Xperiaユーザーなら同デザインの純正ケースを使いたい:Xperia周辺機器

魅惑のXperia周辺機器
第82回

2017年12月10日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

 Xperiaを保護する純正ケースとして、この冬の新モデル「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」用のケースが登場しました。

 素のままのXperiaがいちばん美しい! とは思いながら、万が一落として傷がつくのはイヤなので何かしらのケースに入れて使っていますが、Xperiaにも純正ケースが用意されています。

 さて、Xperia XZ1にはカバーを閉じたままウィンドウの上から画面をタッチ操作できる「Style Cover Touch」と、シンプルな「Style Cover Stand」の2種類が存在するのに対して、Xperia XZ1 Compactには「Style Cover Stand」しかありません。

 前モデル「Xperia X Compact」では両方あったのに……と不満を覚えながらも、今回は「Xperia XZ1 Compact Style Cover Stand」を用意しました。

 カラーリングはXperia X Compactの本体カラーに合わせて、ブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色をラインアップ。端末と同色でカラーコーディネートできます。

 シンプルなデザインのフリップタイプのケースで、Xperia XZ1 Compactをケースに装着した状態でも、電源ボタンや音量、カメラボタンなどの操作が可能。ヘッドフォン端子やUSB Type-Cにもアクセスできます。

 装着方法はいたってシンプルで、ケースの内側にあるプラスチックフレームにパコっとはめ込むだけ。しっかりとはめ込まれているので、フリップを開いても不意に外れてしまうということもなく安心して使えます。

 閉じている状態でのケースの外形寸法は約68.2×130.8×14.8mmで重量は43g。Xperia XZ1 Compactの本体サイズが約129×65㎜×9.5mm、重量143gなので多少のサイズアップとなり、重さも合計すると186gと増加します。

 当然ながら端末前後を覆い隠してしまうので本来のスタイルがわかりにくくはなりますが、素のまま取り扱っていて不意にぶつけて傷を付けてしまうことを考えれば、何かしら守ってあげたくなります。

 Xperia XZ1 Compactのフォルムに沿ってピッタリフィットするデザインなので野暮ったさはなく……と言いたいところですが、タテヨコは小さくまとまっていながらも厚みがそこそこあるので、カバーで前後を覆うと若干野暮ったく見えなくもありません。これはどのケースを付けても同じなので、割り切るしかないですね。

 ケースを装着すると背面は見えなくなってしまうので、背面のロゴがどうしても気になる! という方にはちょうど隠れて良いというメリットもあります。カバーのフタを開けるとセンサーが検出し、ディスプレーを自動でオンオフしてくれます。開け閉めのたびに電源ボタンを押す操作をスキップできるのでラクラクです(自分で設定したロックは解除されません)。

 フリップの外側にはPUレザー(ポリウレタン製合成皮革)を採用。擦れや傷に対してある程度の強度があり、気兼ねなく使えるタイプのものです。フリップの上下部分にはXperia XZ1 Compactのスピーカー位置に合わせて穴が開いており、フタを閉じた状態で通話できます。

 さすがにフタがプラプラと開いたまま電話するのは恥ずかしいのと、ディスプレーに頬の脂が付くことに抵抗がある場合には、このスタイルは結構アリです。

 本体のホルダー部分とカメラ窓枠はポリカーボネート素材で、金属素材を使っていないので水に濡れてもOKのIPX5/8相当の防水性があります。本体が防水防塵仕様なので、ケースも防水対応なのは結構重要です。

 ケースの背面側にはカメラとセンサーの必要な部分のみがくり抜かれており、装着したままカメラ撮影が可能です。よく見ると、ケースの厚みぶんを考慮して円錐状にカットされており、広角でもケラれないように工夫されています。操作する場合には、フリップを裏に折り返して使うと持ちやすくもなります。

 各キャリアでオプションで用意される専用の卓上ホルダー(SO27)へは、同梱されているアタッチメントを使うとStyle Cover Standを装着したまま卓上ホルダーに載せて充電できます。

 端末を立てかけられるスタンド機能もあるので、机上で動画を見たり音楽を聴いたりといった際には重宝します。また、普段からおサイフケータイ(NFC)をよく使う場合、ケースに入れてしまうと背面にあるNFCのマークが見えなくなってしまうので、背面の中央よりも少し上のあたりにNFCがあるということを覚えておくと、後々困りません。

 欲を言えば、最近のXperiaにはストラップホールがなくなってしまったので、できればケース側にストラップホールを付けて欲しかったところです。

 シンプルではありつつも、違和感なくXperia XZ1 Compactの本体カラーや前回の連載で紹介したBluetoothステレオヘッドセット「SBH24」とも合わせられるのは、いつも身につけて持ち歩くデバイスにとっては魅力的な部分ではないでしょうか。

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Xperia XZ Premiumとnasneを連携させてテレビ番組を満喫する!

