任天堂が新たな「遊び」の提案 「Switch+紙工作」で – 日本経済新聞

日経テクノロジーオンライン

 任天堂は、「Nintendo Labo(ニンテンドー ラボ)」を2018年4月20日に発売する。段ボール製の工作キットを組み立てて、Nintendo Switchの「Joy-Con(ジョイコン)」と組み合わせることでさまざまな電子玩具を作るものである。Nintendo Laboの公式動画では、段ボールやヒモなどで「ピアノ」や「つりざお」、「バイク」、「ロボット」などの「Toy-Con(トイコン)」を制作し、Joy-Conを組み込んで遊ぶ様子が紹介されている。

左が「VARIETY KIT(バラエティ キット)」、右が「ROBOT KIT(ロボット キット)」(写真:任天堂)

左が「VARIETY KIT(バラエティ キット)」、右が「ROBOT KIT(ロボット キット)」(写真:任天堂)

 Nintendo Laboでは、「VARIETY KIT(バラエティ キット)」と「ROBOT KIT(ロボット キット)」の2種類の工作キットを発売する。それぞれに、Nintendo Switch用ソフトと、段ボールシートやヒモなどが同梱されている。希望小売価格は税別でVARIETY KITが6980円、ROBOT KITが7980円である。両キットとは別に、工作したものを飾り付けるためのシールやテープなどを収めた「デコるセット」を980円(希望小売価格、税別)で販売する。

(日経テクノロジーオンライン 根津禎)

[日経テクノロジーオンライン 2018年1月18日掲載]

物聯網博覽會催生創新技術與應用- EE Times Taiwan 電子工程專輯網 – 電子工程專輯 (新聞發布)

在不久前於矽谷舉行的年度「北美物聯網技術博覽會」(IoT Tech Expo North America)上,來自全球各地的參展商展示從玩具、智慧互連、原型開發到工廠等各種最新的物聯網(IoT)應用,讓業界一窺物聯網如何在整個消費與工業市場的快速進展。

協同軟體瞄準機器人與無人機

新創公司Swarm Technology展示用於機器人和物聯網領域的「群體智慧」(swarm intelligence),期望能讓機器人和無人機隊合作進行共同任務。

該公司展示以愛特梅爾(Atmel) 8位元微控制器(MCU)驅動的四輛自動駕駛車,彼此之間如何在蹺蹺板上平衡。其中一個控制器板透過Zigbee網路向機隊回報板上的軸心變化,並採用專利方法回應與分享意圖。

這種群體協調的導航技術也應用於農業,以及該公司目前開發中的全自主式機器人(支援GPS與GSM網路)。

例如,當有幾架無人機或機器人機隊共同進行搜尋任務時,如果其中的一架無人機(或機器人)失靈了,透過這一軟體技術就能讓機隊迅速協調並填補空缺任務。人類管理員還可以手動增加無人機或機器人至機隊中,加速任務的完成。

Swarm創辦人Alfonso Íñiguez希望籌措150萬美元,打造一支嵌入其軟體產品的無人機機隊。Swarm目前正與另一家新創企業——Phi Robotics合作,Phi Robotics將使用這一群體智慧軟體。

20180118_IoT_NT31P1Swarm創辦人Alfonso Íñiguez展示該公司的概念驗證(PoC)產品

嵌入玩具中的音訊軟體

新創公司Chirp藉由一款期望在假期銷售季熱銷的「玩具」,展示其可實現通訊的嵌入式音訊軟體。

這款會唱歌的Singing Kumi玩偶採用Chirp的音訊編碼技術,以高達1-kb/s的資料速率接收嵌入於Netflix應用程式的聲音。玩偶中的ARM MCU將幾乎聽不到的鳴叫聲詮釋成各種指令,使其能在播放視訊時同步點亮以及唱歌。

20180118_IoT_NT31P2Singing Kumi玩偶採用Chirp的音訊編碼技術,可搭配Netflix應用程式接收嵌入式音訊

截至目前為止,該公司採用現成的揚聲器和麥克風成功地執行了兩種應用程式。除了上述的嵌入式音訊,另一種是針對行動支付等用途。

Chirp目前還在開發第三種應用程式,稱為Fuzzy,它將會利用某種形式的機器學習功能。該公司的技術源於英國倫敦大學學院(University College London)的研究生研究計劃而來,至今已經獲得了大約350萬美元的首輪資金,目標是在今年二月份尋求新的合作夥伴關係。

