Androidで動く小型プロジェクターは使える?(日経トレンディネット)

 ベンキュージャパンから新しいポータブルLEDプロジェクター「G310J」が登場した。脱着式のバッテリー付属、Android OS搭載という、なかなか面白い製品だ。

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 まずはスペックだが、本体サイズは、146×139.2×46.5mmとWi-Fiルーターの親機くらいの大きさだ。ただし、バッテリーを装着すると146×139.2×65.7mmと厚みが増す。また重量は、本体だけで重量570g。こちらはバッテリー込みだと970gになる。

 モバイルプロジェクターにはいろいろな種類があり、「ポケットプロジェクター」と呼ばれる超小型モデルも登場している。G310Jは、それらと比べるとやや大きいので「小型プロジェクター」くらいの表現が適切だろう。明るさは300ルーメンと、小型プロジェクターとしては標準的だが、一般的なプロジェクターに比べると1/3~1/10程度なので、大きく投影するなら部屋をかなり暗くする必要がある。

 G310Jは短焦点も特徴の1つになっており、1mの距離で60インチの投影が可能。とはいえ、さらに焦点距離の短いモデルもあるので、「やや短焦点」くらいと考えておくのがよさそうだ。

バッテリーで3時間駆動する

 G310Jが特徴的なのは、バッテリーでも駆動すること。8000mAhの専用バッテリーが標準で付いており、これを取り付けるとACアダプターなしで3時間利用できる。“ポータブル”をうたうだけあって、電源のない屋外などでも使えるわけだ。

 ただ、バッテリーは専用品ではなくてもいいような気がする。市販のモバイルバッテリーで給電できればそれで事足りるし、容量も自由に選べる。G310JのACアダプターは専用タイプなので、市販の外付けバッテリーを使うことができないのだ。

 また、専用ラバーケースも付いていて、バッテリーを取り付けた状態で装着すると見た目も良くなる。ただし、ラバーケース込みでの重さをキッチンスケールで計測すると1.1kgを超えるので、持ち歩くにはちょっと負担が大きい。バッグに収納するのにも邪魔になるサイズだ。

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LTE対応タブレット、一番人気は低価格「iPad」(日経トレンディネット)

 前回の「スマホの売れ行き、直近はiPhoneが7割を占める」に引き続き、今回はタブレット、特にキャリアと通信契約を結べば単体で通信できるLTEモデル(セルラーモデル)の売れ筋をヨドバシカメラ新宿西口本店 スマホ館に聞いた。

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 同店の携帯スマートフォンチームリーダー・沢柳雄紀氏は「Wi-Fiのみのタブレットとは違う売れ方をしているのは確かです。1~2年前と比べてラインアップの数はあまり変わっていませんが、お使いになる方は確実に増えている印象があります」という。カーナビ代わりに使ったり、外でLINEしたりしたいといったニーズがあり、スマホと同一キャリアでセット購入する人も少なくないそうだ。

 売れ筋モデルは以下のとおりとなる。価格は機種代金(または新規加入の支払総額)だ。

 第5世代iPadとiPad Proの間に8型級のdtab Compactが割って入る構図になっていた。iOS系の人気が高いのはスマホと同様だが、トップにエントリーモデルが立つなど異なる点もある。また、10型級と7型級が混在するタブレットならではのトレンドの複雑さもランキングに反映されているように見える。モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

※掲載している価格は、2017年11月30日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

サブとして最適な10型級の「第5世代iPad」と8型級の「dtab Compact」

 一番人気となったのは、アップルの「9.7型iPad」(第5世代)だ。9.7型からの現行iPadシリーズではエントリーに位置づけられるラインアップで、よく売れているのも128GBモデルではなく、より低価格な32GBモデルだ。それでもメインカメラは8メガあり、2048×1536ドットの高精細パネルが搭載されている。

 人気の理由は、やはりコストパフォーマンスの高さにある。「iPadのなかで圧倒的に安く買えるモデルということで、キャリアを問わずiPhoneのサブ端末として同時契約される方が多いですね。操作体系がだいたい同じですし、iCloudを使った連係も容易ですから。外で9.7型の大画面を利用したい人、特にカーナビとして使ったり電子書籍を読んだりしたいという人に支持されていますね」。