Xperia XZ Premiumロングランレポート
第24回

2017年12月09日 10時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

 Xperia XZ Premium(SO-04J)にはワンセグ機能も搭載されているので、テレビ放送を観ることはできますが、あまり使用していません。やはりオンタイムで放送中の番組しか観られないというのが不便なのと、イヤホンジャックに挿して使う専用のアンテナも必要というのがネックです。

 そこで筆者の場合、Xperia XZ Premiumでテレビ番組を観る場合は、プリインストールされている「ビデオ」アプリを使っています。このアプリは自宅にセットしているnasneと連携して、ネット経由で放送中の番組や録画した番組が視聴できます。

Xperia XZ Premiumで番組表を表示して録画予約もできる

 nasneとの連携は「ビデオ」アプリを立ち上げて、左上のメニューから「機器登録」をタップ。あとは説明にしたがってnasneを登録すればOK。この登録時だけ同じLAN内にあればカンタンに登録できます。さらにnasneで使っているSony Entertainment Networkのアカウントでビデオアプリでもログインすれば準備完了。

ビデオアプリにnasneを登録する

 あとはメニューの「番組表」をタップすれば、地上波や衛星放送などの番組表が表示され、現在放送中の番組をタップすれば、その番組が視聴できます。さらに、番組の予約録画も設定できるので、外出先で録画予約を忘れてしまったときに便利。



番組表を表示して放送番組をチェック 録画予約が指示できるので、録り忘れが防げる

 また、左上のメニューにある「録画番組」から、nasneで録画した番組にアクセスできます。もちろん番組の再生にも対応しているので、外出先からでも録画番組が視聴可能。放送時間に縛られずに観られるのがうれしい。



「録画番組」でnasneが録画している番組を一覧で表示 録画したテレビ番組をXperia XZ Premiumで視聴

 ちなみに録画番組をXperia XZ Premiumに転送しておけば、飛行機などインターネットに接続できない環境でも視聴できます。ただし転送先は内蔵ストレージだけなので、あまりたくさんの番組を転送するとストレージがいっぱいになってしまうので注意です。

番組を転送しておけば、ネット環境がなくても視聴できる

 「テレビ」アプリとの連携に対応しているレコーダーはnasne以外にもあるので、まずは自宅のレコーダーが対応しているかどうかチェックして試してみましょう!

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チョコサイズのかわいいBluetoothヘッドセット「SBH24」:Xperia周辺機器

魅惑のXperia周辺機器
第81回

2017年12月03日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、XperiaをはじめとするAndroidスマートフォンとの連携を意識したヘッドセット「SBHシリーズ」を展開しています。そこに新たに追加された、音楽や通話をワイヤレスで楽しめるクリップ型のコンパクトなBluetoothステレオヘッドセット「SBH24」を購入してみました。スクウェアタイプかつ小型レシーバータイプの製品としては「SBH20」以来となるモデルです。

 カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色で、Xperiaの本体カラーと合わせやすいのが特徴です。今回「Xperia XZ1 Compact」のカラバリであるトワイライトピンクとSBH24のピンクを合わせてみましたが、かなりピッタリと似合います。

 SBH24の本体サイズは33.5×32.5×13.7mm、重量約15gとコンパクト。例えるならチロルチョコくらいで、身に着けてもジャマにならないサイズ感が魅力。

 本体には3.5mmステレオミニジャックがあり、好みのヘッドフォンを接続してBluetoothレシーバーとして使うことができます。連続音楽再生時間と連続通話時間はそれぞれ最大約6時間。充電時間は約1.5時間となっています。

 コンパクトな本体の下部にはストラップホールが空けられたクリップがあります。上着やカバンにはさんで取り付けたり、ネックストラップで首から下げたりといったように装着方法は自由自在。