20180118_IoT_NT31P3Chirp希望搭載其音訊編碼技術的Singing Kumi玩偶成為假期銷售季的熱銷商品

保持對於LPWAN的中立性

研華科技(Advantech)對於物聯網網路採取不可知論(中立)的途徑。該公司展示了一款採用LoRa低功率廣域網路(LPWAN)的終端節點開發板和閘道器。不過,該公司更換了系統上的M.2模組,以實現支援窄頻物聯網(NB-IoT)蜂巢式網路和Sigfox網路的變化版本。

20180118_IoT_NT31P4研華科技展示支援LoRa LPWA網路的終端節點開發板

研華科技才剛在這一領域踏出了第一步,目前已經出現了首家LoRa客戶。不過,該公司認為NB-IoT網路將從明年下半年開始出現強勁發展態勢。研華科技的一位產品經理表示,到目前為止,對於Sigfox的需求主要仍限於歐洲。

全力押注LoRa

Systena America展示其全系列LoRa產品,包括從停車和化學/氣體感測器到閘道器,以及其他終端節點等,並計劃在舊金山(San Francisco)建立LoRa試用網路。該公司成立於2013年底,是一家總部位於日本東京的IT與服務集團旗下分部——美國的分部辦公室擁有大約3,000名員工。

20180118_IoT_NT31P5Systena America展示LoRa閘道器與感測器

廠房監控與自動化

如同研華科技,Define Instruments對於工業物聯網(Industrial IoT)採取網路中立途徑。該公司目前支援3G/4G蜂巢式網路、藍牙(Bluetooth)和Wi-Fi,預計明年將再增加LTE Cat M數據機。

該公司表示,推動當今Cat M模組儘早上市的驅動力,還無法支援Define所希望的一些安全與其他功能。此外,預計在未來幾個月內,NB-IoT網路的部署也還無法快速普及。

Define的高階閘道器最多可容納16個感測器,可支援2個感測器的一個小型閘道器,以及採用RS-485鏈路的嵌入式開發板。另外,該公司還展示了一款雲端平台的原型,可用於管理和監控工廠系統,用於取代造價可能高達上萬美元的專用PC監控程式。

20180118_IoT_NT31P6Define的高階閘道器與雲端平台原型,瞄準工廠監控與管理

類似樂高的IoT原型板

合約設計公司Breadware展示其Mega-B IoT原型板。這款Arduino Mega包括該公司自己的子卡,以及多達二十幾款模組化的感測器和軟體,它能在安裝進感測器模組後自動載入正確的驅動程式。這款原型板目前已用於史丹佛大學(Stanford University)和惠普實驗室(HP Labs)的學生研究中。

20180118_IoT_NT31P7像樂高積木一樣堆疊的Breadware原型板

編譯:Susan Hong

(參考原文:6 Short Stories from the IoT,by Rick Merritt)

物聯網博覽會催生創新技術與應用 – 電子工程專輯 (新聞發布)

在不久前於矽谷舉行的年度「北美物聯網技術博覽會」(IoT Tech Expo North America)上,來自全球各地的參展商展示從玩具、智慧互連、原型開發到工廠等各種最新的物聯網(IoT)應用,讓業界一窺物聯網如何在整個消費與工業市場的快速進展。

協同軟體瞄準機器人與無人機

新創公司Swarm Technology展示用於機器人和物聯網領域的「群體智慧」(swarm intelligence),期望能讓機器人和無人機隊合作進行共同任務。

該公司展示以愛特梅爾(Atmel) 8位元微控制器(MCU)驅動的四輛自動駕駛車,彼此之間如何在蹺蹺板上平衡。其中一個控制器板透過Zigbee網路向機隊回報板上的軸心變化,並採用專利方法回應與分享意圖。

這種群體協調的導航技術也應用於農業,以及該公司目前開發中的全自主式機器人(支援GPS與GSM網路)。

例如,當有幾架無人機或機器人機隊共同進行搜尋任務時,如果其中的一架無人機(或機器人)失靈了,透過這一軟體技術就能讓機隊迅速協調並填補空缺任務。人類管理員還可以手動增加無人機或機器人至機隊中,加速任務的完成。

