光学迷彩で消える!?攻殻機動隊の世界を舞台とした激ヤバVRアクティビティを体験

「VR ZONE SHINJUKU」

 バンダイナムコエンターテインメントは、新宿歌舞伎町にある国内最大級のVR施設「VR ZONE SHINJUKU」にて、12月9日(土)から新アクティビティ「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds」の稼働を開始した。稼働前に行なわれたメディア体験会で、実際に体験してきたのでお伝えしたい。

「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds」の入り口

 本作はVRヘッドマウントディスプレー(HMD)を被り、士郎正宗の漫画を原作とした劇場版アニメ「攻殻機動隊 ARISE」の世界に入り込み銃撃戦を行なう、サバイバルゲームのような感覚で楽しめるというVRアクティビティとなっている。体験人数は2~8人。αチーム、Ω(オメガ)チームと、2チームに分かれて対戦することになる。

 プレイヤーが少ない場合などは、スタッフが入ることもあるが、必ずしも4人以上など、多い人数でプレイしなくてはならない訳ではなく、その都度対応が変わるいう。その辺りは、実際に運営してから対応が変わっていきそうだ。

 体験料金は「VR ZONE SHINJUKU」への入場料金とは別で2800円。同社は4つの枠組みからひとつのVRアクティビティを選択し、4種類楽しめる「1day4チケット」とセットとなった「攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds利用チケット+1day4チケットセット」(7200円)をオススメしている。本アクティビティだけをプレイするための入場券付きセット「攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds利用チケット(入場券付)」は3600円。

 まず、入り口に入るとダイヤルロック式のロッカーがあり、まずはそこに貴重品などを預けることになる。また、体験する専用アリーナ内では、大量のセンサーが配置されているため、機器への影響を避けるためスマートフォンは、通信を行なわない機内モード、もしくは電源を切ることになる。

 その後、人数がそろったら全体ブリーフィングが行なわれる。ここでは、基本ルールや注意事項の確認が行なわれる。以下は、その一部。

専用の銃と、システムの説明。銃のハンマー付近のボタンを押すと攻殻機動隊ではおなじみの「光学迷彩」により、自身を透明化することができる

移動は速く動くと音で気づかれるため、ゆっくり行なう。敵に倒された場合は、画面の右下に描かれているリスポーンエリアに入ると、一定時間の後にその場で復帰する

専用アリーナのエリア外に出そうになった場合、もしくは敵プレイヤーが接近している場合は、警告音とメッセージが表示される




砂漠の中をひたすら走るドライビングゲーム(?)「Desert Bus VR」

MoguraVRのゲームとって出し
第61回

VR砂漠8時間ツアー

2017年12月07日 15時00分更新

文● やましん/Mogura VR

 今回紹介するのは砂漠の一本道をひたすら走っていくドライブシミュレーション「Desert Bus VR」だ。このゲームは1995年にリリースされる予定だった「Penn & Teller’s Smoke and Mirrors」に収録されていた「Desert Bus」をVR化した作品である。Desert Busは未発売であるにもかかわらず、独特のゲーム内容から非常に人気がある作品であり、スマートフォンアプリもリリースされている。果たしてそのゲーム内容とはどういったものなのか見ていこう。

 プレイヤーはバスの運転手となり、砂漠の一本道を走っていく。米国アリゾナ州からネバダ州のラスベガスまで移動するのが目的だ。ワープなどのシステムは搭載されておらず、数百kmの道のりをほぼ法定速度で走らなくてはいけない。原作のDesert Busでは目的地に到着するまで実時間で8時間もかかったが、本作もそれにのっとり、じっとハンドルを握り、ひたすら運転していくという内容になっている。

 本作には「まっすぐな道だし、アクセルさえ踏んでいれば放置しても大丈夫!」などという甘い考えを打ち砕く運転システムが搭載されている。まずハンドルを握っていないとアクセルがかからず、前に進まない。さらにハンドルを握っていたとしてもバスはまっすぐに進まず徐々に車線を外れてゆくため、適切にハンドルを切っていく必要がある。原作と同じくコースアウトするとスタート地点まで“進んだ時間と同じだけ時間をかけて”戻されてしまう。