 クリップ部はキレイなステンレス素材でSONYロゴが映える仕上げ。クリップ側を表にして装着しても違和感がありません。また、小型ながら上面に大きく押しやすいマルチファンクションキーと、側面にスライド式の電源スイッチとボリューム(+/-)キーといったシンプルなスタイル。

 マルチファンクションキーは押すとペコペコと凹み、音楽メディアの再生や一時停止、通話用のボタンとして使える便利なボタンです。充電端子には、最近のXperiaが採用する両面挿しのUSB Type-Cを採用しています。

 付属の密閉型インナーイヤーヘッドフォンは密閉ダイナミック型。9.2mmドーム型のドライバーを備え、本体カラーと合わせたイヤーピースに、ドライバー部分に小さいながらもきちんとソニーロゴも入っています。

 イヤーピースはS/M/Lサイズがそれぞれ2個づつ用意され、耳のサイズに合わせてフィット感を変えられます。ただし、オマケ的要素が強くその質感はそれなり。ややタッチノイズが気になります。もっと良いイヤフォンを持っているというユーザーは、好みで変更すると良いかもしれません。

 SBH24を使うには、Xperiaとのペアリングが必要です。XperiaとSBH24の上面にあるNFCマーク同士を近づけると自動でペアリングしてくれます。ワイヤレス機能としてはBluetooth4.2準拠で、利用できるプロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP。音声コーデックはSBC、AACです。

 マルチポイントに対応しており、2台の携帯電話の着信待受けが可能。さらにマルチペアリングにも対応しており最大8台まで機器登録できます。

 Xperiaとワイヤレス接続すると、音楽を聴くほか本体に搭載されたマイクを利用してハンズフリー通話用にも使えます。

 もうひとつ便利な機能として、「Googleアシスタント」にも対応しています。SBH24のマルチファンクションキーを長押しすると、XperiaでGoogleアシスタントが自動的に起動します。

 仮にXperiaがポケットやカバンに入ったままでも、「今日の天気は?」「音楽を再生して」といったことから「今日のニュース」「お台場まで電車で行く方法教えて」「YouTubeで○○の動画が見たい」など音声入力すると、SBH24を介してイヤフォンから音声で応答してくれます。

 両手が荷物で塞がっていてXperiaに触れない、というシーンでも声だけで知りたい情報を検索できて、なかなか便利です。コンパクトで見た目もかわいく、Xperiaとカラーコーディネートできるワイヤレスヘッドセットとしては、なかなか良いチョイスではないでしょうか?

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スリープタイマーを使って音楽を自動的に止めるXperiaテク

すぐに使える! XperiaのTIPS集
第83回

2017年12月02日 10時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

 Xperiaはハイレゾ対応や接続したイヤホンのチューニングなど、音楽再生機能も特徴のひとつで、ミュージックプレーヤーとして活用しているユーザーも多いはず。音楽好きのユーザーなら四六時中音楽を再生してXperiaでのミュージックライフを満喫したいところですが、さすがに睡眠中に再生するのはもったいない。

ミュージックプレーヤーとしても使いやすいXperia

 そこで就寝時にBGMとして再生する場合は「スリープタイマー」を使って、自動で再生が停止するように設定しておきましょう。設定方法はミュージックアプリの右上にあるメニューボタンをタップして、「スリープタイマー」を選択します。

メニューからスリープタイマーを選ぶ

 あとはポップアップウィンドーに表示されたタイマー時間を選んで「OK」をタップするだけ。タイマーは「OFF」から「10分」「30分」「1時間」「2時間」の5項目が用意されているので、睡眠までの時間を考慮して選びましょう。ちなみにスリープタイマーをセットすると、ミュージックアプリのメイン画面に再生停止までの時間が表示されます。

メイン画面に停止までのカウントダウンが表示される

 カウントダウンには「キャンセル」ボタンもあるので、もしタイマーを止めたいときは「キャンセル」ボタンをタップすればオーケーです。タイマー終了が近くなると徐々に再生音量が小さくなるので、睡眠への妨げにもなりません。寝付きの悪いユーザーはヒーリングミュージックとスリープタイマーを組み合わせて使うのもオススメです。

※Xperia XZ Premium SO-04J/Android 7.1.1で検証しました。



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待望のSIMフリー版「Xperia XZ Premium」が登場 ドコモ版との違いは端末と回線

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XZ Premiumユーザー専用のnuroモバイルのオプションも登場

