プロ厳選!Wi-Fi(無線LAN)ルーター機器おすすめ4選

お勧め無線LANルータ2機種

いままで、無線LANルータをお勧めするときに、障害物に強く速度の速い高級機種とワンルームマンション向けの普及機種の2種類を挙げてきた。

現状の無線LANルータを俯瞰すると、ある程度高性能な機種でも実売価格が1万円を切り、普及機種と価格的に差が無くなってきた。もちろん、高価格で最高の性能を叩きだす機種も存在する。しかし、実際に使ってみると、一般的な戸建住宅と言った環境であれば、1つ下の機種でも十分快適に利用できる。

そこで今年末は、普及機器と最高級機の間にある中級機をご紹介したい。中級機でも、いろいろなフィールドでその性能を十二分に発揮できる。

・バッファロー AirStation WSR-2533DHP

WSR-2533DHP

WSR-2533DHP 写真は壁への取りつけだが、通常の据え置きも

もちろん可能。

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仕様

本機種は、ガイドが半年間、実際に長期利用した機種だ。感想は、まず「安定感抜群!」ということである。

「時々回線が切れる。」「妙に遅くなることがある。」「インターネットになかなか繋がらない。」といったトラブルが殆どない。安心して利用できる。

確かに実効速度は、高級機種のWXR-2533DHP2と比べると、少し落ちるが自宅で使うには十分な速度でストレスを感じたことはない。

BUFFALO 無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1733+800Mbps Giga ゴールド【Nintendo Switch動作確認済】 WSR-2533DHP-CG

・NEC Aterm  PA-WG1900HP

PA-WG1900HP

PA-WG1900HP

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こちらの機種も性能が安定していることに定評がある。いろいろなECサイトのユーザーレビューを見ても、トラブルが少ないのが分かる。

ただ、上に挙げたWSR-2533DHPよりスペック的には少々落ちるが,あくまでも公称値であり、実使用上差異はあまり感じないだろう。

WSR-2533DHP:    1733+800Mbps 4ストリーム

PA-WG1900HP:   1300+600Mbps 3ストリーム

本機種の特徴は、子機としても利用できることだ(注1)。利用している子機が不安定なときは、この親機を流用できる。接続はLAN端子になるので、USBに装着する子機より高速に利用できる。また、価格もWSR-2533DHPより若干お求め安くなっている。

(注1)前述のWSR-2533DHPも中継機として設定すれば、子機として利用できるが、マニュアルにその記載がないので、初心者の方には敷居が高い。

NEC 11ac対応 1300+600Mbps 無線LANルータ(親機単体) PA-WG1900HP

お勧めの無線LAN中継機

・バッファロー AirStation WEX-1166DHP

中継機undefinedWEX-1166DHP

無線LAN 中継機 WEX-1166DHP

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仕様

無線LAN中継機は、最近電波の届きにくい環境でよく利用されるようになっている。ハイパワーの高性能な無線LAN親機に交換するより、中継機を利用した方が、結果的によいことが多い。

本機種もガイドが長期利用している無線LAN中継機だ。設置以来、ノートラブルで安定して利用できている。初期設定も失敗なく簡単だった。初心者の方にも安心してお勧めできる。

BUFFALO 無線LAN中継機 11ac/n/g/b 866+300]Mbps エアステーション ハイパワー コンセント直挿し WEX-1166DHP


 

お勧めのモバイルWi-Fiルータ

モバイルWi-Fiルータとは、屋外でWi-Fi環境を実現するための機器だ。モバイルWi-Fiルータを使えば、屋外でWi-Fi専用のタブレットや無線LAN内蔵のノートパソコンのデータ通信ができる。

・NEC Aterm PA-MR05LN

PA-MR05LN

モバイルWi-Fiルータ PA-MR05LN

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本機種も、安定して利用できるモバイルWi-Fiルータとして定評がある。

発売日は、2016年 9月 1日と少々古いが、最新機種が常にベストバイだとは限らない。むしろ、最新機種は数々の不具合を抱え問題となることが時々ある。そんな中、少々古い機種の方がファームウエアの更新が繰り返されているので、安定して利用できることが多い。