 続く2位のファーウェイ・ジャパン/NTTドコモ「dtab Compact d-01J」も、コストパフォーマンスの高さで選ばれている向きがある。こちらはパネルが8.4型(2560×1600ドット)とコンパクトで、よりモバイル向けの端末となる。

「実質負担額が0円になる契約で使えるので、片手で持てるタブレットをサブ用途で使いたい、という人に人気があります。やはりAndroidスマホとのセットが多いですね。NTTドコモは、スマホもタブレットもAndroid端末ならほぼ同じインターフェースで利用できるので、ご年配の方の人気も根強いです」

 加えて、近いサイズのiPad mini 4がやや品薄傾向になっていることも、売れ行きに追い風となっているらしい。

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ソニーの新スマートウォッチ 軽量化で着け心地をアップしたが、振動が単調(日経トレンディネット)

 ソニーがスマートウォッチ「wena wrist(ウェナリスト)」シリーズの2代目となる最新モデルを発売する。「wena wrist pro」と「wena wrist active」の2モデルで、発売はproが12月21日、activeが2017年3月上旬。価格はそれぞれオープンで、市場想定価格はproのブラックが3万7000円前後、シルバーが3万5000円前後、activeが3万円前後となっている。

【関連画像】通話やメッセージが着信すると通知LEDと有機ELでお知らせ

 wena wristシリーズは、通知バイブや各種センサーなどのスマートウォッチ機能をバンド部分に搭載し、ウォッチヘッドは従来の時計そのものを採用することで、腕時計としての造形美とスマートウォッチの機能美を両立させたモデルだ。

 それはコンセプトからも明かだ。ウォッチヘッドはあくまでも腕時計そのもので、スマートウォッチ機能はバンドのバックル部分にささやかに収められている。Apple Watchのようにウォッチヘッドが画面そのものという形状に抵抗を感じる人をターゲットにしているプロダクトと言える。

 今回発売した2モデルはバンド単体での販売で、ウォッチヘッドは好みのモデルから選択して組み合わせる。もちろん、既に発売されてるwenaシリーズのウォッチヘッドを装着することも可能だ。

●前モデルに比べて約25%も小型化した金属素材のバンド

 2モデルのうち、wena wrist proは、素材に金属素材を採用したフォーマルなモデル。バックル部分に各種センサーやワイヤレス機能、有機ELディスプレーを搭載し、通知やFeliCaによる電子マネー、活動ログなどの機能を利用できる。

 腕時計としての着け心地を大きく左右する、サイズや重量は前モデルよりも25%ほど小型化した。バンドの幅は約2mmほど細くなり、バックル部の厚みは約1mmほど薄くなっている。

 ウォッチヘッド(67.5g)とwena wrist pro(85g)の組み合わせで合計152.5gなので、装着感は多少ズシリとくるが、それがむしろ一般的なメタルバンドの腕時計と比べて遜色ない、心地よい重量感を演出している。

 Apple Watchは腕時計を着けない層や、初めてスマートウォッチを使用する層を開拓したが、wena wristは、あくまでも日常的にアナログの腕時計を使用している層に対して、スマートウォッチの機能を付加的に提供することを目的としている製品と言えるだろう。

格安SIMの通信速度、2018年は遅くなる?(日経トレンディネット)

 大手携帯電話会社よりも通信コストが安く、通信会社(MVNO)ごとに特徴的なサービスが提供されている「格安SIM」。MVNOは基地局をはじめとした大手携帯電話会社のネットワーク設備に相乗りする形でモバイル通信サービスを提供しているが、MVNO自身が持つネットワーク設備や確保している帯域の状況によって、その通信速度は各社で異なる。

【関連画像】YouTube再生時の下り平均速度の推移

 特に、平日昼の12時台や18時台は利用が集中するため、通信速度が遅くなりやすい。速度の低下を防ぐには設備の設定や増強といった対策が欠かせず、MVNO各社の取り組みに左右される。

 今回は、日経トレンディネットの専門サイト「格安スマホはこう選べ!」が、2016年9月から2017年10月までの1年間、計測してきた格安SIMの通信速度テストの結果を振り返ってみよう。