Swarm創辦人Alfonso Íñiguez希望籌措150萬美元,打造一支嵌入其軟體產品的無人機機隊。Swarm目前正與另一家新創企業——Phi Robotics合作,Phi Robotics將使用這一群體智慧軟體。

20180118_IoT_NT31P1Swarm創辦人Alfonso Íñiguez展示該公司的概念驗證(PoC)產品

嵌入玩具中的音訊軟體

新創公司Chirp藉由一款期望在假期銷售季熱銷的「玩具」,展示其可實現通訊的嵌入式音訊軟體。

這款會唱歌的Singing Kumi玩偶採用Chirp的音訊編碼技術,以高達1-kb/s的資料速率接收嵌入於Netflix應用程式的聲音。玩偶中的ARM MCU將幾乎聽不到的鳴叫聲詮釋成各種指令,使其能在播放視訊時同步點亮以及唱歌。

20180118_IoT_NT31P2Singing Kumi玩偶採用Chirp的音訊編碼技術,可搭配Netflix應用程式接收嵌入式音訊

截至目前為止,該公司採用現成的揚聲器和麥克風成功地執行了兩種應用程式。除了上述的嵌入式音訊,另一種是針對行動支付等用途。

Chirp目前還在開發第三種應用程式,稱為Fuzzy,它將會利用某種形式的機器學習功能。該公司的技術源於英國倫敦大學學院(University College London)的研究生研究計劃而來,至今已經獲得了大約350萬美元的首輪資金,目標是在今年二月份尋求新的合作夥伴關係。

20180118_IoT_NT31P3Chirp希望搭載其音訊編碼技術的Singing Kumi玩偶成為假期銷售季的熱銷商品

保持對於LPWAN的中立性

研華科技(Advantech)對於物聯網網路採取不可知論(中立)的途徑。該公司展示了一款採用LoRa低功率廣域網路(LPWAN)的終端節點開發板和閘道器。不過,該公司更換了系統上的M.2模組,以實現支援窄頻物聯網(NB-IoT)蜂巢式網路和Sigfox網路的變化版本。

20180118_IoT_NT31P4研華科技展示支援LoRa LPWA網路的終端節點開發板

研華科技才剛在這一領域踏出了第一步,目前已經出現了首家LoRa客戶。不過,該公司認為NB-IoT網路將從明年下半年開始出現強勁發展態勢。研華科技的一位產品經理表示,到目前為止,對於Sigfox的需求主要仍限於歐洲。

全力押注LoRa

Systena America展示其全系列LoRa產品,包括從停車和化學/氣體感測器到閘道器,以及其他終端節點等,並計劃在舊金山(San Francisco)建立LoRa試用網路。該公司成立於2013年底,是一家總部位於日本東京的IT與服務集團旗下分部——美國的分部辦公室擁有大約3,000名員工。

20180118_IoT_NT31P5Systena America展示LoRa閘道器與感測器

廠房監控與自動化

如同研華科技,Define Instruments對於工業物聯網(Industrial IoT)採取網路中立途徑。該公司目前支援3G/4G蜂巢式網路、藍牙(Bluetooth)和Wi-Fi,預計明年將再增加LTE Cat M數據機。

該公司表示,推動當今Cat M模組儘早上市的驅動力,還無法支援Define所希望的一些安全與其他功能。此外,預計在未來幾個月內,NB-IoT網路的部署也還無法快速普及。

Define的高階閘道器最多可容納16個感測器,可支援2個感測器的一個小型閘道器,以及採用RS-485鏈路的嵌入式開發板。另外,該公司還展示了一款雲端平台的原型,可用於管理和監控工廠系統,用於取代造價可能高達上萬美元的專用PC監控程式。

20180118_IoT_NT31P6Define的高階閘道器與雲端平台原型,瞄準工廠監控與管理

類似樂高的IoT原型板

合約設計公司Breadware展示其Mega-B IoT原型板。這款Arduino Mega包括該公司自己的子卡,以及多達二十幾款模組化的感測器和軟體,它能在安裝進感測器模組後自動載入正確的驅動程式。這款原型板目前已用於史丹佛大學(Stanford University)和惠普實驗室(HP Labs)的學生研究中。