2017年11月28日 17時30分更新

文● ゆうこば

 ソニーネットワークコミュニケーションズ(以下、ソネット)は11月28日、SIMフリー版「Xperia XZ Premium」の取り扱いを発表。さらに、XZ Premiumユーザー専用サービス「プレミアム帯域オプション」もスタートします。

Xperia XZ Premiumはほぼグローバル仕様

 Xperia XZ Premiumは、ドコモが2017年夏モデルとして発売したスマホ。5.5型の4K HDR対応液晶、Snapdragon 835、4GBメモリー、64GBストレージと、現状最高レベルのスペックを誇るフラグシップ機です。



正面。カラーバリエーションはDeepsea Blackのみ 背面。キャリアロゴは一切なく、メーカー名などは最小限。NFCロゴがプリントされているが、FeliCaにも対応

 今回、ソネットが扱うXpeira XZ Premiumのモデル番号は「G8188」。基板や対応バンドなどハードウェア的にはドコモ版である「SO-04J」と同等ですが、背面などはキャリアロゴのないグローバル準拠のものとなっています。同梱品として、国内キャリア版にはないACアダプター(Quick Charge非対応)とUSB Type-Cケーブルが入っています。



型番はG8188、出荷時のOSはAndroid 7.1.1 もちろん技適は通っている

 ソフトウェア的にも、キャリアメールアプリや通話アプリ、マーケットアプリなど、キャリアアプリは一切入っていない状態。一部、「AbemaTV」や「みんゴル」「nuroでんわ」などソネットのプリインストールアプリは入っていますが、実機で確認したところ削除可能な状態でした。




プリインストールアプリ一覧。速度計測アプリは発表会用に入れたもので、このほかにも「nuroでんわ」アプリが入っている



50GB弱ぐらいの内蔵ストレージが利用できる。また、みんゴルなどのアプリの多くは削除可能

 また、ソニーモバイル直営のサポートサービス「Xperia Care」や使用するアプリを最小限まで抑えて省電力化する「Ultra STAMINAモード」も有効となっています。ただし、端末自体はSIMフリー仕様ですが、ソネットでは国内外の別のSIMを使用した際の動作は保証しないとのこと。

 なお、出荷時のOSはAndroid 7.1(Nougat)。ドコモ版は12月以降にAndroid 8.0(Oreo)に対応する旨が発表されていますが、ソネット版も「ドコモ版とほぼ同じタイミング」でアップデート予定のようです。



ドコモ版はドコモがサポートするため必要がなかった「Xperia Care」がプリイン ドコモ版では「緊急省電力モード」になっていた部分も「Ultra STAMINAモード」に



アンテナピクトの表示もドコモ版と微妙に違う。ドコモ版はLTE環境下であれば「4G+」と表示されるが、SIMフリー版は「LTE」もしくは「LTE+」と表示される。同社担当者いわく「キャリアアグリゲーション(LTE-Advanced)環境下の表示」とのこと

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“完全ワイヤレス”を実現するイヤフォン「WF-1000X」:Xperia周辺機器

魅惑のXperia周辺機器
第80回

2017年11月26日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

 Xperiaにとても相性がいい、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドフォン「1000Xシリーズ」のうち、以前連載でオーバーヘッドタイプの「WH-1000XM2」をご紹介しました。今回は、左右完全独立タイプでハンズフリーなのがうれしい「WF-1000X」をご紹介したいと思います。

 ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000X」は、左右がそれぞれ独立しており、耳に装着すると一切ケーブルもなくノイズキャンセリング効果も得られるという超便利イヤフォンです。

 ケーブルがないということは、イコール耳の穴(外耳孔)だけで本体を保持するということになるのですが、果たして耳に入れていて落ちたりしないのか、という不安がつきまといます。

 WF-1000Xの形状をよく見ると、一般的なカナル型イヤフォンに比べて耳に挿し込む部分が長くなっていることがわかります。加えて、装着性をアップするために、ドライバーの根元部分に付いているフィッティングサポーターなるものが、耳の内側にうまくひっかかり、この二重の工夫で装着時の安定度が随分と増します。

 通常のものと比較すると明らかに長めの「ハイブリッドイヤーロングピース」がSS/S/M/Lの4種類、2種類の硬度のシリコンゴムに独自開発のシリコンフォーム素材を組み合わせた「トリプルコンフォートイヤーピース」がS/M/Lの3種類付属します。

