで壁にかけた絵画のようなテレビです。
 この“テレビを動くキャンバスに”という考えはこれまでにもありましたが、今年のサムスンはより徹底させて、オプションもきっちり作ってきました。DIY的な切り口でテレビを作っており、これもデザインコンシャスな方向の表れです。
——サムスンブースでは美術館的な雰囲気のコーナーを作ってフレームテレビを飾り、結構ムードを出していましたね
麻倉氏:もっとも、サムスンにはこの方向に進まざるをえない特殊事情があります。3原色有機ELパネルの開発を諦めた現在のサムスンの液晶テレビブランドは、中核技術を量子ドット(QD)に託し、OLEDに対抗して「QLED」とミスリードを誘うようなブランド名を付けています。GPCでもテレビの使い方に新たな提案を呼びかけ、「画質論議は過去のもの」としていました
——GPC報告の回でも話題に上がりましたが、画質では有機ELに勝てないため「そもそもの土俵を変えてしまおう」という戦略でしたね
麻倉氏:今回の展示では、デザイン性を上げるためにワイヤリングに光ファイバーを使い、機器の全信号を通していました。ちなみに最近ワイヤリングは隠すのが業界のトレンド。ソニーやLoeweなどでも、信号線は脚の後ろなどに持ってきています。こうすることで“テレビテレビした悪い存在感”を抑えてられるのです。
 その他にデザイン性の高いテレビを語るならば、フィリップスのアンビライトですね。テレビの背面にLEDを配して画面の浮遊効果を狙ったテレビ技術ですが、今年の展示ではスマホで操作できる電球「Hue」との連動で、部屋全体をアンビライト化していました。美しく絵を見せるだけではなく、テレビそのものが上質な生活のための部材になりつつあるのだなと感じた次第です。
——この観点は日本メーカーにもっと求めていきたい部分ですね。物質的・技術的に豊かになるだけでなく、デザインや佇まいなどの精神面でも生活を豊かにしてもらいたいものです

実車のマツダ「ロードスター」や4Kテレビなどを同梱する『グランツーリスモ … – エキサイトニュース

人気レーシング・ゲーム最新作『グランツーリスモSPORT』が遂に発売を迎えた。日本や米国では通常版の他にちょっとした特典付きバージョンが用意されており、ゲーム・ソフト本体に加えてゲーム内で使えるグループBのラリーカーやプロトタイプ車が数台ずつ、アバターやステッカー、そして特製スチールブック(日本版はスペシャルブックレット)などが付属する。それに比べると、台湾では遥かに豪華な「Gran Turismo Sport 超級同梱組」という限定セットが発売される。
この「超級同梱組」バンドルはその名前に見合うように、ソウルレッドのボディにグランツーリスモのグラフィックが施されたマツダ「MX-5(日本名:ロードスター)」が付属する。ゲーム内でしか運転できないバーチャルなクルマではない。現実の路上を走ることができる実車だ。さらに4K/HDRに対応したソニー「ブラビア」の有機ELテレビ、PlayStation4 Pro、Playstation VR、Playstation Plus(オンラインマルチプレイが楽しめるサービス)の1年間利用権、ステアリングコントローラの「Thrustmaster T-GT」、ゲーム・プレイ用のレーシング・シート「Apiga AP1」、そしてもちろん『グランツーリスモSPORT』のゲーム・ソフトが、全て同梱されるのだ。

驚くかもしれないが、ビデオ・ゲームに実車を付属して販売するのはこれが初めてではない。

京セラ、鹿児島国分工場にファインセラミック部品の新棟 – 日経テクノロジーオンライン

図:第4-1工場の完成予想図

図:第4-1工場の完成予想図

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 京セラは、鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市)内に第4-1工場を建設する(図、ニュースリリース)。2017年11月に着工し、翌2018年10月から操業する予定。新工場では半導体・液晶製造装置向けにファインセラミック部品を製造し、同製品の生産能力を従来比で約2倍に高める。

 新工場の建築面積は約5561.88m2で、延床面積は2万9232.18m2、投資総額は約56億円。初年度に当たる2018年10~2019年3月には約30億円の生産を計画している。

 同社によると、データセンターでは記録媒体としてHDD(ハードディスクドライブ)からSSD(ソリッドステートドライブ)など半導体メモリーへの移行が進んでおり、その半導体素子を製造する装置の需要が急速に高まっている。さらに、スマートフォンやテレビ受像機への有機ELの採用が拡大していることから、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の需要も増えているという。同社は、新工場の稼働によってこうした需要に対応し、ファインセラミック事業の強化を図る。他事業の将来的な設備増設を見据え、生産スペースを確保する狙いもあるとしている。

『グランツーリスモ』の最新作から520万円超えの超特別パッケージがリリース – HYPEBEAST (ブログ)