20180118_IoT_NT31P7像樂高積木一樣堆疊的Breadware原型板

編譯:Susan Hong

(參考原文:6 Short Stories from the IoT,by Rick Merritt)

人形「メルちゃん」で通園準備 パイロットインキ – 日本経済新聞

 パイロットインキ(名古屋市)は2月3日、女児用玩具「わくわくつうえんセット」を発売する。ロングセラーの人形「メルちゃん」と、専用の衣料や靴などを同封。メルちゃんのお世話をしながら、パンツの履き方や帽子のかぶり方など、子どもが楽しく着替えを学ぶことができるよう工夫した。

 幼稚園や保育園での生活をメルちゃんと一緒に学べる。対象年齢は3歳以上。希望小売価格は税別4500円で、玩具専門店や量販店で販売する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

任天堂が新たな「遊び」の提案、「Switch+紙工作」で – 日経テクノロジーオンライン

 任天堂は、「Nintendo Labo(ニンテンドー ラボ)」を2018年4月20日に発売する(発表資料)。段ボール製の工作キットを組み立てて、Nintendo Switchの「Joy-Con(ジョイコン)」と組み合わせることでさまざまな電子玩具を作るものである。Nintendo Laboの公式動画では、「ピアノ」や「つりざお」、「バイク」、「ロボット」を段ボールやヒモなどで「Toy-Con(トイコン)」を制作し、Joy-Conを組み込んで遊ぶ様子が紹介されている。

左が「VARIETY KIT(バラエティ キット)」、右が「ROBOT KIT(ロボット キット)」である。

(写真:任天堂)

[画像のクリックで拡大表示]

 Nintendo Laboでは、「VARIETY KIT(バラエティ キット)」と「ROBOT KIT(ロボット キット)」の2種類の工作キットを発売する(公式サイト)。それぞれに、Nitendo Switch用ソフトと、段ボールシートやヒモなどが同梱されている。希望小売価格は税別でVARIETY KITが6980円、ROBOT KITが7980円である。両キットとは別に、工作したものを飾り付けるためのシールやテープなどを収めた「デコるセット」を980円(希望小売価格、税別)で販売する。

新澤西州新法酒駕無人機可能坐牢 – 中時電子報 (新聞發布)

喝酒不能開車,在美國新澤西州也不能操作無人機。違者最高可處6個月徒刑或1000美元罰金。


新澤西州新法規定,在服用烈酒、迷幻藥、成癮藥物之後,或血液中酒精濃度達0.08%以上,操作無人機違法。即將卸任的共和黨籍州長克里斯蒂15日晚間簽署法案,完成立法。

新法也禁止操作無人機危及生命或財產,不得在監獄上空或附近飛行、用於追逐野生動物,也不得干擾急救人員作業。

新澤西州眾議員季哈諾說:「無人駕駛飛機變得越來越具有破壞性,險些擦撞飛機、干擾消防作業,且用於走私毒品和其他違禁品進入監獄。」迄今有40個州制定無人機相關法規,另有3個州已通過決議。

小型的遙控無人機形式繁多,從玩具到能操演飛行特技、空拍的精密機器都有。

(中時)

ようじボーガン・小型投石器、危険な玩具がネットに – 日本経済新聞

 人に危害を加えかねない危険な玩具が、インターネット上で出回っている。弓矢のような玩具「つまようじボーガン」を顔に突き刺した男らが逮捕されたほか、ネット上では電気が流れるペンで感電する過激な動画などが流れる。国内では危険な玩具の購入や所持には法的な規制はなく、ネット販売に歯止めをかけるのは難しいのが現状だ。専門家は流通を防ぐ仕組みの必要性を訴えている。

 「つまようじボーガンをインターネットの通販で…

子ども向けハイテク玩具の「裏の顔」 情報流出リスクに溢れる「脆弱なセキュリティ」の真相 – WIRED.jp

ネット接続できる子ども向け玩具には、実はセキュリティが脆弱でハッカーのターゲットになりやすいといった弱点が指摘されている。わたしたちはデジタルな子ども向けガジェットを購入するとき、どんな点に気をつける必要があるのか。課題と問題点について改めて考える。

TEXT BY BRIAN BARRETT

TRANSLATION BY MIHO AMANO/GALILEO

WIRED(US)

wooden toy

PHOTO: GETTY IMAGES

子どもへのプレゼントを探している人にとって、ハイテク玩具は魅力的だろう。誰にでも喜ばれるし、数多くあるオンラインショップから、たいていは2日で、あるいはもっと早く手に入れることができる。