 「ハイブリッドイヤーロングピース」の長さや、「トリプルコンフォートイヤーピース」の発泡シリコンの柔らかさもフィッティングに影響します。しっかりと耳の中で保持されることと、密閉感につながる聴きごこちや低域感や遮音性にも関わってくるところです。

 実際にWF-1000Xを装着してみると、イヤーピース部分の長さとフィッティングサポーターが耳の穴近くのフチ(耳甲介腔)にあるホールド感もあり、適度な装着感が得られます。激しく首を振ってもジャンプしても、そうそう外れそうにありません。

 両耳でしっかり装着できていれば「落ちるかも」という意識もなくなるので、まさに両手フリーな気分が味わえます。ただし、あくまでもインナーイヤー型を装着している状態と同じなため、長時間付けておくと疲れる場合もあります。

 WF-1000Xには、バッテリー充電機能が付いたイヤフォン収納ケースが付属します。microUSBケーブルをキャリングケースにつないで充電しておくことでWF-1000Xを2回フル充電できるため、移動時にはまさに必須アイテム。

 イヤフォン収納ボックスとしてもかなりの省スペースなので、カバンに忍ばせても邪魔にならないサイズ感です。左右のイヤフォンをそれぞれに所定の場所にカチッと音がするまで挿し込むと、イヤフォンの電源が自動的にオフになって充電が開始されます。ケースから取り出すと自動的に電源がオンになり、それと同時に左右チャンネルのペアリングも自動で行なわれてすぐに使えるようになります。

 フル充電にかかる時間は約1.5時間です。WF-1000Xのバッテリー駆動時間は公称値で3時間で、それ以上は連続して長時間の使用はできませんが、聴き終わったらキャリングケースにしまい、また聴きたいときに取り出すといった通勤や出張のようなシチュエーションであれば、特に不便なく使えそうです。

 WF-1000Xの性能としては、6mm径のダイナミック型ドライバーにCCAWボイスコイルやネオジウムマグネットを採用。イヤフォンの形状としてはカナル型タイプで、再生周波数帯域は20Hz-20kHz。

 Xperiaと連携して使うには、Bluetoothのペアリングが必須です。もちろんカンタン便利なNFCが備わっていますが、NFCでのペアリングは、イヤフォン本体ではなくキャリングケースと行ないます。

 ケースからイヤフォンを取り出して電源が入った状態にして、キャリングケースの裏側のNFCマークにXperiaを近づければペアリング完了です。これ以降は、NFCを近づけるだけで切断も再接続もワンタッチです。

 そして小さいながらも、操作系の物理ボタンが左右イヤフォンにひとつづつ備わっています。左側イヤフォンのボタンでは、電源ON/OFF(2秒押し)、ノイズキャンセリングON、アンビエントサウンド(外音取込)、OFF。

 右側イヤフォンのボタンでは、電源ON(OFF時は左のみ)、再生(1回押し)、曲送り(2回押し)、曲戻し(3回押し)、着信時に受ける終話する(1回押し)といった動作ができます。さすがにボタンの役割を変更するカスタマイズはできませんでした。

 さらにXperiaとの親和性を向上させるのが、スマホ専用アプリ「Headphones Connect」をインストールしての連携です。

 このアプリを使うと、ノイズキャンセリングをオンオフしたり、外音のコントロールとして、音楽を聴きながらも周囲の音を取り込んですべてが聞こえる「ノーマルモード」と、騒音は低減しつつ人の声だけは取り込む「ボイスモード」の使い分けができます。

 また「音質モード(音質優先モード/接続優先モード)」の切り替えや、「イコライザー」といった音質調整もこのアプリから操作できます。



 あらかじめ止まっている時/歩いている時/走っている時/乗り物に乗っている時の4パターンから、それぞれ外音取り込みの状態をこのみで設定しておくと、自動的にノイズキャンセリングの設定を自動的に切り替えてくれる「アダプティックサウンドコントロール」も非常に便利です。

 XperiaのOSであるAndroidの「Googleアシスタント」の呼び出し(右側ボタンを2秒押し)も可能です。なにしろWF-1000Xが小さく、遠目に見ると何もつけてない人が独り言を言っているようにも見えるので少し気恥ずかしさもありますが、手放しでGoogleに問いかけられるので、なかなか便利に使えます。