また、スペックも最新の製品に引けをとらない

NECプラットフォームズ 自動SIM切り替え LTE モバイルルーター Aterm MR05LN ( デュアルSIM 対応 / nanoSIM×2 ) PA-MR05LN

今回は、回線契約なし(SIMフリー)の機種をご紹介したが、回線付きの契約もある。回線付きの場合は、いろいろな特典があるので自分のニーズを見極めて契約して欲しい。

Wi-FiセキュリティWPA2に脆弱性、家庭でできる対処法

WPA2の脆弱性とは

WPA2は暗号化システムの1つ

WPA2は暗号化システムの1つ

WPA2とは、現在パソコンショップで普通に販売されている無線LANルータに標準装備されている暗号化システムだ。従来のWepやWPAより強固なシステムで解読は難しいとされてきた。

このたび、そのWPA2にセキュリティ上の欠陥、つまり脆弱性が発見された。発見者したのは、ベルギーのルーヴェンにあるルーヴェン・カトリック大学(オランダ語: Katholieke Universiteit Leuven)でネットワークセキュリティを研究しているMathy Vanhoef氏だ。

2017年12月に開催される情報セキュリティカンファレンス「Black Hat Europe 2017」に先んじ、同氏はWPA2の脆弱性を2017年10月16日に公表した。

どのような危険があるのか

脆弱性による被害

脆弱性による被害

WPA2の脆弱性により次のようなケースが考えられる。

・Wi-Fiで送信されるデータが傍受され、内容を盗み取られる可能性

・Wi-Fiで送信されるデータが傍受され、内容を書き換えられる可能性

・インジェクションと言われる攻撃でウェブページを改ざんされたり、ウィルスを増殖/拡散されたりする可能性

上記のような被害を受けると大変だが、悪意を持ったハッカーが近隣で自宅の無線LANルータの電波を傍受しない限り安全だ。、また、SSLで暗号化されたサイト(URLがhttps:で始まるサイト)からのデータは、この脆弱性で傍受されない。また、企業などで利用されるVPN(Virtual Private Network :仮想専用線)で利用される暗号化システムのデータも解読されることはない。

したがって、「無線LANをすぐに止め、すべて有線に置き換えなくては危険だ」とレベルの緊急要件ではない。

家庭でできる対処法は?

脆弱性に対する対応策は

脆弱性に対する対応策は

では、家庭でこの脆弱性にどのように対処すればいいのだろうか?

・スマートフォンのOSをアップデートする


追々、AppleのiOSや、Androidでこの脆弱性に対処するためのパッチが提供されるだろう。アップデートをこまめにチェックし、発表されたらすぐにアップデートしよう。WPA2の脆弱性は、受信側つまりクライアント側の脆弱性なので、クライアントのパッチで対処できる。

アップデート前は、公衆無線LANなど脆弱性対策が施されているかどうか分からないWi-Fiは利用しないようにしよう。また、スマートフォンのテザリング機能で利用するWi-Fiは、殆どWPA2を使っているので注意しよう。

一方、屋外で利用するデータ通信(3G・4G・LTEなど)で通信すればWi-Fiを利用していないので危険性はない。どうしても心配な向きは、Wi-Fiをoffにしてすべてデータ通信に頼るという手だてもあるだろう。

Wi-Fiを利用している機器のアップデートを行う

無線LANの子機が内蔵されているノートパソコンパソコンやTV/ブルーレイレコーダーなどWi-Fiを利用している機器にもパッチが提供されるようになるだろう。メーカーのサイトをこまめにチェックし、素早くアップデートしたい。

このほか、無線LANで繋いでる防犯カメラのファームウエアのアップデートもチェックしよう。最近は、防犯カメラ自体のセキュリティが問題になっている。外部から侵入されたら防犯カメラの機能を停止させらてしまう可能性もある。