 ただし全てが原作通りというわけではなく、新たなギミックも搭載されている。キーホルダーやバスの扉を開けるレバー、ラジオやパンフレットなどに触れるようになっているのもそのひとつ。原作では本当にバスを運転する以外何もなかったので、一種の救済策と言えなくもない。ただし普通の人であれば数分で飽きる程度の要素なので、それらで気晴らしをするには心の鍛錬が必要と言える。

 暇つぶしには心もとないギミックよりもうれしい要素として、このゲームにはオンラインマルチプレーモードが搭載されている。仲間がいればゴールまでの時間などすぐに経過してしまうはずだ。もっとも、ゲーム内では手を振ることや会話くらいしかできないため、どれほど暇つぶしになるかは疑問だが。

 バスに乗り込む前の停留所ではチケットを取り、バスに乗り込むことになる。真ん中のフォルダーからチケットを取ると運転手として、右の赤いところからチケットを取ると乗客としてバスに乗りこめる。左側のホワイトボードには落書きができるが、ゲームとしての意味は特にない。

 本作は原作をとても忠実に再現しており「最高に単調なゲーム」と呼ばれた作品の意思がそのまま受け継がれている。もはやゲームというよりただの作業でしかないのだが「むしろそれがいい」というユーザーもいるだろうか。ちなみに、本記事の執筆時にはまだ8時間の道のりを走破したプレイヤーは見つけられなかった。8時間連続でVR体験ができるという自信がある方はぜひともこれに挑戦してみてはいかがだろうか。

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操縦桿を握って空を飛ぶVR本格フライトシミュレーター「Ultrawings」

MoguraVRのゲームとって出し
第60回

その手で操縦桿を握り、大空を自由に飛び回れ!

2017年11月30日 12時00分更新

文● やましん/Mogura VR

 今回紹介するのは、本格的な操作で話題を集めているVRフライトシミュレーター「Ultrawings」だ。本作はハンドコントローラーを使用し、実際の飛行機を操縦しているかのような操作感を実現しているのがポイントである。

 プレイヤーはパイロットになり、飛行機の離陸や操縦などの操作をこなしていく。通常のフライトシミュレーターであればコントローラーのスティックを倒して旋回するといった操作になるが、本作ではハンドコントローラーを使って操縦棹を握り、それを倒すことで旋回する。

 操縦桿以外にも、機内には様々なボタンやレバーが配置されている。それらを適切に操作しないと操縦はおろか離陸することさえできない。飛行機の機種によってボタンの配置などは違うため「どれも同じ操作だろう」と思っていると痛い目を見ることも。しかし離陸時などには音声アナウンスがあるため、それに従えば問題なく操縦できる。

 離陸したらそのまま自由に飛んでもいいのだが、ほとんどの場合はミッションが設定されているのでこれをこなしていくことになる。ステージに浮かんでいる輪を順番にくぐっていくタイプのミッションが多く、焦らずに操縦すればさほど難しくはない。

 そのほか浮かんでいるバルーンを銃で撃つタイプのミッションも存在する。飛行機を操縦しながら銃で狙い撃つのはかなり難しく、「数撃ちゃ当たる」の精神でバルーンめがけて乱射するのが一番だ。それでもきちんと当てるのはかなり難しいので、運よく当たることを願おう。

 ミッションによっては狭くて非常に危険なビルの谷間や、渓谷などを飛ぶこともある。ちょっとした操作ミスも命取りになるので、それまでのミッションで学んだことを最大限に活かして切り抜けよう。

 Ultrawingsは本格的なフライトシミュレーションを売りにしている。一方でその操作の難しさゆえか、「エースコンバット」シリーズのような爽快感のある飛び方はあまりできないようになっている。またレビューでは風景のグラフィックが簡略化され過ぎていて物足りないといった指摘も散見される。

 しかしその欠点を差し引いても、この本格的な操作を実現しつつ楽しめるVRコンテンツというのはほかにそうそうない。細かな操作感を求めている人やVR内でリアルな操縦体験をしてみたい人、そしてもちろん、航空機のファンにはぜひおすすめしたいタイトルだ。

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本格シューティングなのに敵がテディベアなVRゲーム「Sneaky Bears」

MoguraVRのゲームとって出し
第59回

テディベアの魔の手からおもちゃ工場を守れ!?