本日10月19日(木)、「ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)」が世界最高峰のドライビングシミュレーションゲーム『グランツーリスモ』のシリーズ最新作『グランツーリスモSPORT』をリリースした。現在考え得る最高の映像表現である4K、60fps、HDR、ワイドカラープロセスに対応した臨場感溢れる本作には市販車からレーシングカー、コンセプトカーまで、精度高く表現された150台以上の車を収録し、トルクの揺らぎまで伝える実車さながらの音響体験でファンを液晶前に釘づけにすることだろう。

その『グランツーリスモSPORT』より、520万円超えの超特別パッケージが登場。PlayStation 4のソフト1本に一体何を同梱すればそんな価格になるのか。台湾で展開される同パッケージの気になる内訳は、最新作、PS4 Pro、PS VR、PS Plus 12ヶ月分といったPS4関連のもののほか、4K有機ELテレビ BRAVIA A1、レーシングコントローラー Thrustmaster T-GT、レーシングシート APIGA AP1、そして何と……「MAZDA(マツダ)」の2018年型 MX-5(ロードスター)もパッケージングされている。実車を同梱するあたりに『グランツーリスモ』の本気度を感じるが、もちろんソフト単体でも購入可能なので、一度下のプレーヤーからトレーラーをチェックし、購入を検討してみてはいかがだろうか。

なお、『グランツーリスモ』は最新作のプロモーションとしてプロのレースドライバーにPS4のコントローラーで改造した日産 GT-Rを遠隔操作させるというユニークな映像を制作しているので、こちらもあわせてご確認を。

本物の車が同梱された「グランツーリスモSPORT」のバンドルが登場 – IGN JAPAN

ソニー・インタラクティブエンタテインメント台湾(SIET)は、本物の車が同梱された「グランツーリスモSPORT」のバンドルを発表した――バンドルの価格も物凄いことになっている。

NeoGAFのユーザーが発見したこのバンドルの価格は、なんと約4万6600ドル(約526万円)。ゲーム本編に加え、2018年モデルの「Mazda MX-5」(マツダ ロードスター)がついている。

SIETが販売するバンドル「グランツーリスモSPORT超級同梱」、CK101より引用。

NeoGAFによれば、このバンドルは既にとある車愛好家が購入したとのこと。バンドルの収録内容は、PS4用の「グランツーリスモSPORT」のソフト、PlayStation4 Pro本体、PS VRのバンドルパック、4K対応有機ELテレビ「BRAVIA」、Thrustmasterのレーシングホイールコントローラー「T-GT」、APIGAのレーシングチェア「AP1」、PlayStation Plusの12カ月利用権、そして2018年モデルのマツダ ロードスターとなっている。

「グランツーリスモSPORT」のソフトを購入するのに、このバンドル以上に高い金額を払う方法は恐らく存在しないだろう。

日本電計が後場に入り急伸、業績の増額修正発表を好感 – minkabu PRESS

日本電計が後場に入り急伸、業績の増額修正発表を好感  日本電計<9908.T>が後場急伸。株価は一時、前日比5%高に買われ年初来高値を更新した。同社は午後1時、18年3月期の連結業績予想の増額修正を発表した。売上高は870億円から900億円(前期比7.4%増)へ見直したほか、営業利益は24億円から27億円(同17.5%増)へ、最終利益は15億円から18億円(同11.7%増)へ修正した。電子・電機業界では新型スマートフォンや有機ELテレビなどの投資が積極的に行われている。こうした中、電子計測器商社である同社は、積極的なソリューション事業を展開し、売り上げを伸ばしているほか、国内外の子会社も好調に推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

【材料】日本電計が後場に入り急伸、業績の増額修正発表を好感 – 株探ニュース

Denkei <日足> 「株探」多機能チャートより

 日本電計9908>が後場急伸。株価は一時、前日比5%高に買われ年初来高値を更新した。同社は午後1時、18年3月期の連結業績予想の増額修正を発表した。売上高は870億円から900億円(前期比7.4%増)へ見直したほか、営業利益は24億円から27億円(同17.5%増)へ、最終利益は15億円から18億円(同11.7%増)へ修正した。電子・電機業界では新型スマートフォンや有機ELテレビなどの投資が積極的に行われている。こうした中、電子計測器商社である同社は、積極的なソリューション事業を展開し、売り上げを伸ばしているほか、国内外の子会社も好調に推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