 格安SIMの通信速度テストでは、およそ2カ月ごとに「IIJmioモバイルサービス(タイプD)」「楽天モバイル」「イオンモバイル」「OCN モバイル ONE」「LINEモバイル」「BIGLOBEモバイル(タイプD)」「mineo(Dプラン)」「FREETEL SIM」の8社の格安SIMについて実際に通信速度をテストしている。

 測定地点は東京都内の新宿駅周辺と秋葉原駅周辺、そして地方都市の例として長野県佐久市・佐久平駅周辺の3カ所だ。測定は毎回平日、通信速度が比較的良好な9時台と、通信速度が遅くなる12時台および18時台に実施。イードの速度測定アプリ「RBB SPEED TEST」とYouTube再生時の下り平均速度をそれぞれ測定することで、通信回線そのものの実力と、実際の利用環境における通信速度の双方を評価している。

 1年間の結果を振り返ることで、時期が及ぼす通信速度への影響や、各社の速度の変遷などを視覚化し、個々の測定では見えづらい格安SIMの長期的な通信品質の変化を捉えたい。

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「CASH」対「メルカリNOW」 即時買取アプリ競争勃発(日経トレンディネット)

 「実は1日当たりの買取金額の上限を従来の1000万円から引き上げている。詳細な金額は明かせないが、我々のほうが圧倒的に多くの物を買い取っている」

【関連画像】メルカリ参入に先駆け、買取金額の上限を増額した「CASH」

 こう明かすのは、スマートフォン向けに即時買取アプリ「CASH」を展開するバンク(東京都渋谷区)の光本勇介社長だ。光本社長の言う「我々のほうが」、その比較対象はメルカリである。メルカリは11月27日、フリーマーケットアプリ「メルカリ」に即時買取サービス「メルカリNOW」を追加した(関連記事)。メルカリNOWは、1日に買い取る金額の上限を1000万円と設定している。

 CASHとメルカリNOW、いずれも売りたい物の写真をアプリで撮影するだけで査定額が提示されて、承諾すれば即入金されるサービスだ。売却後、アプリに登録済みの自宅に集荷にきた宅配業者に、売却した物を引き渡して取り引き完了となる。両者が買い取る商品はファッション関連の物が中心。CASHは加えて、iPhoneなどの一部の電化製品も買い取る。「ファッションについては、世の中にある大半のブランドは買い取り対象になる」(光本氏)。

 査定額はそれぞれ異なるデータから算出する。CASHは独自で構築したデータベースを基に、メルカリNOWはこれまでメルカリ上で過去に売買されたデータを基に適切な査定額を自動算出する。また、メルカリNOWは買取後に一旦、メルカリ内での買い物に使えるポイントとして付与するため、やや仕組みが異なる。ただサービスの本質は同じだ。

 この即時買取アプリという新しい市場において、「1日の買い取り金額の上限額が競争における1つのポイントになる」と光本氏は言う。メルカリはダウンロード数が国内だけでも6000万件を超えている。その6000万人の利用者に対して「1000万円の予算は一瞬で使い切ってしまうはずだ」(光本氏)。事実、メルカリNOWはサービス開始後、アクセス殺到によりわずか17分でサービスの一時停止に追い込まれている。

 実はCASHも以前は1000万円を、1日の買取金額の上限に設定していた。そのため、メルカリはこれを参考にした可能性が高い。しかし、バンクの光本氏は大手ネット企業の新規参入をにらみ、いち早く上限を増額する手を打っていたというわけだ。「十分に買い取り機会のあるサービスのほうが満足度が高いはずだ」(光本氏)。

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ボーナスで男の物欲を満たせ! 戸田覚お薦めのガジェット5品(日経トレンディネット)

 今年も冬のボーナスシーズンが到来した。この時期は、ちょっと散財しても自分への言い訳にしやすい。1年間頑張ってきたご褒美にと、何か買いたいところだ。ということで、欲しくても普段はなかなか手が出ないアイテムをこだわりで選んでみた。僕自身が欲しいもの、既に持っていて、ぜひ人にも薦めたいものばかりだ。今回の予算は5万円以内としている。

