「HP Windows MR Headset」「Pavilion Power 580」レビュー! VRは日本HPでトコトン楽しめ!!

2017年12月14日 11時00分更新

文● 高橋量 編集●ハイサイ比嘉

 10月17日から配信されたWindows 10のFall Creators Updateにより、一般ユーザーでもWindows Mixed Reality(以下、Windows MR)を利用できるようになった。コンテンツの利用には対応ヘッドセットやコントローラーが必要なので、どのモデルを購入しようか検討している方も多いのではないだろうか。この機会に、PCごと買い換えようという方もいるかもしれない。

 そこでオススメしたいのが、日本HPの「HP Windows Mixed Reality Headset(コントローラー付き)」、NVIDIA GeForce GTX 1060搭載の「HP Pavilion Power 580」だ。

 今後登場するであろうMRコンテンツを存分に堪能するなら、高品質なヘッドセットとハイスペックなPCは必須となるが、その点、日本HPの製品ならクオリティーもパワーも十分以上の実力を備えている。例えば、今回紹介する「HP Pavilion Power 580」であれば、米マイクロソフト本社による実機検証によって「Windows Mixed Reality Ultra 認定 PC」の認定を受けた製品なので安心だ。
HP Windows Mixed Reality Headset(コントローラー付き)」とWindows Mixed Reality Ultra認定PCのお買い得セットに関するキャンペーンを12月15日から28日まで実施するとのことで、日本HPの製品はまさに今が狙い目なのだ。

日本HPは、実機検証によって「Windows Mixed Reality Ultra 認定 PC」の認定を受けた製品を数多く用意している

 さらに、VRだけでなく、大画面でもPCゲームをとことん楽しみたいなら、27型4Kディスプレー「HP ENVY 27s」もオススメしたい! 今回はこの3製品について一気にレビューするのだ。

「HP Windows Mixed Reality Headset(コントローラー付き)」とNVIDIA GeForce GTX 1060搭載の「HP Pavilion Power 580」、および27型4Kディスプレー「HP ENVY 27s」

「HP Windows Mixed Reality Headset」の装着感は上々

 「HP Windows Mixed Reality Headset(コントローラー付き)」は、ゴーグルで視界を覆うタイプのいわゆる「没入型HMD」だ。目の周辺や鼻、後頭部が触れる部分には柔らかなスポンジ素材が使われており、装着感は悪くない。バンドの長さは、後頭部のダイヤルを回すことで調整可能。ベルト方式では両手を使ってバンドを締める必要があるが、ダイヤル式なら片手で手軽に調整できる点が便利だ。ヘッドセット部分の重さは実測で480g程度。非常に軽量というわけではないが、かといって重さが気になるほどでもない。

「HP Windows Mixed Reality Headset(コントローラー付き)」のヘッドセット。コントローラー込みの重量は約0.83kg。前面の左右にふたつのトラッキングカメラが配置されている

 ちなみに筆者は普段からメガネをかけているのだが、「HP Windows Mixed Reality Headset(コントローラー付き)」(HP Windows MR Headset VR1000-123jp)はメガネを装着したままでも利用できた。

 ディスプレーのサイズは2.89インチで、解像度は片側で1440×1440ドット、両側合わせると2880×1440ドットとなる。リフレッシュレートは最大90Hzで、視野角は水平方向で最大100度だ。

ディスプレー方式 LCD
ディスプレー 2.89型×2
解像度 2880×1440(1440×1440×2)
視野角(最大) 100度
リフレッシュレート(最大) 90Hz
センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、トラッキングカメラ
インターフェース USB 3.0、HDMI 2.0
オーディオ マイク・ヘッドホン兼用端子(3.5mmステレオミニジャック)
ケーブル長 USB 3.0端子(Type-A)/HDMI(Type-A)コンボ端子ケーブル(ケーブル先端はUSB 3.0、HDMIコネクターに分岐)
コントローラー モーションコントローラー(単三乾電池×4が必要)