クライアント側ではないが、親機である無線LANルータのファームウェアも最新のものが発表されたらアップデートしておいた方がよいだろう。

・WindowsやMacのアップデートを行う

オペレーティングシステムであるWindowsやMacOSのアップデートも有効な手段だ。

すでに、MicrosoftはWindows 7以降のOSでパッチを公開しているので、Windows Updateをかけるとよい。Apple Japanは、「iOS、macOS、watchOS、tvOSのアップデートを、近々リリースする」としている。こまめにチェックしよう。

Wi-Fiの速度を測定する方法とおすすめサービス

Wi-Fiを利用するにあたっては「無線LANルータをどこに置けば最速になるのか?」「離れたところでどの程度速度がでるのだろうか?」「11nと11acでは、現在の環境でどちらが速いのか?」などの疑問がつきもの。

それを解決するのがWi-Fiの速度測定だ。具体的な数字で表示されるので非常に参考になる。今回の記事では、Wi-Fiの速度を測定する方法について述べよう。

測定方法1:速度測定アプリや測定サイトを利用する

iPhoneの「SPEEDTEST」アプリ

iPhoneの「SPEEDTEST」アプリ

手軽にWi-Fiの速度を測定したいのであれば、インターネット上の速度測定サイトやアプリを利用すればよい。検索サイトやApp Store/Google Playで「インターネット速度測定」とキーワードを指定し検索すれば、さまざまなコンテンツがヒットする。

ただし、検索サイトにアプリはどちらも手軽な反面、以下のような欠点もある。

  • 測定値は、インターネットの速度に左右されるので、時間帯や測定サイトによってかなり値が異なる
  • 同じ環境で測定しても測定タイミングによって値の変動幅がある

とは言っても、何も準備することなく測定できるので、アバウトではあるが、気軽に利用できるという点は、大きなメリットと言えよう。

問題は、どの速度測定サイトやアプリを使うかだ。判断の基準としては、一番速度が出るサイトやアプリを利用したい。これは、それだけインターネットの速度の影響を受けにくくなるからだ。また、速度が速いということは、利用者が少ないということになり、連続して測定しても変動幅が少なくなる。

ガイドがよく利用するサイトやアプリは以下の通りだが、必ずしも常に最良とはいえない。その時々で一番速度の出るサイトやアプリを利用しよう。

■ガイドおすすめの測定サイト

Fast.comサイト

Fast.comサイト

WindowsマシンやMacintoshのブラウザで利用。スマホの場合、Fast.com以外は対応するFlashプレーヤーがないので利用不可となっている。

BNR スピードテスト 回線速度/通信速度 測定

Speedtest.net

Fast.com

RBB SPEED TEST

■ガイドおすすめの測定アプリ

ドコモスピードテスト

ドコモスピードテスト

・Speedtest.net Speed Test(iOS版Android版
・Speedchecker インターネットの速度テスト(iOS版Android版
・RBB SPEED TEST(iOS版Android版
・ドコモスピードテスト(iOS版Android版
・Speedcheck – スピードテスト(iOS版Android版



 

測定方法2:「iperf3」をスマホで利用して測定する

iperf3のダウンロード先

フランスにあるiperf3のダウンロード先サイト。

iperf3は、ネットワークの最大帯域幅、つまり速度を測定するためのベンチマークツールだ。インターネット回線を通さないので、純粋なWi-Fiの速度を測定できる。

測定は、同じ無線LANルータに繋がっているなるべく高速な処理ができるWindowsマシンをサーバとし、iPhoneやAndroidのスマートフォンなどの移動端末をクライアントとして利用する。

以下にその具体的な手順を述べる。

1.iperf.frサイトからWindows 32bit用または64bit用マシンのiPerf 3.1.3をダウンロードする。どちらをダウンロードするかは、「コンピュータ」のプロパティを表示し「~ビットオペレーティングシステム」の~を見れば分かる。

【備考】上級者の方は、LinuxマシンでLinax用のiperf3を利用した方が、システムの負荷が少なく、より正確な値を得られるだろう。

2.ダウンロードしたiperf-3.1.3-win??.zip(??は32または64)を右クリックし「解凍」→「ここに解凍」を選択する。

3.以下のファイルをサーバマシンのC:\Windows\system32にコピーする。

・iperf3.exe(本体ファイル)