【関連画像】ダイソン「Dyson Pure Hot + Cool Link」5万8820円

欲しすぎるファンヒーター

 いきなり5万円オーバーで恐縮だが、今、一番欲しいのはダイソンの空気清浄機付きファンヒーターだ。記事執筆時の価格は大手量販店で5万8820円。大手量販店では、ポイントで10%還元されるところが多いので、5万円台前半といったところだ。

 ダイソンの扇風機が登場したときにはとても物欲をそそられた。あの円筒形から風が出るのがなんとも不思議で、とても欲しかったのだが、一般的な扇風機との価格差が大きすぎて断念。いつか買おうと思っているうちに、何年過ぎたことだろう。

 その間にもだんだんと進化し、今や冷暖房対応かつ、空気清浄機付きの製品がラインアップされている。実物を借りてリビングに置いてみたのだが、やっぱりデザインはとても素敵で、それ自体がインテリアになるので、部屋の価値がちょっと上がったようにさえ感じる。逆に、和室には似合わない。やっぱり、畳の部屋はくるくると回る昔ながらの扇風機がいいと思うのだ。

 暖房能力は、木造住宅だと6畳程度となっているので、家中を暖めるわけにはいかず、自分がいるエリアだけを暖める感じで使うのが正解。空気清浄能力は60分の運転で23畳なので、かなり広めのリビングでも一定時間稼働しておけば有効だろう。

 ちょっと気になるのが、赤外線のヒーターやエアコンに比べるとちょっと音がすること。いわゆる風の出る音なので、さほど気にはならないのだが寝室など静かな部屋では耳障りだ。僕の場合、仕事場は、できるだけ無音で原稿を書きたいと思っているので、もう少し静かであって欲しい。

●スマホ対応がすごく便利だ

 僕が欲しいのは最上位モデルで、スマートフォンのアプリと連携するのがポイントだ。部屋と屋外の温度に加え、空気のきれいさがひと目で分かるようになっている。僕は花粉症の上に喘息を持っているので、空気には結構敏感なのだ。

 さらに、スマホのアプリは遠隔操作ができるし、スケジュールを設定して決まった時間だけ稼働させる機能も持つなど、なんとも先進的だ。スマホに対応している必要がないと思うなら、1つ下のモデル「Dyson Pure Hot + Cool」でもいいだろう。ただし、本記事執筆時点の価格差はあまりないので、お薦めは上位機だ。

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FacebookはAIなしに存在しない 120人が先端技術を研究(日経トレンディネット)

いまやAIなしにSNSは成り立たない

――現在、FacebookではAIをどのように活用していますか。

ルブリュン氏: Facebookでは安全なコミュニティーを維持するためにAIを活用しています。まずはコンテンツ・フィルタリング。例えば、Facebookには1日10億回の写真の投稿がありますが、これらにポルノや犯罪、暴力に関する写真が含まれていないかを随時チェックしています。また、自殺をにおわせるような投稿、フェイクニュースなどのチェックにもAIが登場します。

 2つめは、コンテンツの選定です。Facebookのコンテンツは多すぎますからね。各ユーザーのニュースフィードに何を表示するかをランキングして表示するわけです。

 例えば、猫が好きな人のニュースフィードには猫を表示しますし、赤ちゃんの写真はもう見飽きたよという人には赤ちゃんの写真は表示しません。こうした機能を発揮するには、その写真の内容をよりよく理解する必要があります。そのためにAIを使っています。

 3つめは、割と最近、本番環境に導入したのですが、写真の内容を言葉で説明する機能です。例えば、この取材風景を写した写真なら、「会議室に男性が1人、女性が5人います、会議をしているようです、窓の外にはビルがたくさん見えます」などと表現します。視覚障害者の方などに役立つ機能ですね。

 Facebookではこれらの機能を実現するAIを段階的に導入してきました。大量の投稿を整理し、ユーザーに何を見せるかを判断するために使っています。現在のSNSはもはやAIなしでは存在できないといっていいでしょう。

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ビーツ高級ヘッドホン「Studio 3」 新旧で実力検証(日経トレンディネット)

 ビーツがオーバーヘッド型ヘッドホンの新モデル「Studio 3 Wireless」を発売した。Studioシリーズといえば、2014年6月に発売した「Studio Wireless」でワイヤレスヘッドホンにノイズキャンセリング機能をいち早く搭載したことが評価され、ビーツの主力モデルとしてのポジションを確固たるものにしたことで知られる。