2017年11月22日 19時30分更新

文● やましん/Mogura VR

 今回紹介するのは、様々な武器を駆使して邪悪なテディベア軍団と戦うVRシューティングゲーム「Sneaky Bears」だ。プレイヤーは悪のテディベアに占拠されたおもちゃ工場を解放し、人質ならぬ“パンダ質”に取られたパンダのぬいぐるみたちを助ける。ストーリーはずいぶんとコミカルなものの、シューティングゲームとしての出来は非常に良い。

 プレイヤーはこちらに向かってくる悪のテディベアたちをひたすら撃っていく。ただし、テディベアを撃つために使うのは本物ではなくおもちゃの銃。それゆえ弾がまっすぐ飛ばなかったり独特の挙動をしたりと、狙うのが少し難しい。

 ゲームモードは「サバイバル」「ファイア」「ボム」の3種類。「サバイバル」ではショットガンを装備し、敵を力でなぎ倒していくモードだ。

 「ファイア」は水鉄砲で火を消しつつ、襲い来るテディベアたちを倒していくモード。火が大きくなると煙に巻かれて体力がどんどん減っていくため、火の様子を見つつテディベアも倒すことが必要。なかなかの難易度だ。

 「ボム」は冷凍光線銃で爆弾を凍らせて処理するモード。爆弾はパンダたちめがけてベルトコンベアの上を流れてくるので、パンダたちのところに爆弾がたどり着いてしまう前に凍らせる。もちろんテディベアもこちらを襲ってくるので、それも対処しなくてはいけない。「ファイア」モードの水鉄砲はテディベアに当てても効果はないが、「ボム」の冷凍銃はテディベアを凍らせて足止めできる。

 敵のテディベアは様々な手段でこちらを攻撃してくる。中には防備を固めた大型のテディベアも。通常のハンドガンでは攻撃が弾かれてしまうので、ショットガンで防具を破壊してからハンドガンで対処しよう。ただし、盾を破壊されたテディベアは移動速度がアップし、ダッシュでこちらに向かってくる。盾の隙間から体を撃ち抜くと一撃で倒せるので、慣れてきたら狙ってみてもよいだろう。

 「ファイア」と「ボム」には、風船をくくりつけた空飛ぶテディベアも登場する。普通のテディベアは背丈が小さいため、プレイヤーは下を向きがち。飛行型テディベアは死角をついて襲ってくるため、非常に厄介だ。見つけたらすぐに叩き落としてしまおう。

 テディベアが出現した瞬間に倒したり連続で倒したりすると、高スコアを狙うには欠かせないボーナスポイントが得られる。そのほか防具を装備したテディベアを盾の隙間から撃って倒したり、飛行型のテディベアの風船を撃ち抜いたりしてもボーナスが得られる。また、ステージに時折出てくるマトも撃ち抜くとスコアになる。積極的に撃っていこう。

 本作はHTC VIVEだけでなくOculus RiftやPSVR(PSVRは北米版のみ)にも対応している。敵のテディベアはかわいい外見をしているものの、シューティングゲーム自体は本格的。リアルな戦場を体感したいプレイヤーには向かないかもしれないが、VRシューティングというジャンル自体が好きなプレイヤーにオススメできるタイトルだ。かわいいクマに囲まれる体験ができるため癒し要素も少しはあるだろう。

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これ何のゲームだっけ……? 一風変わったVRヘディングゲーム「Headmaster」

MoguraVRのゲームとって出し
第58回

ヘディングとは(哲学)

2017年11月16日 17時00分更新

文● やましん/Mogura VR

 今回紹介するのは頭でボールを弾いて的当てをするVRヘディングゲーム「Headmaster」だ。それだけ聞くとほかにもあるように思えるが、本作はステージを進めていくにつれて不思議な感覚に陥っていくという、非常に変わった雰囲気のタイトルである。

 ゲームの舞台は無人のサッカー場。プレイヤーは飛んでくるボールをヘディングし、ひたすら的に当てていく。障害物や動く的などもあるため、うまく当てるには多少の練習が必要になる。ゲームは個数制限のあるボールがなくなる前に一定のスコアを獲得すればステージクリアで、次へ進めるという仕組みになっている。