「テレビ王国」挑戦受けるサムスン、高額製品中心に構造調整(2) – 中央日報

  テレビ事業戦略が新たな局面を迎え今年下半期に市場に出る予定だった「LGディスプレーの液晶パネルで作ったサムスン電子のテレビ」の生産見通しも暗鬱になった。日本のシャープが昨年12月にサムスン電子に液晶パネルの納品を中断すると一方的に通知した時にも世界市場で液晶パネルは供給不足を体験した。安定した納品元を確保しようとしていたサムスン電子は「地理的に近く技術的に信頼性のある」LGディスプレーに手を出した。両社は今年に入りLGディスプレーの液晶パネルをサムスン電子のテレビに適用するため技術協力を進めてきた。しかし最近世界市場で液晶パネル価格が下落し状況が変わった。液晶パネル確保が容易になった上に製品ラインナップを構造調整しサムスン電子の液晶パネル需要が大幅に減った。

  両社はこの問題をめぐり激しく神経戦を行っている。サムスン電子は「LGの液晶パネルを使ってみたらサムスンの画素数基準では4K製品と認められない問題が生じた」と主張している。画素の基準としてサムスン電子は色を発するR(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)を合わせてひとつの画素と認定する。ところがLGディスプレーは白色を出すために使われるW(ホワイト)素子も別の画素として計算する。サムスン電子は「画素数を高めてほしいと改めて注文中」と説明した。

  これに対しLGディスプレーは「サムスン電子が日増しに厳しく仕様を合わせるよう要求し時間ばかり引き延ばしている」と不満を示した。

  さらに主力プレミアムテレビであるOLED(有機EL)とQLEDの品質比較をめぐり両社が対立している。サムスン電子は最近ユーチューブに上げた映像で、長時間つけていた有機ELテレビで焼き付き現象が起きると広告を出した。焼き付きは放送局のロゴのように長時間映されている場所から跡が消えなくなる現象をいう。有機ELにはこうした問題があるがQLEDには焼き付きがないという主張だ。実際に有機ELを主力として販売したソニーの製品ではこうした問題が起きているという。

  LGエレクトロニクス関係者は「焼き付き問題を解決できるアルゴリズムを適用し一般的な視聴環境では焼き付きはできないだろう」と説明した。ソニーの有機ELテレビもLGのディスプレーを使っているが焼き付きを防ぐためのアルゴリズムは適用されていなかった。

  サムスン電子とLGディスプレー双方の関係者はともに「液晶パネル納品進行に支障があるのは事実。しかしビジネス関係とは利害関係が合えばいつでも復元でき、完全にご破算になったのではない」と説明した。

「テレビ王国」挑戦受けるサムスン、高額製品中心に構造調整(1)

30周年でジョジョスマホが再び登場! LG「V30+」&「JOJO」 – ダイヤモンド・オンライン

 2012年にドコモスマホとして登場した「ジョジョの奇妙な冒険」コラボモデル「L-06D JOJO」。あれから5年、ジョジョ30周年記念モデルとして、再びコラボモデルが帰ってきた。

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 今回ジョジョモデル「JOJO L-02K」のベースとなるのはLGエレクトロニクスの「V30+(L-01K)」。スペックはまったく同じだが、プリインストールされるアプリはジョジョに関連するものになっているという。

 V30+は昨年発売された「V20 Pro L-01J」の後継機種であり、ハイエンドクラスの性能を持ちつつもエンタメ機能に寄ったモデル。スペックはディスプレーが6型有機EL、SoCがSnapdragon 835(2.45GHz+1.9GHz、オクタコア)、メモリー4GB、内蔵ストレージは128GB、そしてOSは最新のAndroid 8.0を最初から搭載している。

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 特に有機ELパネルについては黒の再現性が高く、高精細で省エネなのがウリ。テレビなどで培った同社の有機ELの技術をドコモスマートフォンとしては初めて投入した。サイズは約75×152×7.4mm、重量158gと薄型軽量を実現しているのは、このパネルの恩恵である。さらに映像本来の美しさを引き出せるHDRにも対応し、メリハリのついた明暗、コントラスト比を実現している。

 一番のポイントはカメラのデュアルレンズで、光が透過しやすいガラス製のクリスタルクリアレンズを採用することで、F値1.6と暗所にも強いカメラに進化した。また、デュアルレンズの内訳は、標準レンズと120度の広角レンズで他社のカメラとはまた違った構成だ。インカメラも標準と広角を切り替えられるので、セルフィーにもグルーフィーにも使えるだろう。

 オーディオ面も抜かりはなく、デンマークのオーディオブランド「Bang&Olufsen」によるチューニングとノイズ低減技術によりハイレゾ音源も映画やミュージックビデオも高音質で楽しめる。

 また、GoogleのVRプラットフォームであるDaydreamにも対応しているので、dTVなどでVR対応コンテンツを楽しめる。なお、数量限定で「Daydream View」(ヘッドマウントディスプレイ)がプレゼントされるキャンペーンが行なわれるとのこと。VRをいち早く体験したい人は、こちらを利用しよう。

 発売はV30+もジョジョも2018年の1月以降。ジョジョモデルはカラバリが「JOJO White」1色のみとなる。

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