【関連画像】モデルチェンジしたビーツのオーバーヘッド型ヘッドホン「Studio 3 Wireless」。カラーバリエーションは全6色を用意する。実売価格は3万5000円前後

 実に3年4カ月ぶりのモデルチェンジとなるStudio 3 Wirelessは、独自の工夫でノイズキャンセリング機能を改良したのがポイント。アップルの完全独立型イヤホン「AirPods」で採用したW1チップを搭載し、iPhoneやMacをはじめとするアップル製品での使い勝手を高めたことや、バッテリー駆動時間を延ばしたことも特筆できる。注目のノイズキャンセリング機能を中心に、新旧のStudioシリーズを比較しながら実力をチェックしていきたい。

●W1チップの搭載でペアリングが手軽に、10分の充電で3時間の再生が可能

 Studio 3 Wirelessの外観は、デザイン性の高さで評価された旧モデルのStudio Wirelessと基本的に変わっていない。両者を並べても、新旧を判別するのは難しいほどだ。ビーツの担当者によると、Studioシリーズはビーツ製品の象徴といえる存在であり、あえてデザインに手を加えることはしなかったという。

 だが、アップルの基準に合わせて素材や機構を見直し、耐久性を向上させたのは評価できる。特に、イヤーパッドは経年劣化でボロボロになりやすかったが、表面の人工皮革と内部のウレタンスポンジの素材を変更したことで改善した。さらに、素材の変更で耳への密着感が高まり、遮音性の向上にもつながっているという。

 大きな改良といえるのが、アップルのW1チップを搭載したことだ。AirPodsでも採用されているチップで、iPhoneとのペアリングが容易になるなどのメリットがある。ポイントといえるのが、iPhone以外のさまざまなデバイスにもスムーズに接続できること。手持ちのiPhoneとペアリングを済ませれば、あとはiPhoneと同じApple IDでログインしているiPadやMac、Apple TVなどのデバイスにはすんなりと接続できる。Apple TVで映画を鑑賞する際、テレビにBluetooth機能がなくてもヘッドホンで再生できるのは便利だと感じた。

 残念なのが、AirPodsのようにヘッドホンの脱着に連動して音楽を自動で一時停止/再生する機能が搭載されなかったこと。AirPodsの便利さに慣れてしまうと、この仕組みがないのがもどかしく感じる。センサー類を埋め込むスペースは十分にあると思うので、次期モデルではぜひ搭載してほしい。

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ソニーモバイルのロボット「Xperia Hello!」 豊富な機能は家族をつなげるか?(日経トレンディネット)

 ソニーモバイルコミュニケーションズが11月18日に発売したコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」。音声でニュースや天気を知ることができるなどスマートスピーカーに近い機能や、カメラやセンサーで人を判別して話しかけたりするなどロボットらしい機能も備えるXperia Hello!だが、実際のところ何ができるものなのだろうか。1週間自宅で試してみた。

【関連画像】ソニーモバイルコミュニケーションズのコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」

●スマートスピーカーではなくロボット

 Xperia Hello!の大きな特徴の1つは、スマートスピーカーのように話しかけて操作できること。天気やニュースを聞いたりするだけでなく、LINEでテキストメッセージを送ったり、Skypeでビデオ通話をしたりと、さまざまな操作を声だけで実現できるのだ。ただ本体にはタッチ操作可能なディスプレーも搭載されているので、声以外にもタッチによる操作が一部可能となっている。

 そしてもう1つ、ロボットであるという点もXperia Hello!の大きな特徴だ。Xperia Hello!の頭部にはカメラ、下部には人感センサーとマイクが搭載されており、これで人が来たことを感知して振り向き、顔で誰かを判断してその人に応じた情報を伝えてくれる。ロボットならではの能動的な動きを見せてくれる点が、スマートスピーカーとの大きな違いとなっている。

 今回、そのXperia Hello!をお借りすることができたので、約1週間自宅に置いて使ってみたインプレッションをお伝えしたい。ただしお借りしたものはあくまで発売前のものであることは、あらかじめご了承いただきたい。