 ただし、WF-1000Xに弱点がないわけでもありません。まず、BluetoothのコーデックがSBCとAACしかなく、最近のXperiaが対応するLDACに非対応ということです。

 意外にも、耳へのフィット感の良さとノイズキャンセリングで静けさを手に入れられることもあり、左右独立したワイヤレスインナーイヤーだからといって音質が悪いということもなく、心地よく音楽に浸れます。

 音質の部分よりも、左右のヘッドセットへ音声通信の橋渡しをしているという構造上、Xperiaで再生した音からの遅延は気になるところ。特に動画視聴時には人物のセリフの口の動きと聞こえてくる音声のズレがあったり、アプリでゲームをプレイした場合の画面と音の遅れはかなり気になるレベル。音楽鑑賞がメインの使い方が向いています。

 また、無線の電波が飛び交っている場所では、左側のイヤフォンから聴こえるものの右側のイヤフォンから聞こえなくなるという現象が発生したのも気になりました。

 ツッコミどころも多々ありながら、WF-1000Xの圧倒的な魅力は、両耳に装着したイヤフォンだけですべてが完結することです。ケーブルの煩わしさがなくなるうえノイズからも解き放たれるという快適さは、音楽をスマートに聴きたい、かっこよくスタイリッシュに使いたいといったユーザーにはピッタリではないかと思います。

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Xperia XZ Premiumの4K&HDRディスプレーをさらに使い込む

Xperia XZ Premiumロングランレポート
第22回

2017年11月23日 10時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

 「Xperia XZ Premium(SO-04J)」のウリはなんといってもディスプレーです。4KのHDR対応パネルは、発売から半年近く経過した今でもトップクラスのクオリティーです。

液晶ディスプレーの発色などが調整できる機能も装備している

 このディスプレーパネルをさらに自分好みにカスタマイズできる機能が、設定に搭載されています。設定アプリの「画面設定」へとアクセスすると、「画質」の分類に「色域とコントラスト」、「ホワイトバランス」、「動画再生時の高画質処理」の3つがそれ。



設定の画面設定をタップ ディスプレーの画質について3つの設定項目が用意されている

 「色域とコントラスト」では、画面の色味を「プロフェッショナルモード」、「スタンダードモード」、「ダイナミックモード」の3つから選択可能。それぞれ選択すると画面上部に表示されているサンプル写真の色味がかわるので、どんな効果があるかわかりやすいでしょう。



プロフェッショナルモードは、実際の色に近く表示される スタンダードモードはディスプレーの特性に合った鮮やかな発色が特徴


ダイナミックモードはスタンダードよりも色鮮やかに強調される

 基本的には「スタンダードモード」を選んでおけばOKですが、写真を撮影する際に、より実際の色に近い発色で表示したい場合は「プロフェッショナルモード」を選ぶといった使い分けができます。

 また「ホワイトバランス」では、画面の色温度を調整可能です。こちらも基本的には標準設定にしておけばOKですが、ディスプレーを見ている場所の照明の影響で色温度を調整したいときに便利です。

スライダーの位置で、RGBの調整が可能

 「動画再生時の高画質処理」は、Xperia XZ Premiumに搭載されている、X-reality for mobileの効果をオン・オフにできる設定です。基本的にはこれもオンで問題ありませんが、実際に撮影した動画が本当はどれくらいのクオリティーなのかチェックしたいときはオフにします。



高画質処理はオンとオフの切り替えのみ デモムービーでX-reality for mobileの効果が確認できる

 高画質で高精細なディスプレーだからこそ、細かく設定して使いたいもの。そういったこだわりのユーザーの要望にも応えてくれるのがXperia XZ Premiumのうれしいポイントですね。

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Xperia XZ1/Xperia XZ1 Compactがついに発売!