 ステージ数は非常に豊富で、VRコンテンツとしてはボリュームが多い部類に入る。順調にいけば1ステージ数分で終了するが、失敗するともう一度やり直さなくてはいけないので、その分時間がかかる。また良いスコアを残すと評価として星が貰えるが、これをコンプリートするには相応のプレイ時間が必要になる。

 ゲームを進めていくと、やがてサッカー場ではないステージも登場する。ボールもサッカーボールではなくなっていつの間にかボウリングの球になっているなど、徐々に混沌とした雰囲気に。いくつものボールが固まったモノや、爆発物といったとんでもないモノが飛んでくることもまれにあるが、これらはうまく使えば非常に役立つ。

 最終ステージに近づくともはや何のゲームをしていたかわからなくなるほど。「ボールはなくてもいいのでは?」と疑問を持つようなシーンにも出くわすが、ゲームの根幹である的当てというルールはほとんど変わらない。どんな状況でもちゃんと的を探して当てていこう、とにもかくにもヘディングだ。

 本作はPlayStation VR(PSVR)にて先行販売されており、そのころから変わったゲームデザインが話題を呼んでいた。その後OculusやHTC VIVEに対応したが、こちらでも高い評価を得ている。VRヘディングゲームはほかにもリリースされているが、本作は圧倒的なステージ数や変わったギミックが多く、長時間遊んでも飽きないのはうれしい。

 ここまでの紹介からもわかるとおり、リアルなサッカーゲームが好きな人に本作はオススメしにくい。しかし一風変わったVRゲームが好きなプレイヤーや、ひたすらスコアを詰めていくことに快感を覚えるプレイヤーにはオススメのタイトルだ。

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VRで壮大なジオラマを眺めつつ戦うリアルタイム戦略ゲーム「Skyworld」

MoguraVRのゲームとって出し
第57回

目の前に広がるのは壮大な冒険の世界

2017年11月09日 17時50分更新

文● やましん/Mogura VR

 今回紹介するのは目の前に広がるジオラマの中で戦うVR戦略ゲーム「Skyworld」。中世を舞台にしたフィールドで、兵士や将軍といったユニットを操り敵の城を制圧する。VRを用いたリアルタイムストラテジーゲームの中でも非常にクオリティーが高い作品だ。

 ゲームを開始するとジオラマが目の前に広がる。ジオラマには2つの城があり、敵側の城を攻め落とせばクリアになる。ただしジオラマには多数のオブジェクトが配置されているため、そのままではステージの全容がわかりにくい。ステージは端の方をつかむことで回転させたり、高さを調節したりできるので、見やすい位置から眺めよう。

 基本的に手で操作する。マップ上にあるオブジェクトはどれも触れると異なった反応を返してくるので、とりあえず触っているだけでも楽しめる。マップに設置する建物の配置などはウィンドウを出して項目をタッチすると選択できる。

 ウィンドウは自分の好きな場所に配置することもできる。筆者が実際にプレイした際にはいくつもウィンドウを空中に置いていた。置く場所を間違えると非常に邪魔になるが、上空に配置するとすべての情報が一気に見られるので便利である。プレイする際は自分の見やすい配置にするのがよいだろう。

 工房では兵士の種類を増やせるほか、兵士のアップグレードができる。低難易度であればアップグレードはせずとも大丈夫だが、難易度が上がるにつれてどの兵士をアップグレードするかが重要になってくる。アップグレードには資金や資源が必要となるため、建物の設置は計画性が求められる。

 ステージ上で敵将に出会うと戦闘が開始する。戦いが始まるとジオラマが裏返って専用ステージへと移行。ここからはリアルタイムストラテジーで戦闘となる。

 プレイヤーはメニューから兵士を選んでステージに配置する。兵士たちは勝手に敵陣地へと突撃していくため操作は必要ない。敵もどんどん兵士を召喚してくるため、その配置を見ながら適切な位置に兵士を置いていこう。