・cygwin1.dll(Windows上で擬似Linux環境を作るためのdll)

・cyggcc_s-1.dll(同 上)(32bit用のみ)

4.コマンドプロンプトを表示し、「ipconfig」と入力。すると、以下のような画面表示がされるので、その中からサーバ側のIPアドレスを調べる。

————表示例—————

C:\Windows\system32>ipconfig

Windows IP 構成

イーサネット アダプター ローカル エリア接続:

接続固有の DNS サフィックス . . . : abc.ne.jp

リンクローカル IPv6 アドレス. . . . : fe80::106e:ca9e:4c68:c2cc%10

IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.11.11  ←このアドレスを控える。

サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0

デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 192.168.11.1

———————————–

5.コマンドプロンプトを表示し「iperf3 -s」(「-s」は run in server modeを示す)と入力する。そして「enter」キーを押すと、以下のように表示され待機状態になる。

【備考】下図の「5201」は利用するポート番号。環境によって異なる。

サーバー待機状態

サーバ待機状態

6.スマホ側でiperf3を起動し、速度を測定する。

【移動端末がiPhoneの場合】

iPerf3 - Bandwidth and Performance Test Tool

iPerf3 – Bandwidth and Performance Test Tool

1.App Storeで「iPerf3 – Bandwidth and Performance Test Tool(有料)」をインストールして起動する。

2.「Client_Default_Profile」をタップする。

3.「-c - -client」オプションをタップする。

4.先ほど調べたサーバーのIPアドレス「(例)192.168.11.11」を入力し、[Apply]ボタン→「< back」をタップする。

5.右上の「Reviw And Start Client」をタップする。

6.右上の「Launch」をタップする。

7.右上の再生を示す三角アイコン(下図参照)をタップする。

これで測定が始まる。以下の値は10回調査した平均値が図の赤枠の位置に表示される。

iPhoneでiperf3を起動し測定undefined11n

iPhoneでiperf3を起動し測定 11n 赤枠が測定結果

【備考】iPerf3 – Bandwidth and Performance Test Toolの場合、TCPより負荷の少ないUDPプロトコルによる測定がデフォルトになっている。TCPでも試してみたい場合は、「-u – -UDP」オプションで「True」を「False」に切り替えればよい。

また、ここでは、サーバーを自前で立てたが、デフォルトのiperf.scottlinux.comというインターネット上のサービスをサーバーとして利用する方法もある。ただし、インターネットの速度には左右される。

ガイドの測定環境:iPhoneSE  ios 10.3.3  11nで接続して測定

【移動端末がAndroidの場合】

Magic iPerf including iPerf3

Magic iPerf including iPerf3

1.Google Playストアで「Magic iPerf including iPerf3(無料)」をインストールして起動する。

2.左上で「iperf3」をタップする(iperf2とiperf3の選択)。

3.青線のコマンドラインにたとえば「-c 192.168.11.11」と入力する。192.168.11.11は、先ほど調べたサーバーのIPアドレスなので個々に異なる。

4.淡色の「Stopped」を右にスライドし「Started」にする。

これで10回計測が行われる。赤枠は、その平均値。

赤枠が速度となる。

赤枠が速度となる。

【備考】コマンドラインにたとえば「-c 192.168.11.11 -u」と-uオプションを付加するとUDPによる測定になる。しかし、ガイドの環境では数値がデフォルトのTCPより低くなってしまう。原因は不明だが、-uオプションも試してみるとよいかもしれない。

ガイドの測定環境:Zenfone2 Android 5.0 11nで接続して測定

測定方法3:「iperf3」をノートPCで利用して測定する

ノートパソコンでの速度調査

ノートパソコンでの速度調査

移動端末としてノートパソコンを利用することもできる。処理速度にもよるが、スマホより実際に近い数値がでることが多い。

これは、スマホの場合、充電池を含め筺体のコンパクトさが優先され、ある程度処理速度が犠牲になっているからだ。

ノートパソコンをクライアントとして通信速度を計測するには、以下のように操作する。なお、サーバは、「測定方法2:「iperf3」をスマホで利用して測定する」の時と同様に、デスクトップPCなど処理速度の高いコンピュータを利用する。