2017年11月18日 12時00分更新

文● 二子/ASCII編集部

 Xperiaの今冬モデル「Xperia XZ1」が主要3キャリアから先週10日に、コンパクト機「Xperia XZ1 Compact」がドコモから今週17日に発売された。編集部にも実機が到着したので、あらためてチェックしていこう。

Xperiaの冬モデル「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」が発売

 今回編集部に到着したのはともにドコモ版。Xperia XZ1のロゴの位置などが3キャリアで異なるのは従来と同様だ。

 まず、Xperia XZ1はWarm Silverというカラバリ。パッと見は普通のシルバーに近いモノで少々地味目と感じるのだが、よく見るとやや黄みがかったシルバーが他社ではあまり見られない色合い。7.4mmという前モデルのXperia XZsから大幅に薄型化された筐体に加え、約156gの軽量さにより、実際に手に取るとやっぱり欲しくなる。



コンパクトなパッケージで編集部に到着。Xperia XZ1 Compactはドコモからのみ発売



Warm Silverのカラバリは背面はややわずかに暖色が加わったシルバーだ



さらに薄型になったほか、カド部分の滑らかさなど、デザインの完成度は高い



前面は素材の関係もあってより暖かな印象に。国内では希少なAndroid 8.0搭載端末でもある

 一方のXperia XZ1 Compactはシンプルに「Black」というカラバリ。Twilight Pinkなど他の色と比べるとインパクトが強いわけではないが、黒いカタマリ感のある筐体は収縮色ということもあって、実際のサイズ以上にコンパクトに見えるのが魅力的だ。



コンパクトモデルの「Xperia XZ1 Compact」。カタマリ感のあるシンプルな外観だ



サラッとした手触りが好印象。USB端子は前年モデルと同様にType-Cだ



ピンクの端末は前年モデルの「Xperia X Compact」。サイズはほぼ同じだが、背面がクリアな素材から金属調になるなど、デザインには大きく変更が加わっている

 カメラも含めて、実機を使っての詳しいレビューは順次お届けする予定なので、お楽しみに!

  Xperia XZ1
SO-01K
Xperia XZ1 Compact
SO-02K
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
ディスプレー 5.2型液晶 4.6型液晶
画面解像度 1080×1920ドット 720×1280ドット
サイズ 約73×148×7.4mm 約65×129×9.3mm
重量 約156g 約143g
CPU Snapdragon 835
2.45GHz+1.9GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB 32GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
OS Android 8.0
最大通信速度 下り最大788Mbps 下り最大644Mbps
VoLTE ○(HD+)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:1920万画素
/イン:1320万画素
リア:1920万画素
/イン:800万画素
バッテリー容量 2700mAh
FeliCa/NFC ○/○
ワンセグ/フルセグ ○/○ ○/×
防水/防塵 IPX5,8/IP6X
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
連続待受時間(LTE/3G) 約420時間/約460時間 約430時間/約460時間
連続通話時間(LTE/3G) 約1170分/約990分 約1290分/約1010分
カラバリ Moonlit Blue、Warm Silver、Black、Venus Pink White Silver、Black、Horizon Blue、Twilight Pink



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Xperia XZ Premiumで海外ローミングSIMを使ってみた

Xperia XZ Premiumロングランレポート
第21回

2017年11月18日 10時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

 レポート中の「Xperia XZ Premium(SO-04J)」はドコモ版ですが、SIMロックを解除してあるので、ドコモ以外のSIMを挿入して使用可能です。そこで今回は海外旅行でSIMを挿し変えてモバイル通信にチャレンジしてみました。

ドコモ以外のSIMを挿して海外で通信してみた

 といっても渡航先でプリペイドSIMを購入するのではなく、アプリでプランを購入して、世界各国でデータ通信が可能となるiFREE JAPANの「MOGO S SIMカード」(https://www.ifreejp.com/)を使いました。これは9月に東京で開催された旅行業界の展示会「ツーリズムEXPOジャパン」に出展していたiFREE JAPANのブースでテスト用に配付していたSIMです。

お試し用として配付されていた「MOGO S SIMカード」

 まずは専用アプリをインストールして、配付されたSIMを登録。あとはアプリから渡航先に合ったプランを購入します。データ通信のプランは国によっても異なりますが、アジアやヨーロッパといった複数ヵ国対応の場合、おおむね2ドル/1日。高速データ通信は300MB/1日でそれを越えると低速になります。300MB/1日もあればテザリングでPCやタブレットをつなげたりしないかぎり十分です。



専用アプリをインストールしてSIMを登録 欧州プランは1日2ドル。APNもここに記載されている

 あとはSIMをXperia XZ Premiumにセットして、APNを設定すればOK。しばらくすると、現地の電波をキャッチしてデータ通信ができるようになりました。ちなみに、iFREEは香港が本社のサービスなので、香港以外で通信をする場合はローミングデータをオンにする必要があります。