 操作には、付属のコントローラーを使用する。マウスでも一応操作できるものの、コントローラーを使ったほうが圧倒的にスムーズだ。コントローラーはマイクロソフトのリファレンスデザインそのままの形状で、他社製のWindows MR対応ヘッドセットに付属するものとほぼ同じといっていいだろう。

付属の専用モーションコントローラー

 コントローラー自体は軽く、単三電池2本をそれぞれセットすると実測で180g前後(電池込み)だったので、そう気にならないだろう。ただしMRコンテンツプレー中は腕を常に前に出しているので、長時間利用しているとやや重さを感じてくる(もっともこれは筆者の運動不足が原因なのかも)。






日本HPがPC7機種をフルモデルチェンジ = ゴージャスなタブレットにGTX搭載15インチノートも!!

2017夏モデルHPパソコン発表速報

2017年07月13日 15時00分更新

文● ASCII編集部 HP特捜班

 日本HPは7月13日にPCをフルモデルチェンジし、夏モデルとして7機種を発表した.HPのPCラインアップは、プレミアムのSpectreENVY、中核のPavilion、お求めやすいHPと大きく4モデルに分かれている.

 今回もSpectreENVYではデザインを重視した新ボディのモデルを投入したほか、PavilionでもプレミアムPC同様の高いスペックを実現しているのが注目ポイントだ.

Surface Proを凌駕する性能が黒と金のボディで登場

HP Spectre x2

Sueface Proを超えるスペックなのに、キーボードとペンが付属して、お安いのが魅力なのである.

 プレミアムモバイルのSpectreシリーズでは、従来のx360、13に加えて、新たに「Spectre x2」が登場した.これは、まさにマイクロソフトのSurface Pro対抗モデルで、本体はタブレット型PCながら、マグネット着脱式のキーボードカバーとペンが付属する.

 最大の特徴は色とデザインで、ブラックボディにゴールドのロゴとスタンドがとても印象的である.

正面からだと黒いタブレットだが、背面からみるとゴールドの配置がよくわかる.

 ディスプレーは12.3型で3対2比率3000×2000ドットと高精細で、輝度も450nitと非常に明るい.Bang & Olufsenのスピーカーシステムを搭載.CPUはi5-7260Uとi7-7560Uで、通常のモバイルCPUのひとつ上のIris Plusグラフィックス640を内蔵する.メモリは8または16GBで、ストレージは512GBまたは1TB、バッテリ駆動時間は8時間で、重量はタブレットが775グラム、キーボードドックと合体すると1140グラムとなる.

本体右側にはB&Oの金色のロゴが光る.タイプC端子は両側にあり、充電もここからおこなう.

 インターフェースはUSBタイプC×2とmicroSDカードスロットでLTEモデムを内蔵する予定はいまのところないというが、液晶の解像度、輝度からストレージ容量、内蔵グラフィックスまで、ずばりSurface Proを上回るスペックで登場してきた、最強のライバルである.価格のほうもキーボードとペンを同梱して15万9800円(直販税抜)からと攻撃的で7月13日発売だ.

スリムデザインでキーボードまで金と銀のMBAライバルPC

HP ENVY 13

バーカウンターがよく似合う(?) 新ENVY 13.

 同じくプレミアムラインのENVY 13はアルミニウムボディでシルバーとゴールドに輝くクラムシェル型モデルで、こちらはMacBook対抗である.スリムデザインで厚さは14ミリで、天版のロゴはSpectreと同じ4本線である.キーボード面にキートップまでゴールドとシルバーの仕上げとなっている.

天版のhpロゴはプレミアムシリーズの4本線だ!!

 構成はCPUi3-7100U+4GBメモリ+256GBSSDとi5-7200U+8GB+512GBの2モデルで、各々Windows10 のHomeかProを選べる.液晶はIPSフルHD(1920×1080ドット)で、インターフェースはUSBタイプC×2に加え、タイプA×2を搭載.オーディオはやはりBang&Olufsenの4スピーカーシステム.バッテリーは約14時間駆動で、重量は1240グラム.価格は9万9800円(直販税抜)からで7月13日発売.

写真右端の液晶のヒンジ部はリフトアップ型で本体後部とうまくデザインが合わせてある.USBのタイプAとタイプC端子が左右両側に配置してあるのはとても親切な設計だ.