1.
ノートパソコンにiperf3をインストールする。方法は、前述と同じ。

2.サーバのIPアドレスを調査する。方法は、前述と同じ。

3.サーバ側のコマンドプロンプトを起動し「iperf3 -s」と入力する。

4.ノートパソコンのコマンドプロンプトを起動し、「iperf3 -c (サーバのIPアドレス)」または「 iperf3 -c (サーバのIPアドレス) -u」と入力する。

以下は実行例だ。赤枠が測定結果になる。

ノートパソコンのiperf3測定結果

ノートパソコンのiperf3測定結果

やはりマシンが高速なので、通信速度も上がる。本例の場合、前述のiPhoneが57.9Mbpsに対し、ノートパソコンが3桁の116Mbpsと高速になっている。共に11nでの測定結果だ。ノートパソコン内蔵の子機を使うより、外付けの子機の方がより高速になった。

ガイドの測定環境:Gatewayノートパソコン(Celeron 1.6GHz)+外付け子機 BuffaloWI-U3-866D / Windows7 64Bit 11nで接続して測定

実際の測定例

ここで測定の実例を挙げよう。いままでは11nで接続していたが、11acで接続すると、どの程度高速になるかをiPhoneで試してみた。

前述のように11n接続で接続した場合、57.9Mbpsだった。ここで、iPhoneの「設定」→「Wi-Fi」で11acのSSIDを選択し、同様に測定した結果を挙げよう。

iPhoneでiperf3を起動し測定undefined11ac

iPhoneでiperf3を起動し測定 11ac 赤枠が測定結果

実に294Mbits/secと5倍近い値が出ている。このようにして、目的にあった測定をしてみよう。

スマホのWi-Fi接続で”認証に問題”となった際の対処法

スマートフォンをWi-Fiに接続しようとしたとき、「認証に問題」あるいは「パスワードが違います」と表示され、接続できなかったことはないだろうか。原因は些細なミスからハードの問題までさまざま。今回の記事では、そのような場合に有効な対処法を紹介しよう。

対処1:隣の家の無線LANルータに接続しようとしていないか?

スマートフォンをWi-Fiに接続するときは、下図のようなSSIDの一覧から接続先を選択する。

表示されているSSIDは自宅のものか確認しよう。

表示されているSSIDは自宅のものか確認しよう。

最近の住宅事情だと、自分のスマートフォンの近くに別の家の無線LANルータがあり、そのSSIDが表示されることがある。しかも、自宅の無線LANルータより電波強度が強く、「最強」と表示されることもあるだろう。

しかし、いくら最強の電波でも、パスワードが異なるため、自宅以外の無線LANルータには接続できるはずが無い。

iPhone(iOS)であれば「パスワードが違います」と表示される。

iPhone(iOS)であれば「パスワードが違います」と表示される。

ついつい電波強度の高いSSIDを選択しがちだが、自宅の無線LANルータ本体に記載のあるSSIDかどうかをしっかりと確認してから接続するようにしよう。

対処2:スマートフォンの無線接続情報に不具合はないか

無線LANルータに自動で接続するときは、スマートフォンに保存されている「無線接続情報」を利用する。ところが、何らかの理由で「無線接続情報」が変化してしまった場合は、接続することができない。