サイズはスマートスピーカーぐらい、動作音は静か

 Xperia Hello!のサイズは直径が約111mm、高さが約216mm。手持ちのスマートスピーカーと比べてみると、グーグルの「Google Home」よりは大きく、LINEの「Clova WAVE」に近いサイズ感のようだ。ただしディスプレーやロボットを制御する可動部分、そしてバッテリーなども搭載しているため、重量は約1085g。スマートスピーカーに比べずっしりしている。

 動作音がうるさいと部屋に置いておくだけでストレスを感じてしまうが、Xperia Hello!は静音性に非常に力が入れられており、さまざまな動きをしても音が響かず非常に静かだ。リビングに設置することを考えればこの点は大いに評価できる。

 家庭のリビングなどに据え置きで利用することが想定されており、バッテリーを積んでいるが、これはあくまで自宅内でXperia Hello!を移動する際に電源が落ちないようにするためのもの。それゆえACアダプターを抜いた状態では利用できず、設置する際は電源を確保する必要がある。

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電子書籍を読むなら専用端末かiPhone Xで決まり(日経トレンディネット)

 僕は仕事柄、多くの本を読む。ビジネス書は仕事として読んでいるのだが、趣味で小説もよく読む。最近は、電子書籍で本を読む機会が多くなってきた。言い尽くされたことだが、電子書籍なら蔵書が増えても負担にならないし、いろいろな本を持ち歩いて、好きなときに読めるのがメリットだ。

【関連画像】iPhone XとKindle Oasisの文字サイズをそろえた。全体の文字数が少し減る程度だ

 必要なページに付箋を貼りまくり、情報を抜き出すために読むビジネス書の場合は紙の本のほうが適しているが、小説や漫画は電子書籍で十分だと思う。

 アマゾンが提供する電子書籍サービスならば端末を問わずに使えるので、いろいろな場面で読書が始められる。僕は、タブレット(iPad Pro、MediaPad M3)、Kindle Oasis、iPhone Xを使っているのだが、それぞれに利点、欠点がある。

iPadは重すぎて持っているのがつらい

 僕は「10.5インチiPad Pro」を持ち歩くことが多く、以前は文庫本も主にiPad Proで読んでいた。iPad Proの最大の優位点は画面の大きさだ。このサイズになると文庫本も単行本(四六判、127×188mm)程度の大きさで表示できる。しかも、液晶が明るく美しいので、文字も切れが良くて見やすい。色合い調整もでき、紙の本に近い感覚で読める。

 一方、最大の欠点は重いことだ。僕が愛用しているのはセルラーモデルなので、重量は477g。僕の場合は「Smart Keyboard」を常に装着しているので、キッチンスケールで測ると合計は725g程度になる。さすがにこれを手に持って読書するのはつらい。

 Smart Keyboardは磁石で付いているだけなので簡単に取り外せるのだが、一般的な四六版のビジネス書はほとんどが300g台なので、外しても477gの重量は負担だ。

細長いタブレットは電子書籍に向かない

 8.4型液晶の「MediaPad M3」は、実売で3万円程度と手ごろな価格にもかかわらず、2560×1600ドットと液晶の解像度が高いのが特徴だ。僕は主にビデオ視聴に利用している。重量が310gと軽いので、電子書籍用としても良さそうだが……。

 MediaPad M3の画面の縦横比は16対10だ。映画やビデオを見るにはいいのだが、電子書籍を読むにはちょっと細長すぎる。縦に持つと1行の文字数が多くて読みづらい。かといって横持ちにすると、もはや書籍というよりはちょっとした巻物になってしまう。これでは、とてもじゃないが読みやすいとは言えない。また、MediaPad M3は、画面の反射もかなり気になる。もう少し性能のいい低反射コーティングをしてくれるとよかった。

 8型クラスの端末で電子書籍を読むなら「iPad mini 4」がベストだと思うが、そのためだけに買うにはWi-Fiモデルで税別4万5800円は高すぎる。ちなみにiPad Proと違って、僕はMediaPad M3をむき出しで使っている。ちょうどいいケースがないのと、高価な端末ではないので多少傷が付いてもいいと思っているからだ。

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