 また、魔法を使って兵士たちを援護することもできる。自分の兵士が苦戦しているようなら火や氷の魔法で援護しよう。ただし相手も魔法を使ってくるので要注意だ。

 VRゲームには目の前に広がるミニチュアサイズのジオラマで戦争ができる作品が多く存在するが、本作はその中でも非常にクオリティーが高い。「AirMech Command」や「Landfall」などのVRリアルタイムストラテジー作品はSFや現代的な戦闘をモチーフとしているが、本作はファンタジーがベースとなっており、剣と魔法の世界が舞台である点も注目ポイント。

 ターン性のパートとリアルタイムストラテジーのパートを行ったり来たりするのも斬新なシステムだ。いわゆる中世ファンタジーをベースとしたジオラマを見られる作品もそれほど多くはないため、ファンタジー系タイトルが好きな人にはうれしい。

 本作は全体的に細かなインタラクションなどの作りもしっかりしており、ビジュアルや斬新なシステムなども好感触なタイトルだ。VRでのストラテジーゲームを楽しみたい人に強くオススメしたい。

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VRの中で懐かしのゲームを追体験!不思議なシューティングゲーム「Duck Season」

MoguraVRのゲームとって出し
第56回

懐かしの「ダックハント」をVRで。ホラー要素も

2017年11月01日 18時00分更新

文● やましん/Mogura VR

 今回紹介するのはVRの中でファミコンのゲームをプレイするシューティング「Duck Season」だ。1984年に発売された光線銃シリーズのゲームソフト「ダックハント」を再現したゲームをリビングで体験できる。

 シューティングだけでなく、リビングでファミコンをプレイする様子まで体験できるコンテンツだ。1980年代の雰囲気を存分に味わうことができる。

 プレイヤーはいかにも欧米風と言った家でゲームをプレイする。目の前にはブラウン管テレビとゲーム機器が置かれており、銃型のコントローラーで操作するとゲームの中に入り込める。

 ゲームが開始されると「ダックハント」に登場したおなじみの犬がリアルになって登場する。2Dで見ると愛嬌があったものの、3Dになるとどことなく不気味な印象だ。ショットガンで撃つこともできるので、気になる人は試してみてほしい。

 「ダックハント」の再現だけあって、プレイヤーはショットガンで飛んでくるカモを撃ち落としていくことになる。レーザーサイトなどの便利な機器はないので、うまく当てるには少し慣れが必要だ。

 装填できる弾の数は少ないが、左手のケースに弾の予備があるので、きちんと補充しておこう。モタモタしていると補充しているうちにカモが飛び去ってしまうので注意。まずは確実に当てられるように練習しよう。

 リビングにはさまざまなオブジェクトが配置されている。本や別のゲームを棚から拾ったり、おもちゃで遊ぶこともできる。ピザを手に取ることもできるが、床に落とすとばつの悪い気持ちになる。振り返れば母親が夕飯の準備をしているなど、細かい部分の表現や演出もきちんと作り込まれているのはポイントが高い。

 ゲーム内の自分もハンドコントローラーの動きにあわせて動くため、現実世界とリンクしている感覚が味わえる。

 一風変わったVRシューティングゲームだが、かなり本格的で楽しめる。当時の雰囲気を味わうのにもオススメで、「ダックハント」をプレイしたことがある人にとっては感慨深い作品になるだろう。ただし、本作にはホラー要素も含まれているので苦手な人は注意が必要だ。

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VRアニメ動画を自分で制作できる『Mindshow』、Steamでアーリーアクセス開始

キャラクターに演技を付け、声を吹き込んで動画にできる

2017年10月25日 19時30分更新

文● HTC公式ブログ/Mogura VR

 ※本記事は、2017年9月7日にHTC社公式ブログに掲載されたMatthew Gepp氏の記事を翻訳したものです。

 VRアニメのキャラクターに自分で演技を付け声を吹き込んで動画にできる『Mindshow』のアーリーアクセス版がSteamで公開されました。HTCは開発元Mindshow, Inc.のCEOで共同設立者でもあるGil Baron氏にお話を伺いました。

 —Mindshowはどのような目的で開発されたのでしょう。全体的なヴィジョンについて聞かせてください。

 Gil Baron氏(以下、Gil):