Androidは「認証に問題」と表示される。

Androidは「認証に問題」と表示される。

その解消方法だが、以下の手順で一旦「無線接続情報」を削除し、再接続してほしい。再接続の際には、パスワードを聞いてくるので正しく入力しよう。

■Androidでの再接続手順

「設定」→「Wi-Fi」→右上の「上下三点」メニューをタップ→「保存済みネットワーク」メニューをタップ→接続できないSSID名をタップ→「切断」をタップする。

「上下三点」メニューをタップした後の画面

「上下三点」メニューをタップした後の画面。ここで、「保存済みネットワーク」メニューをタップする。

■iPhone(iOS)での再接続手順

「設定」→「Wi-Fi」→接続できないSSIDの「i」アイコンをタップ→「このネットワーク設定を削除」をタップする。

ここで接続情報を削除する。

ここで接続情報を削除する。

対処3:スマートフォンの状態に問題はないか?再起動で確認

スマートフォンの状態に問題があると接続できないことがある。スマートフォンを再起動してみよう。再起動後に再接続すると接続できることがある。

対処4:ネットワーク機器や無線LANルータに問題はないか

モデム/ONU/CTU/ハブなどのネットワーク機器や無線LANルータを再起動することで、接続できることがある。再起動の具体的な方法は、お手持ちのマニュアルを見て欲しい。

多くは、ACアダプタの抜き差しで再起動できる。電源をONにする際には、インターネットに近い機器から順に電源をONにすることに注意したい。

それでも、駄目な場合は無線LANルータのリセットスイッチを押して初期化してみよう。こちらも、具体的な方法はお手持ちのマニュアルを見て欲しい。

BuffaloのWSR-2533DHPは、本体裏面中央にリセットスイッチがある。本機種の場合は、クリップを伸ばしたもので、内部のスイッチを数秒押す。

BuffaloのWSR-2533DHPは、本体裏面中央にリセットスイッチがある。本機種の場合は、クリップを伸ばしたもので、内部のスイッチを数秒押す。

対処5:ルータのファームウェアに問題はないか

無線LANルータのファームウェアにバグがあり、接続が不安定になることもある。メーカーのサイトを見て最新のファームウェアに更新して欲しい。

対処6:現在利用している周波数帯に問題はないか

無線LANルータとスマートフォンが、11g/n(2.4GHz帯)と11a/ac(5GHz帯)の両方に対応している場合は、別の周波数帯のSSIDを選択してみよう。多くの2.4GHz帯には、SSIDに「G」の表示が、5GHz帯には「A」の表示がある。

たとえば、「G」を含むSSIDから「A」を含むSSIDに切り替える。

たとえば、「G」を含むSSIDから「A」を含むSSIDに切り替えてみる。

プリンタを無線LANで接続するには

プリンタを無線LANでつなごう

プリンタを使って印刷するとき、パソコンをいちいちプリンタにつなぐのは面倒です。無線LAN機能を内蔵したプリンタなら、無線LANを使って、どこからでもプリントできるようになります。ケーブルをつなぐ必要もないので、とても快適に利用できます。

今回は無線LAN対応プリンタを無線LANにつなぐ方法や使い勝手について解説します。

なお無線LANに対応していないプリンタを使っている場合でも、無線LAN親機によっては無線LANで使うことができるようになります。詳しくは「無線LAN非対応のプリンタを無線LANで使うには」を参照してください。

無線LAN対応プリンタのメリット

自由なレイアウトが可能

ケーブルは電源コードだけ。自由なレイアウトで利用できる

まず、無線LAN対応のプリンタを利用するメリットを挙げましょう。

■離れたところから印刷できる

電波の届くところであれば、どこからでも印刷ができます。リビングに置いたプリンタを隣室の書斎はもちろん、2階の部屋からでも利用できます。ケーブルのないすっきりとした環境で、どこからでも印刷ができます。

問題は、電源のOn/Offを自動で行うことができるかどうかでしょう。電源の完全なOn/Offは難しいのですが、スリープモード搭載のプリンタであれば、ネットワーク経由でスリープモードを解除することが、ほぼできます。対応の状況は、プリンタのメーカーに問い合わせてみてください。確かに待機電力は必要ですが、スリープモードの待機電力はかなり少ないので問題にはならないでしょう。