ネット接続できるところも、こうした華々しい子ども向けガジェットを魅力的なものに感じさせる。ただのテディベアはなない。機械学習するテディベアなのだから。

だが、ハイテク玩具には「裏の顔」もある。

テクノロジー全般、あるいは子ども関連のテクノロジーを非難する記事を書きたいわけではない。子どもがネットを安全に利用して、その恩恵を受けられる信頼できる方法はたくさんある。

だが、忘れてはいけない重要なことがある。それは、ネット接続できる玩具はIoT(モノのインターネット)のひとつであり、この世界は悪意や脆弱性[日本語版記事]に満ち溢れているということだ。そしてさらに恐ろしいことに、こうした玩具はたいてい、子どもにマイクやカメラを向けている。

「一般的に人々は、ネット接続された玩具がIoTの一部だという発想には至らないでしょう」と、セキュリティ企業Rapid7で調査責任者を務めるトッド・ビアズリーは言う。だが、セキュリティが甘いネット接続デヴァイスをターゲットとするハッカーは、汎用的なウェブカメラとWi-Fiで動くフィギュアを除外したりしない。

「基盤の多くは普通の古いLinuxやAndroidのようですが、攻撃するほうは気にしません。中身は同じコンピューターですから」

デジタル玩具という「ハッカー天国」

このためネットに接続した玩具は、ボットネットに“参加”する最有力候補となっている。ボットネットとは、ハッカーがウェブサイトやサーヴァーなどのインターネット基盤の構成要素にDoS攻撃を仕掛けるために使用する、ゾンビのようになったコンピューターの集合体だ。

16年の秋、全米のインターネットが午後の大半に渡ってダウンした[日本語版記事]ことを覚えているだろうか。これはボットネットの仕業だったのである。

これに対して、「それはわかった。だが少なくともわが家にある子ども向けのおしゃべりロボットへの影響という点では、それほど悪いことには思えない」という声が聞こえてきそうだ。そう考えるのも当然である。だが米連邦捜査局(FBI)が17年、ネット接続された玩具について警告を発したことには理由がある。そしてそれは単に、ボットネットに組み込まれることへの懸念だけではない。

FBIの警告文には、このように書かれている。

「こうした玩具には通常、センサー、マイク、カメラ、データ記憶装置に加えて、音声認識機能やGPSといったマルチメディア機能も組み込まれている。こうした機能は子どものプライヴァシーと安全を危険にさらす可能性がある」

これは単に「想像に基づいて必要以上に騒ぎ立てている」わけではない。15年には、玩具メーカーのマテルが発売したWi-Fi対応でおしゃべり機能を備えた人形「Hello Barbie」が、簡単にハッキングできることがわかった。その気になれば、パスワードから実際の会話の断片まで、あらゆるものを盗み出せる状態だったのだ(この問題はマテルが修正プログラムを発表することで解消した)。

もっと最近では、ノルウェー消費者委員会(Norwegian Consumer Council)が17年10月、複数の企業から発売されている子ども向けスマートウォッチは簡単に追跡できることに気づいた。これらを使って子どもとやり取りすることさえ可能だという。

例を挙げればきりがないが、そのなかには実際の被害につながったケースもある。17年3月、IoTテディベア「CloudPets」に録音された200万件のメッセージが、オンラインデータベース上で誰でも聞ける状態になっていたことがわかった。80万人分の電子メールアドレスとパスワードも流出している。こうした例はまだまだあるが、言いたいことはわかってもらえただろう。

ネット接続されたすべての玩具が危険にさらされているというわけではない。それは、家庭用のウェブカメラすべてがハッカーの餌食になるわけではないのと同じだ。

だがIoT産業は概して、セキュリティー全般に関してまだ準備万端とはいえない状態だ。そのサブカテゴリーであるスマート玩具も例外ではない。そのうえ、ハッカーが最大の懸念事項というわけでもない。たいていは、玩具メーカーそのものが一番の要注意対象なのだ。