 Mindshowはコンテンツをただ作るだけでなく過程を楽しめる、クリエイティブな探求が労働のように感じられない仕組みで創作活動を支援するツールです。

 人は演技をするとき、自然に創造性を発揮するモードになります。私たちはその点を掘り下げていきたいと考えました。開発にあたって特に力を入れたのは、人と機械を仲介するインターフェイスを、便利で、触って楽しく、遊び心とセンス・オブ・ワンダーを育むものにすることです。そういう場でこそ創造性は最も強く発揮されますから。

 幸いにも弊社の開発チームには、こうしたヴィジョンに共感してくれた、驚くほど才能豊かな人々が加わってくれています。Mindshowは彼らの優れた手腕と創造性の結晶といえます。弊社は今後も規模を拡大して開発を続けていきますので、共に同じ理想を追求する者としてチームに加わってくださる開発者を常に募集しています。

 —開発当初から変化したところはありますか? 開発チームはどのように対応していったのですか?

 Gil:

 Mindshowの開発はまさに絶え間ない変化の連続です。そもそも弊社が設立されたきっかけは「VRという没入感の高いインタラクティブな新メディアにおいてストーリーテリングが持つ可能性を探りたい」という思いを共有する者同士が集まったことでした。

 これについてはJonnieが色々とアイデアを持っていて、ナラティブなVRを通じた表現を行ううえでぶつかる問題を解決するものを作ろうというところから着手していきました。そのうちに「誰でも経験を問わず創作活動ができて、成果を他の人に見せられる場」というものに一番大きな可能性を感じるようになったのです。

 アルファテストに参加してくださった皆さんのアイデアと情熱はすばらしく、それを反映したことでMindshowは格段に良いものになったと思っています。このたびアーリーアクセスの開始でより多くの方々に試してもらえるようになりましたので、本当に楽しみです。開発はまだまだ始まったばかりです。

 —Mindshowアーリーアクセス版のSteam配信が始まって、一番期待していることは何ですか?

 Gil:

 Mindshowでは誰でも楽しみながら直感的にアニメーション動画を作れるようになっているので、表現やコンテンツの進化につながると思っています。ユーザーの皆さんから「こういうものが自分で作れるとは思っていなかったけど、やってみるとすごく楽しかった」という声を聞くのはうれしいことです。活用のヒントやコツ、テクニックなどもどんどん共有していってほしいと思います。これからもMindshowの拡張や改良は続けていきますので、使ってみての感想や意見も大歓迎です。

 私たちが想定していなかったような使い方や楽しみ方も出てくるでしょうし、家族や友達と一緒に創作活動を行う人もいるでしょう。とても楽しみです。この製品を通じて、創作する楽しさや、VRにおける創造性の大切さを知っていただければと思います。

 —今後の開発方針について聞かせてください。今後の開発方針について聞かせてください。

 Gil:

 Mindshowを使って作品を創る人やそれを見る人に寄り添い、両者を結びつけるような形で開発を続けていきたいです。今後も使う人に驚きや喜びをもたらし、遊び心を刺激するような機能を追加していくつもりです。この分野で何ができるかというところについても、どんどん追求していきたいですね。

 Mindshowでどのようなものが作れるかについては、下のトレーラー動画をご覧ください。アプリはSteamからダウンロードできます。

 ※本記事はMogura VRがHTC社に許可を貰い、翻訳した記事です。Mogura VRとHTC社に許可を頂き転載しています。

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米運送大手UPSが運転手の研修にHTC Viveを導入

VRで安全運転研修

2017年10月25日 19時10分更新

文● HTC公式ブログ/Mogura VR

 ※本記事は、2017年8月15日にHTC社 公式ブログに掲載されたViveチームの記事を翻訳したものです。

 次にUPSで荷物が届くとき、そこにはVRも一役買っているかもしれません。国際的な運送大手である米国のUPSは、貨物輸送ドライバーの安全運転研修に、VRデバイスの「HTC Vive」によるバーチャルリアリティを導入します。