オフィスであれば、一日中電源を入れっぱなしにすることが普通ですので、スリープモード対応でなくてもよいでしょう。

■基本的にケーブルは電源ケーブルだけ

USBケーブルやLANケーブルは必要ありません。必要なのは電源ケーブルだけ。

実際に利用してみると、「電源が取れるところであれば、どこにでも置くことができる」というメリットに気付きます。ここでは邪魔なので、あちらに移動ということが気軽にできます。USBやLANケーブルがある環境では、おいそれと移動することはできないでしょう。

■共有も手軽

Windowsのプリンタの共有機能を利用してもネットワーク上でプリンタの共有はできます。しかし、プリンタを接続するコンピュータが必要で、常にそのコンピュータの電源を入れておく必要があります。無線LAN対応型プリンタなら、プリンタ単体で、誰でも使うことができます。

無線LAN対応プリンタを選ぶときは注意すべきことがあります。詳しくは次のページで。

MacのPCでプリンタを無線LAN(Wi-Fi)で利用するには

MacのPCでもAirPrint対応のプリンタは必須なのか?

Air Print対応のプリンタは必須か

Air Print対応のプリンタは必須か

「Macでプリントするには、AirPrint対応のプリンタが必要」とショップなどで勧められることがある。筆者も実際にそう言われた経験がある。

AirPrintとは、ドライバーをダウンロードしたりインストールしたりしなくてもプリントできるAppleのテクノロジーで、iPhoneやiPadなど、プリンタドライバーをインストールできない機器でも印刷を可能にするものだ。

もちろん、MacBookやiMacなどのPCでもAirPrintは利用できるが、こちらについてはとくにAirPrint 対応のプリンタでなくても、以下に述べる方法でプリンタドライバをインストールすれば印刷ができる。

MacをWi-Fiで接続する

無線LANを利用して印刷するには、まずMacと無線LANルーターをWi-Fiで接続する必要がある。以下にその方法を述べる。もちろん、Safariなどを起動して既にインターネットに接続できていれば、以下の設定は必要ない。

1.「システム環境設定」→「ネットワーク」を選択する。

※注:以下の手順では、すでに無線LAN接続を作成している場合は、操作しなくてもよいステップがある。結果の画面を比較しながら読み進めてほしい。

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2.左欄の下にある「+」印を選択する。ここで、Wi-Fiの接続を追加する。

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3.一覧から「Wi-Fi」を選択する。

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4.「作成」を選択する。

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5.元のウィンドウの左欄にWi-Fiのアイコンが追加されるので、「Wi-Fiを入にする」ボタンを押す。

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6.「適用」ボタンを押す。

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7.「ネットワーク名」一覧から接続したい無線LANルーターのSSIDを選択する。SSIDは、無線LANルーター本体に印字されていることが多い。

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8.接続パスワードを入力し「接続」ボタンを押す。接続パスワードも本体に印字されている」ことが多い。

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9.元のウィンドウに「Wi-Fi○ 接続済み」と表示されれば完了だ。

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プリンタを追加する

次にプリンタをシステムに追加する。

なお、プリンタも無線LAN経由で利用する場合は、プリンタを無線LANルータに接続する必要があるが、これはプリンタによってまちまちなので、プリンタのマニュアルを参照して欲しい。多くはプリンタの液晶画面で設定を進めることになるだろう。

1.「システム環境設定」→「プリンタとスキャナ」を選択する。

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2.左の欄の左下にある「+」ボタンを押す。

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3.ネットワークに接続されているプリンタが表示されるので、接続したいプリンタを選択して「追加」ボタンを押す。これで、自動的にプリンタドライバがMacにインストールされる。

Appleは、プリンタメーカーから多くのプリンタドライバを貸与されているが、もし、使用するプリンタが一覧に表示されない場合は、プリンタの製造元Web サイトからダウンロードしてインストールする必要がある。

AirPrint対応のプリンタであれば、ドライバが必要ないので標準でプリンタ名が一覧に表示される。

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4.元のウィンドウにプリンタ名と「待機中」という文字が表示されれば、完了だ。

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あとは、利用するアプリケーションの「ファイル」メニューなどからプリントを選択して印刷しよう。

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   「ファイル」メニューからプリントを選択したあとの画面。「プリント」ボタンを押せば印刷が始まる。