プライヴァシー・ファースト

16年、複数のプライヴァシー擁護団体が合同で、玩具メーカーのジェネシス・トイ、マイ・フレンド・カイラ、アイキュー・インテリジェンス・ロボットが製造した2つの製品について、米連邦取引委員会に提訴した[PDFファイル]。この3社が「適切な通知を行わず、また親の同意確認を取得せずに、子どもの声を録音した音声ファイルを不当かつ不正に収集、使用、共有した」というのが訴状の内容だ。

この2種類の玩具はドイツではすでに販売禁止になっており、家電量販店のターゲットや米玩具チェーンのトイザらスの店頭からも消えている(この記事が掲載された時点で、数量はわずかではあるものの、アマゾンではまだ販売されている)。ジェネシス・トイにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

プライヴァシー擁護団体は、この2つの訴えで、玩具業界に関する幅広い懸念事項を取り上げている。

子どもをターゲットとしたマーケティングの根絶を目指す団体「Campaign for a Commercial-Free Childhood(CCFC)」でキャンペーン責任者を務めるデイヴィッド・モナハンは次のように述べている。「ネットに接続する玩具を販売している企業は、製品販売から利益を得ているだけではありません。子どもから大量の機密情報を収集して収益化しようとしているのです」

児童オンラインプライヴァシー保護法(COPPA)は、この種のデータ収集を制限しており、データ収集が行われる場合は必ず事前に親が同意しなければならないと定めている。しかし、プレゼントの用意に追われる慌ただしさのなかで、自分が何に同意したのかも気づかないうちに、「はい」をクリックしている可能性は高い。

非営利団体の「電子プライヴァシー情報センター(EPIC)」の代表者であるマーク・ローテンバーグはこう述べる。「ネットに接続している玩具は、プライヴァシーにとっての悪夢です。サンタなら誰が悪い子で誰がいい子だったかわかりますが、玩具会社についてはわかりません」

機能を理解する

ネットに接続する機器をプレゼントするつもり、あるいはすでに購入してしまって、返品に必要なレシートが見つからないとしよう。その場合に現時点でできる最も重要なことは、その機器がどのように機能し、何を収集し、その情報が何につかわれるのかを正確に理解することだ。

「プライヴァシーポリシーに目を通して、これを理解するには弁護士が必要だと感じたら要注意です」と、CCFCのモナハンは述べる。

注意の目は、機器の保護にも向ける必要がある。「ネットに接続する玩具は、デフォルトのユーザー名とパスワードを豊富に用意していることが多いのです」と、Rapid7のビアズリーは語る。

これも、子どもの遊びのように簡単にハッキングされる原因となる。時間を惜しまずに、機器の設定をカスタマイズし、固有のパスワードを作成すること、そして重大なセキュリティパッチが含まれていることが多いソフトウェアアップデートの有無と、その方法を確認することが重要だ。

こうした玩具が機能する仕組みも知っておく必要がある。「カメラやマイクのように入力センサーを備えているものは、宣伝文句どおりに機能させるために常に電源をオンにしておく必要があります」とビアズリーは言う。

「Amazon Echo」や「Google Home」が常に「聞いている」のと同じように(ただしこれらは「ウェイクワード」を聞いたらデータをサーヴァーに送信するだけだが)、カメラを使用して色を検出する玩具は、言ってみれば常に外界を見ていることになる。また、見聞きしたことをどんな状況でネット経由でやり取りするのか、あるいは何を保存するのかについては明確になっていない可能性がある。

Echoなどの機器もプライヴァシー関連で怒りを買っているものの、少なくともユーザーが「Amazon Alexa」や「Google Assistant」とやり取りするときは、ユーザー自身がそのリスクを理解している

「大人であるわたしたちは、オンラインで行う取り引きについて決断を下し、そこでどんな情報を提供することが危険なのかを知っています。けれども、子どもはそんなことをまったく理解していません。子どもはそうした情報を共有することについて、意識的な選択ができませんから」とCCFCのモナハンは述べる。

こうした潜在的問題が判明したことで、マテルは大々的に宣伝していた製品の発売を中止せざるを得なくなった。同社のAIアシスタント「Aristotle」は、ベビーカーや子ども部屋向けのAmazon Echoのような製品として企画されていたが、プライヴァシーの懸念から10月に発売が中止された

玩具メーカーが考えを改めたとしても、ネット接続の玩具をオフにする時期が遅すぎたということはあり得るのだ。