15型に4K液晶と4コアCPU、GeForce GTX1050も搭載!!

HP Pavilion Power 15

最新15型プレミアムノートのスペックである4K液晶と4コアCPU、GTX搭載と3拍子そろったPower15.テンキーがついているのは逆に新鮮である.

 HPのノートPCラインアップの中核モデルがPavilionシリーズで、従来の後継機種15とx360に加え、夏モデルでは新たに「Pavilion Power」という上位スペックの15型モデルを投入.

 ヒンジ部分はENVYと同じリフトアップ型のデザインのクラムシェルノートで、ディスプレーは15.6型のフルHDまたは4K(3840×2160ドット)を用意し、CPUもPowerの名のとおりi5-7300HQ/i7-7700HQと4コアタイプ、さらにGPUとしてGTX1050+4GBVRAMを搭載する.デルのXPS15やAsusのZenBookPro、ファーウェイのMateBook Dなど、15型プレミアムPCの流れに沿ったモデルである.

ボディーカラーは黒のみ!! 底部へのラインは少し曲線が入っている.

 メモリは8/16GB、ストレージは1TBHDDのみまたは、加えて128/256GBSSDを搭載する.バッテリ駆動は約8~10時間で重量は2290グラム、価格は9万9800円からで4Kモデルも15万9800円と、このスペックとしてはとてもお求めやすい価格となている.

本体右側にはSDカードスロットにUSBタイプC、タイプAとHDMI、有線LAN端子、電源端子が並ぶ.左側にはタイプA端子×2とヘッドセット端子がある.

スクエアデザインのPavilionデスクトップはVRレディ

HP Pavilion Power 580

買ったまんまでVRにも利用できる基本パワーの高さが魅力である.

 PavilionのPowerシリーズにはデスクトップモデルも登場.i7-7700にGeForce GTX1060+3GBRAMで、VRやゲームも楽しむことができる.

 メモリは16GBで2TBのHDDにDVDドライブも内蔵.USBはタイプA×1とタイプC×1を前面に、背面にはタイプA×4にDVI-D、HDMI、DisplayPortを搭載し、4画面表示まで可能となっている.
 サイズは高さ366×幅165×奥行き366ミリで、直販価格は15万8000円(税抜)から.

夏らしいブルーとゴールドで登場したスタンダードノート

HP Pavilion 15

HP Pavilion x360

ブルーとゴールドという夏らしいカラーリングで登場したPavilion 15.

 Pavilionのスタンダードモデルは15型クラムシェルの15と、液晶が回転するx360の2機種.15のほうは新たにブルーとゴールドの2色展開となり、i5-7200U/i7-7500Uに4~16GBメモリ、1TBHDD/128GBSSD+1TBHDD、DVDドライブ内蔵で、サイズは幅379×奥行き252×高さ25ミリで重量は2170グラム.バッテリーは約8~9時間駆動で、直販価格は8万4800円(税抜)から.

360度回転液晶の2in1としては、14型という珍しい画面サイズで登場したPavilion X360.

 x360は14型フルHD液晶でシルバーのみ.i5-7200Uに12GBRAM、256GBSSD、サイズは幅335×奥行き227×高さ22ミリ、重量1680グラム、バッテリ駆動9時間で、直販価格は9万9800円(税抜).ともに7月13日発売だ.

エントリーモデルなのに高級感あるデザインが魅力

HP 15 & HP 17

写真では分かりにくいが、キーボード面とタッチパッドには木目のような模様がプリントされていて、高級感がある.ヒンジの金属部もアクセントとして効いている.

17型とはガラリと雰囲気がちがうHP15は白が基調で、木目模様もある.天版と底面はリネンの雰囲気を出している.

 エントリーのHP15と17もデザインが変わり、パームレストが木目のようなウェーブの模様で、ヒンジ部も一部金属となり、非常に高級感のあるものとなった.

 15のほうは外側がリネンをイメージした、ちょっとざらついた表面で、内側は光沢の白系、17のほうは外側がシルバー、内側はブラック系で落ち着きがある.