ローミングSIMなので基本的には海外ローミングでの通信をオンにして使う 香港で計測した結果、下り20Mbps以上と十分な速度

 この「MOGO S SIMカード」を使って、アジアでは香港とマカオ、韓国、ヨーロッパではドイツでテストしてみましたが、どの国もトラブルなく利用できました。現地でプリペイドSIMを買うのと違い、日本であらかじめ準備できるし、飛行機を降りたらすぐに通信できるのが便利です。

 Xperia XZ Premiumとの組み合わせも問題なし。今後も使用していきたいところですが、配付されていたSIMは期限が11月下旬まで。日本でも正式にサービスインをする予定とのことなので期待しましょう。

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NGT48のフィギュアももらえる! Xperia XZ1の3DクリエイターがDMMとコラボ

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最新のXperiaで使える「3Dクリエイター」がスゴイ

 ソニーモバイルとDMM.comは11月16日に、共同発表会を開催。ソニーモバイル製新型スマホ「Xperia XZ1」「Xperia XZ1 Compact」に搭載された「3Dクリエイター」とDMM.comのDMM.makeによる「3Dプリント」サービスの共同施策がお披露目になりました。

Xperia XZ1でスキャンした3Dデータを
アプリから直接DMM.makeに出力発注できる

 すでに発売中のXperia XZ1や、11月17日発売のXZ1 Compactでは、内蔵センサーやカメラを活用し、スマホ単体で人の顔や頭部や小物などの3Dスキャンができる「3Dクリエイター」機能が搭載されています。



対応するXperia単体でスキャンが可能。メガネは現状非対応だが、帽子や髪飾りなどはそのままスキャンできる

 3Dクリエイターで作成した3Dモデルは、同じくプリインストールのカメラアプリ「ARエフェクト」上のオブジェクトとして使ったり、各種メッセンジャーアプリなどに送れるアニメーションGIFを生成するのに活用できます。

 ちなみに、ドコモ向けのXpeira XZ1、XZ1 Compactなどではオリジナルのマチキャラにすることも可能。これらの機能は出荷後に配信されているソフトウェアアップデートを適用することで利用可能となります。



スキャンしたデータは3Dクリエイターアプリ内で一覧表示できる 3Dデータの用途は各モデルの共有メニューから選択できる



3Dアニメーションでは、作成したモデルにさまざまなポーズや衣装を着せ替えて、オリジナルの動くスタンプがつくれる ライブ壁紙にも指定でき、画面遷移や再起動時などにクルクル回転する



ドコモ版Xperia XZ1、XZ1 Compact、XZ Premiumには「3Dマチキャラクリエイター」が搭載され、マチキャラもオリジナルのものにできる なお、Xperia XZ Premiumの3Dクリエイター対応は、12月予定のAndroid 8.0(Oreo)アップデートと同タイミングになる

 また、スキャンした顔や頭部は3Dプリンターで出力が可能。今回の共同施策により、3Dクリエイターアプリ上からDMM.makeへの発注が可能になります。

 Xperia上で発注できる出力メニューは全部で4種類。2種類は既存の出力メニューにもあるもののXperia限定価格で提供。新登場の全長7cm程度の「3頭身のデフォルメフィギュア」は4800円、全長13~15cmほどの「スタンダードフィギュア」は8900円です。

 ほかの2種類はXperia限定のメニュー。顔の部分だけプリントする「顔の3Dプリント」が1980円(5cm)、3980円(7cm)、6980円(10cm)。「頭部の3Dプリント」が2980円(5cm)、4980円(7cm)、8980円(10cm)になっています。



3頭身のデフォルメフィギュア スタンダードフィギュア


会場にはTGS 017で「昨年のおバスタブ(プール)演出の代わりでは?」と関係各所にツッコまれた水着フィギュアがこっそり置いてあった。このフィギュアもXperia XZ1でスキャンし、DMM.makeで出力したものだったらしい(画像をクリックするとXperiaのTGS2017レポート記事へ)

 「3頭身のデフォルメフィギュア」と「スタンダードフィギュア」については、頭部のデータだけをDMM.makeに送信し、首から下は事前に用意されている十数種類のコスチュームから選ぶ形。発送までは2~3週間ほどですが、混雑状況にもよるとのことです。



コスチュームの一例。女性用、男性用、フォーマル、ドレスなどさまざまなものが用意されている

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