 全世界で1日10万台以上もの車両を走らせるUPSにとって、安全で迅速な配送は重要な優先事項です。それを徹底するためにViveを活用しようというのです。

 9月からUPSは、米国9か所にある同社研修施設UPS IntegradすべてにViveを順次導入し、最先端のVR技術により運転手が現実そっくりな環境で訓練を受けられるシミュレーターを利用できるようにします。このシミュレーターは同社のITエキスパートチームが開発したもので、実際に配送車両を運転する感覚をリアルに再現します。日々配達ルートを走る中、道路でどのような危険が起こりうるのかを知り、それを察知する方法を学ぶことができます。

 UPSの最高情報エンジニアリング責任者であるJuan Perez氏はこう語ります。

 「バーチャルリアリティは安全運転研修の分野にテクノロジー面で飛躍的な進歩をもたらします。ビデオゲームでリアルなグラフィックを見慣れている若手の運転手たちでさえ、VRが作り出す臨場感の高い運転風景には驚くほどです」

 従来、危険予知訓練にはタッチスクリーン式の機器を使うのが主流でした。VRシミュレーターはより高い訓練効果が見込めるため、UPSだけでなく、多くの企業がViveを使った従業員研修を検討しはじめています。定着率の向上も期待できますし、実際に業務で起こりうるシナリオを安全な訓練施設の中で、現実に近い感覚で体験することができます。

 次にあなたの玄関にUPSの小包が無事届いたら、Viveも少しだけお手伝いしていると思ってください。

 ※本記事はMogura VRがHTC社に許可を貰い、翻訳した記事です。Mogura VRとHTC社に許可を頂き転載しています。

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謎解き!アクション!シューティング!謎の美少女と冒険するVRゲーム「OVERTURN」

MoguraVRのゲームとって出し
第55回

Steam話題の新作にもランクイン、なんといっても「マギ」がかわいい!

2017年10月25日 17時00分更新

文● やましん/Mogura VR

 謎の美少女と研究所から脱出するVRアクションアドベンチャーゲーム「OVERTURN」を紹介しよう。このゲームは記憶を失い、研究所に取り残された主人公が、偶然出会った謎の美少女「マギ」と脱出するゲームである。グラフィックやシステムの評判が高く、Steamでも2017年10月の発売以来ランキング上位をキープしているタイトルだ。

 VRアクションアドベンチャーゲームというジャンルの通り、プレイヤーは複雑な迷路で敵を倒しながら、仕掛けを解いて先に進んでいく。最初は“ボタンを押すだけ”といった単純な仕掛けばかりだが、後半に進むにつれて複雑になる。何かと忙しい中でも、襲い来る敵を倒していく緊張感がある内容だ。

 ゲーム開始時は武器を所持しておらず、しばらくは“拳で語る”ことになる。もちろん、ステージを進めると剣や銃などの武器が入手可能だ。銃はチャージ攻撃ができ、非常に強力な武器となる。またステージに落ちている手榴弾や雑誌なども非常に効果のある武器だが、このゲームではインベントリやカバンなどといったアイテムを保持する方法がない。見つけ次第、積極的に使っていこう。

 ステージには様々な種類の敵が登場する。一番多いのは警備兵のような人型の敵で、それ以外にもエイリアンやロボット、砲台など数多くの敵がプレイヤーの行く手を阻む。ゲームが進行するにつれて数が増えるので、対処が難しくなるだろう。また巨大なボスも出現するので、戦闘に飽きることはなかった。

 このゲームで特に目を引く存在が美少女キャラの「マギ」だ。戦闘力は非常に高く、戦闘時にはプレイヤーのサポートをしてくれる。だが、そんな彼女は“戦闘モード”になっていなければ無力な存在でもある。マギだけを狙ってくる敵もいるため、注意しながら守ってあげよう。

 美少女キャラクターであるマギの作りこみが素晴らしく、SteamのVRゲームの中でもトップクラスのかわいさ。一方でマギと出会うまでのチュートリアル期間は少し長めに感じられた。非常に丁寧なチュートリアルなのでVRゲーム初心者にはありがたいのだが、VRゲームを多数経験したプレイヤーからすると少し冗長にも思えるかもしれない。とはいえ、マギを目の前にすれば、そんなことも気にならなくなるだろう。

 「OVERTURN」は最近リリースされた作品の中では完成度も高く、ぜひともおすすめしたいタイトルだ。SteamのVRゲームでは貴重な美少女要素でもある。みんなもマギに会いに行こう。

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