 HP15はCeleron/i3-6006U/i5-7200Uに4~8GBRAM、500GB~1TBHDD、DVDドライブ内蔵で直販価格は4万4800円(税抜)から.また、CPUにAMDのE2-9009e/A10-9620Pを搭載したモデルも用意されている.

 HP17はi5-7200U/i7-7500Uに4~16GBメモリ、1TBHDD/128GBSSD+1TBHDD、DVDドライブを内蔵し、幅415×奥行き280×高さ28ミリで8万9800円から.両機種ともに8月上旬の発売となる.

17型はシルバー&ブラック、15型はホワイトボディのみだ.



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日本HPがまた世界初!? Xeon搭載「HP Z2 Mini G3」ミニワークステーションに注目だ!

2017年05月01日 11時00分更新

文● 林佑樹 編集●ハイサイ比嘉

 業務用途向けに性能を重視したワークステーションというと、基本的に”巨大”でゴツいというイメージが先行してしまうはず。しかし、今回チェックする日本HPの「HP Z2 Mini G3 Workstation」は、高いスペックながらサイズ幅216×奥行き216×高さ58mmと、Mac miniや小型PCフォームファクターNUC(Next Unit of Computing)などを彷彿とさせるほど小さい。デザインもひときわ優れており、日本HPが個人向けPCで得意としている”ラグジュアリー”というキーワードをも連想させる。

 しかも、直販価格が15万3500円(税別)からとワークステーションとしてはお手頃価格となっており、「普段の作業環境を現場に持ち込めるサイズの製品が欲しい」「前段処理用に小さくてジャマにならず、パワーのあるヤツが欲しい」という方なら注目に値するプロダクトとなっている。ハイアマチュアの方など、コンパクトかつ高性能なPCがノドから手が出るほど欲しいといった法人以外の用途にも”刺さりそう”な製品だ。

世界初のミニワークステーション(※)、日本HP「HP Z2 Mini G3 Workstation」

2016年10月3日時点において年間100万台以上出荷している、ISV認定取得、プロフェッショナルグラフィックス、Intel Xeonクワッドコアプロセッサー、ECCメモリ搭載の他社製品含めて。HP調べ

驚くほど小さくても、中身は「Xeon」という凄まじさ

 まずは「HP Z2 Mini G3 Workstation」のサイズからだ。先に触れたように幅216×奥行き216×高さ58mmとなっており、世界初のミニワークステーションをうたうだけあって、一見すると法人向けとは思えないほど際立ってコンパクトで、デザイン性もすこぶる高い。

日本HPの24型液晶ディスプレー「HP Z24n プロフェッショナル液晶モニター」と並べてみたところ。圧倒的に小さい

本体正面には電源ボタンがある。HPロゴが印象的だ

 日本HPの直販サイト「HP Directplus」で用意されている「HP Z2 Mini G3 Workstation」の基本構成は、Intel Xeon E3-1225 v5、NVIDIA Quadro M620(2GB)、8GBメモリー(ECC、最大32GB)。ストレージは1TB HDD(SATA SFF 7200rpm NCQ)。当然ながらBTOに対応しており、Intel Xeon E3-1245 v5をはじめより高いスペックでも構成できる。OSについては、基本構成ではWindows 7 Professional(Windows 10 Proからのダウングレード)かFreeDOSになっており、Windwos 10の選択も可能。

 FreeDOSが採用されている理由は、OSレスでハードウェアのみを安価に入手したい層を想定しているためだろう。そういったハードウェアに、Linuxなど自分の環境に合わせて導入したいというわけだ。サポートするディストリビューションとしてはUbuntuがあり、認証およびサポートではRed Hat Enterprise Linx、SUSE Linux Enterprise Desktopがある。ただし、FreeDOSやLinuxディストリビューションに関してハードウェアとの相性などを日本HPが責任を持つわけではないので、その点は覚えておくべきだろう。Linux環境を構築したい方は、「HP Z2 Mini G3 Workstationメンテナンス&サービスガイド」、「ユーザーガイド」(それぞれPDF)などが参考になるはずだ。